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沖縄なのに緑溢れる自然が魅力の大東諸島を2泊3日で旅行しました。

こんにちは。今年既に沖縄に2回行っているいそかわです。それだけ沖縄にハマってしまいました。

今回は、2023年6月に沖縄・大東諸島を旅行してきましたので、報告をいたします。と言っても「大東諸島ってどこだよ」という方も多いと思うので簡単に大東諸島について説明しますね。

南大東島にある岩盤をくり抜いて作った海水のプール「海軍棒プール」。大東諸島には沖縄らしい白い砂浜はほとんどない。

大東諸島は、沖縄本島から約360kmほど東に行った先にある諸島です。有人島は北大東島と南大東島の2つだけです。人口も2つの島を合わせて2,000人弱という小規模な諸島です。沖縄の有名な観光地である宮古島を中心とした宮古諸島の人口が5万人弱ですからね。いかに大東諸島が小規模な諸島か理解いただけると思います。

大東諸島はいわゆる九州から台湾にかけた南西諸島の島々から見ても大きく離れております。

南西諸島の地図(Wikipediaより引用)一番右にある縦長の⚪︎印が大東諸島。南西諸島の他の島々から見れば大きく離れているのがよくわかる。

地図の通り、これだけ沖縄本島から離れているので、琉球王国時代は無人島だったそうです。ただ、実在する島として琉球王国の人々には語られていたようで、「うふあがり島」と呼ばれていたようです。「うふあがり島」はうちなーぐち(沖縄の言葉)で「はるか東の島」という意味です。そしてその「うふあがり」を漢字で書くと「大東」となるため、明治期に大東諸島と名付けられたようです。

そんな大東諸島を最初に開拓したのはウチナーンチュ(沖縄の人々)ではなく、なんと伊豆諸島の八丈島の人々だったそうです。八丈島と大東諸島って約1,150km離れていますからね(Google Mapにて測定)。最初開拓した人々はよくこんな距離を移動したなって思います。1,150kmって東京から稚内の距離よりも長いですからね。しかも直線距離で行こうとしたらずっと船の上ですよ。私だったら航海中30回は後悔すると思います(親父ギャグ)。

八丈島の人々が開拓した経緯から、沖縄なのにどこか沖縄っぽくないというか、琉球王国の文化とは異なる日本的な文化が垣間みれるんですよね。名物が大東寿司という八丈島の島寿司をルーツにしたものだったり、「ようこそ」という意味で八丈島の言葉「おじゃりやれ」が使われていたり。

北大東島で食べた名物「大東寿司」。醤油で漬けにしたお寿司。八丈島の島寿司も美味しいけどこっちも好き。
南大東島で宿泊したホテルで撮影。沖縄なのに「めんそーれ」じゃないんですね。大東犬のイラストが可愛い。

そんな沖縄なのに沖縄っぽくないところに惹かれ、大東諸島は行ってみたい場所だったんです。思い立ったが吉日、と沖縄本島を旅行した1ヶ月後に大東諸島行きの飛行機とホテルを予約してしまいました。はっきり言ってやばいやつです。沖縄に取り憑かれている自覚はあります。ちなみに、大東諸島の文化のルーツである八丈島とその隣の青ヶ島に行った時の経緯は以下のnote記事にまとめているので、ぜひ読んでみてください。(この記事のメインは青ヶ島なんですけどね笑)


6月某日金曜日の夜。世間も華金で浮かれ気分ですが、私はその10倍は浮かれ気分で半袖短パンで沖縄に向かうためにいつもの如く羽田空港にやってきました。

ANAは夜遅くまで那覇空港行きの便が出てくれるので大変有り難い。(ANA信者)

大東諸島へは東京からは直接行けないので、まずは那覇に向かう必要がございます。本当は次の日の朝に那覇空港に行けば大東諸島行きの飛行機には間に合うのですが、次の日に行きたいお店があったので前乗りすることにしました。

ということで那覇空港に到着…したのですが飛行機が遅れてしまいゆいレールの終電に急いで乗ったため、こんな画像しか残っておりませんでした。ぜんざいバーです。沖縄のぜんざい美味しいですよね。

