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私が仕事をやめたくなる時

いまの職場で働きはじめて半年くらいになりますが、はじめて辞めたくなっていました。まあ仕事をしていれば辞めたくなるなんて日常茶飯事なので、むしろ半年もの間そんな気持ちにならなかったということは、とても良い職場なんだと思います。

今まで私は何度か転職をしています。振り返ってみると、その動機は

  1. これ以上とどまっていても自分が成長できないと思った。

  2. 大きな仕事をやり終えて環境を変えたくなった。

の二つにだいたい集約されることに気づきました。

1 の理由は健全だと思うのですが、2 のほうはよく考えてみると少し燃え尽きの要素があるのかなあと思います。だって大きな仕事をやり終えた達成感が、その職場で次のチャレンジをするエネルギーになることだってあり得るじゃないですか。そうならずに環境を変えようとなる時は、どこかで「これ以上ここで頑張るのは無理」という気持ちがあったような気がします。

仕事が楽しければ楽しいほど、我を忘れて打ち込んでしまう。逆もありますよね。自分のエネルギーを投入すればするほど、その仕事をやり遂げたときの達成感は大きい。燃え尽きないようにエネルギーをセーブできればいいんでしょうけど、本当に仕事が面白いときにそんなことは無理なんです。

とても困難な、でも会社にとっても社会にとっても意義が大きいプロジェクトが成功した後って、なんか退職者が増えますよね。まあそういうことなんだと思います。ただそれはそれで悪いことではないんだと思います。困難なプロジェクトをやりきった人材が各所に散らばって、あちこちでまた新たなプロジェクトの推進力になるのですから。

でも転職することで、もとの職場で築いてきた人的なネットワークとか、失うものも少なからずあります。我を忘れて打ち込んだ仕事が終わったあとに、辞めたくならないようにするにはどうしたら良いのでしょう。いまの辞めたい気持ちとも少し重なる部分があるんですよね。

よく考えてみると、(私の場合)自分が投入したエネルギーに比例して、「評価してほしい」レベルがどんどん上がってしまう気がするんです。でも頑張れば頑張ったほど評価されるほど世の中は甘くないですよね。根回しが足りなかったとか、予想外の障害が生じたとか、他人がそもそも仕事の意義を理解してないとか、いろんな理由で評価は左右されてしまう。でも自分はこんなに頑張ったのに・・・みたいな気分になってしまうと、まあ辞めたくなりますよね。

私は何のために仕事をしているのでしょうか。それは間違いなく自分の満足のためです。だから自分の仕事の価値は、自分で決めていいはず。というか、自分にしか決められないはず。分かってる、分かってはいるんですけどね。。。笑

まあ自分が期待したように評価されないときは、たいてい自分自身にも非があるものなんです。そうした材料が得られたことを前向きにとらえて、次はもっと完成度の高い仕事をするぞ、という気持ちに切り替えるのが良さそうです。幸い今の職場には私の努力をいつも分かってくれる上司や同僚がいるので、ときどき話を聞いてもらいながらやっていきたいと思います。

最後まで読んでくださった方、今回は何の学びにもならない私のもやもやに付き合って下さりありがとうございました笑。おかげでちょっとすっきりしました。また明日からがんばります。

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