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もやもやしたら本屋に行きます

いつも食料品を買うのにしか使わない近所の商業施設があります。
あ、無印良品はたまに日用品を買うのに使うかな。アパレルショップとかは年に数回しか行くことがないです。ていうかむしろ服も無印で買ってしまう。笑

そこには本屋さんも入ってるのですが、やはり普段のスーパーマーケットまでの経路からは外れているので、普段は足を運ぶことはありません。

でもたまに、ぼんやりしながらその商業施設を歩いていると、自然と本屋さんに足が向くことがあります。これだけ聞くと何やらおしゃれな感じに思えるかもしれませんが、私の場合はあまりコンディションが良くない徴候です。笑

本屋さんに入ると、入り口付近の雑誌コーナーはスルーしてまっすぐに文庫本のコーナーへ行きます。ジャンルはだいたい小説から。推理小説とかじゃない普通のやつ。

本棚と本棚に挟まれた空間で、しばらくぼーっとしています。
そのうち表紙の絵とか、題名とか、目につくものがあれば手にとって、裏表紙にかかれているあらすじを読んでいきます。

十冊くらいそんなことを繰り返しているうちに、「あ、この本読んでみようかな」という本が見つかってきます。逆に、いくらベストセラーとかいう帯が付いていても今の自分には入り込めそうにないな、という本も結構あります。

そんな感じで、先日私が買ったのはこの本でした。

(他にも二冊買ったのですが、それはいずれ読んだ時に・・・)

こうやって、時間をかけて今の自分に合った本を選ぶと、本屋を出るときには不思議と気持ちが軽くなっているんですよね。

それはなんでだろうって考えてみたんですけど、今の自分にすっと入ってくる本と、そうでない本を選り分けるという作業自体が、自分のなかでまだ形になっていないものを整理してくれているのかもしれないな・・・と。

あらすじを見た時に、このテーマは大事なんだろうけど今は向き合いたくないと思えば、本棚に戻せばいい。
山のようにある本から、自分が準備できていることを選んで、順番に手をつけていけばいいっていう感じも良いですよね。

こういう作業ができるので、私はリアルな本屋さんが大好きです。慣れれば Amazon とかでもできるのかもしれないけど、いろんな本を手に取りながら自分の内面に降りていくのは私にとってかけがえのない時間かもしれないと思うのです。

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