そもそも沖縄のぜんざいは本土のそれとは異なり金時豆のかき氷である。そんなぜんざいをバーにしてしまうなんて沖縄 of 沖縄な商品。

そして翌日、那覇・安里の街を少し街ブラしてから、お目当てのお店に向かいました。

咲いている花も南国風情が漂っていて大変良い。

私がどうしても来たかったそのお店は「あかね食堂」です。あかね食堂に関してはガレッジセール・ゴリさんが自身のYou Tubeチャンネル(ゴリ★オキナワチャンネル)で紹介している動画を見ていただくのが一番魅力が伝わると思うので、ぜひご覧ください。ゴリ★オキナワチャンネルはウチナーンチュのゴリが紹介したい店を紹介しているから信頼度高いし、本土の人間が知らない琉球王国・沖縄の文化等も交えて色々話してくれるから本当好き。個人的には粟国島を紹介する回がおすすめです。

もうですね、おばあのキャラも最高に癒されるし、ちゃんぽんも胡椒のパンチが効いていて美味しいんですよ。この店を知ってから沖縄本島に行くたびにあかね食堂に来ています。

おばあ1人で切り盛りされているのでちゃんぽんが出るまでしばらく待つのですが、スマホを見ていると一通のショートメッセージが。ここで私は一気に不安の渦に巻き込まれてしまいました。なんと、大東諸島行きの飛行機が飛んでも大東諸島に着陸できず引き返す可能性があるとのこと。

大ピンチです。せっかく大東諸島に行くために那覇まで来たのに、このままでは那覇周辺を巡るしかありません。那覇巡りも楽しいですがそれは3ヶ月前に友達としてきたところです。なんとしても避けたい。もうそこからは神様に祈りっぱなしですよ。神様っていろんな人から色々祈られているんだろうなとか考えていました。

そんな不安もよそに、ちゃんぽんが運ばれてきました。しれっとちゃんぽんちゃんぽんと何事もなく言っていましたが、沖縄のちゃんぽんは米料理です。野菜炒めを卵とじしたものをお米の上に乗せたような料理です。長崎・天草の人が沖縄のちゃんぽんを見たらブチギレそう。

ベーコン・ウインナー・カツと肉三種が豪快に入っているちゃんぽん。優しい味なのに黒胡椒のパンチが効いていて、スプーンが止まらなくなる。
沖縄そばはセットで付いてくる。おばあは「スープ」と呼んでいた。おばあ、スープと呼ぶにはそばがたくさん入っているよ笑 ちゃんぽんと沖縄そばがセットで600円だなんて俄かに信じがたい。

この日は黒胡椒を切らしていたようで「胡椒入ってなくてごめんね」とおばあに謝られたのですが、むしろ不安の渦に巻き込まれた私にとっておばあの優しい味付けは心に沁みました。どう転んでもなんとかなるかな、そう思わされました。

そして那覇空港に向かい、沖縄ローカルファストフード店エンダー(A&W)のマフィンを買って、北大東島へ向かうプロペラ機に乗りました。

すごい!プロペラ機なんて初めて!

基本大東諸島へは那覇から飛行機か船なのですが、船だと16時間かかる上に出航日も限られているので、今回は飛行機にしました。

飛行機に乗ったら客室乗務員の方の挨拶も八丈島の言葉「おじゃりやれ」でした。あぁ、本当に大東諸島に向かっているんだ、と感動しながら、北大東島まで約1時間のフライトに立ちました。果たして大東諸島に降り立つことはできるのか…


神様は私に微笑んでくれました。無事北大東島に着陸できました。この地に降り立てない可能性があったことも相まって、もう本当に嬉しかったです。

北大東空港。離島の空港あるある:めっちゃ小さい。

空港に着いたらすぐにホテルの送迎の車に乗り込みました。他にも同じ飛行機で来た方と相乗りしたのですが、釣竿を持っている方が多かったです。私みたいな純粋な観光で北大東島に来る人はレアなのかもしれません。さとうきび畑の中を進んでいくと、今回宿泊したホテル、ハマユウ荘に到着です。

ハマユウ荘。離島の宿泊施設は古いところも多いが、ハマユウ荘はとてもキレイだった。

荷物を部屋に預けたら、予約していたレンタサイクルで島巡りに出発です。

まずはホテルから遠いところを、ということで北大東空港方向に逆戻りしました。そして向かうは沖縄最東端の碑と大東諸島にしては数少ない砂浜のある海岸・沖縄海です。

沖縄最東端の碑。東の果てだからか、人の気配が感じられない。そういえば沖縄最北端ってどこなんだろうね?最南端は波照間島・最西端は与那国島だけど…
沖縄海。これ泳げるの…?でもいわゆる大東諸島内では珍しい沖縄っぽい海岸のある海だから「沖縄海」らしい。

