リュートによる演奏の手持ち音源捜索の現状(1)
リュートというのは、中世期からルネサンス期を経てバロック期まで製造・演奏されていた楽器。現代のギターの御先祖様という、主に古楽という分野で演奏に使われている楽器です。
最初は歌唱の伴奏にリュートが使われていましたが、やがて独奏曲が作られるようになりました。特徴的なのは「タブラチュア譜」という楽譜が、当時は手書きで複製されて広まっていました。
中世期の曲が、あまり今に残らないのは、そのタブラチュア譜の残存数が少ないためです。
活版印刷の発達によって楽譜が多く出回り出すと、現代にまで歴史に残る作曲家が現れます。
そこで、今日の音源捜索の話に戻りますと、私の手元にある音源としては、、、。
☆作曲家別
1.ダウランド
2.カプスベルガー
3.ヨハン・セバスティアン・バッハ
の3名の作品が見つかりました。演奏時間で約1時間15分の分量となります。
☆演奏者別1(リュート)
1.ポール・オデット
2.坂本龍右
3.コンラート・ユンゲヘーネル
4.ヤコブ・リンドベルイ
5.ホプキンソン・スミス
6.トマ・ダンホール
☆演奏者別2(アーチリュート)
1.トマ・ダンホール
ややや、ここでアーチリュートという、似ているけど別の楽器が、いきなり登場です。こちらは、ルネサンス後期からバロック期にかけて演奏されていた楽器です。
リュートが少し発達して低音域が、より充実して聴こえるように工夫されている模様です。これは今回、それぞれの楽器による演奏を聴き比べると実感出来るでしょう。
捜索は、まだ途中です。来週の水曜日までは続けますので更に増えることでしょう。
その結果を(2)として来週に投稿する予定ですので、いま少しお待ち下さいませ。
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