とりあえず沖縄最東端へ来れたので大満足し、次に沖縄にしては珍しい神社の秋葉神社に来ました。よく沖縄の地方や離島に行くとなぜか鳥居のある御嶽があったりするのですが、こちらは歴とした神社です。

秋葉神社。植生は沖縄なのに神社があるから感覚がおかしくなる。
草がボーボーだが土俵らしい。まさか沖縄で土俵を見るとは思わなかった。

沖縄なのに神社にお参りしたら、次は長幕(ながはぐ)に来ました。隆起した珊瑚礁に草木が生えており、緑の壁になってるんですよ。圧巻です。おかげで北大東島は小さい島なのに内陸部にいると海が全然見えません。なんだか二重カルデラのある青ヶ島みたい、とか思ってました。

小さい離島なのに内陸部からこんなに大きな壁があるんですよ。閉じ込められた気分になります。
左から正面奥にかけて壁壁壁。

上の画像でもチラッと見えているんですが、北大東島をひたすら自転車で回っておりました。子供には挨拶されるし島民に話しかけられるしという離島あるあるを経験できました。

大東諸島の道は基本こんなさとうきび畑を突っ切っていくものが多い。ここは沖縄っぽいよね。
柵の中で暇なのかこちらに近づいてきました。ヤギが道端にいるのも沖縄っぽい。

そして、暑すぎて途中生協に寄りながらも入植者が初めて上陸した場所である上陸公園まで来ました。当時の人ってこんな岩肌を上陸したんですね…私が担当者だったら一回持ち帰って検討してしまいそうな場所でした(日本的サラリーマン)

南大東島からここで上陸したから「上陸公園」。
海はとても綺麗だけど、間違って落ちたら助からないだろうな…

高温多湿の中を自転車で巡るのに限界が来てしまい、残りの観光スポットは翌日改めて向かうことにしてホテルに戻りました。ホテルの夕食はとても美味しかったです。特にきんぴらごぼうが美味しかった(大東諸島関係ない)

とんかつと刺身が自転車を漕ぎまくった体にエナジー注入
「分かるよね?」「チンダミするよ」「チャメー!」でお馴染み護得久栄昇先生。琉球放送YouTubeチャンネルでアップされている「護得久栄昇のうちなー漫遊紀」に一時期めちゃくちゃハマっていた。

夕食後に部屋に戻り、ベッドに入れば気付けばなんと朝になっておりました。


2日目、朝食と身支度を済ませれば、南大東島へ向かう飛行機の時間まで、北大東島でまだ巡れていない場所に向かいました。

2日目最初に向かったのは、台風岩です。

これ写真よりで見る感覚より全然大きいですからね。横幅約4.6m高さ約3.3mらしいです。

このなんてことない岩がなんで観光スポットになっているかというと、台風で岩がここまで飛ばされたかららしいです。大東諸島は周りに雨風を防いでくれる陸地が無いため、台風の被害をモロに受けます。強い勢力のまま北大東島に上陸した台風がここまで岩を飛ばしたと考えると台風含め自然って絶対に舐めてかかってはいけませんよね。

台風岩で自然への畏怖を感じたところ、次は北大東漁港へ向かいました。

膨大な人手をかけて岩盤を削っていったんだろうなぁ…

ぱっと見だと「これの何が凄いの?」ですが、なんとこの漁港は沿岸部の岩肌をくり抜いて漁港にしたそうです。確かに北大東島って船を安全に停泊させることのできる場所なんて無さそうなくらい海沿いは岩だらけなんですよね。お金をかけてでも作る価値があったんでしょうね…台風岩と逆でこちらは人の手で自然に抗っております。

漁港を後にし、最後の締めくくりで北大東島燐鉱山遺跡へ向かいました。戦後すぐくらいまでの時期まで燐鉱石を採掘した鉱山遺跡のようです。使用されなくなってからもそのまま放置しているからか、廃墟みたいな見た目になっています。まあ廃墟そのものですけどね。廃墟マニアにはこの遺跡はハマると思います。

どういう構成なのかとかは全く分からないが、自然が人工物を侵食していっている姿が見られる。海沿いの港のあるところなのにこのまま放置されているので初めて見た人は驚くと思う。

北大東島を堪能したところで、宿に戻り昼食で大東寿司を食べて、南大東島行きの飛行機に乗るための送迎のバスに乗って北大東空港へ戻りました。

大東寿司(再掲) 漬けになったネタと甘めのシャリの組み合わせが非常に美味しい。なお、八丈島の島寿司はカラシを使用しているのだが、大東寿司ではわさびを使用しており、通常のお寿司に近付いている。
北大東空港の中に島の地図があった。釣りの名所らしいので釣り好きにとっては天国なんだろうなぁ…

先ほどの上陸公園からバッチリ肉眼で見える距離にある南大東島への往来も、プロペラ機で移動することができます。大袈裟に見えるかもしれませんが、那覇空港と北大東空港・南大東空港の間を三角形の形で巡行することで効率化を図っているんですね。おかげで飛行時間20分というとんでもなく短いフライトが経験できました。条件が揃えばもっと早く着くらしいです。

北大東島から南大東島への移動もプロペラ機に乗る。

ということで南大東島にも無事上陸しました!!

南大東空港もコンパクト。

南大東空港でもホテルの送迎の車に乗り込みました。今回は日曜の宿泊だからか乗員が私だけでした。南大東島でもさとうきび畑の中を進んでいくと、今回宿泊したホテル、ホテルよしざとに到着です。

何故かホテルの外観を写真に収めていなかったので、バスタオルとフェイスタオルの写真で代替(すみません…)多分「よしざと」の文字になるように調整しているのだろうが、「ホテル」の部分が「ホル」になってしまっている。

翌日の送迎の時間までのレンタカーを借りたのですがこの日はもう夕方でしたので、すぐに行けそうな場所だけパパッと巡りました。

まずは鍾乳洞の「星野洞」です。星野さんの土地で見つかったから星野洞らしいです。「星野」って苗字がもう沖縄っぽくない。これが金城洞とか喜屋武洞なら沖縄だなーとか言ってたと思います。

実は鍾乳洞に入るのも初めてだったのですが、これが長い年月をかけてできていった、というのも凄い話ですよね。悠久の時を感じられます。寿限無寿限無五劫の擦り切れです。

つららではなく、魚の鰭のようになっている。なんで鰭みたいになったんだろう…
いやもう凄すぎて意味がわかりません。自然形成でこんな何百本ものつららができるんですね。まだ「竜の歯なんだよ」って言われた方が納得がいきます。

ちなみに、この星野洞には泡盛が寝かせられているらしいんですね。どういうわけかと聞くと「中学卒業と同時に島を出る子供達と一緒に星野洞へ寝かせ、成人のタイミングで一緒に飲む」ためらしいです。エモエモのエモです。私の地元もワインの産地でしたがそんな約束友達や親と全然してませんよ。

星野洞でまた自然すげーってなった後、夕日の広場という島の西側にある海が見える公園に来ました。夕方5時過ぎなのですが、全然夕日じゃなかったです。そりゃそうだわ夏至の時期だしさらに言うとここ経度で言うと九州と同じくらいなんだったわ。夕方5時で太陽がこの高さです。

海が非常に綺麗だった。島民?の親子もいたので、島民も遊びにくる場所なのかもしれない。

そうしてこの日は生協で飲み物だけ買ってホテルに戻りました。ホテルではお待ちかねの夕食でした。

こちらも非常に美味しかったです。スイカが夏を感じられて良かった(メインディッシュじゃない)

2日目も自転車の疲れと久しぶりに運転した疲れで、すぐに寝てしまいました。


最終日、3日目でございます。旅行というのは楽しいからか慣れない環境だからか時間が面白いほどすぐに流れていきます。この日も朝食と身支度を済ませて、まだ回れていない観光地へと向かいました。

最初に向かったのは日の丸山展望台です。高いところから南大東島がよく見えました。北大東島もそうでしたが基本さとうきび畑ですね。

日の丸山展望台という名前が沖縄っぽくない。
南大東島も全然海が見えない。南大東島は北大東島より大きいというのも影響しているかもしれないけど。

次に、ホテルの方がおすすめしていた南大東漁港です。北大東漁港同様、こちらも岩盤をくり抜いて人工的に作られております。いやもう「漁港を作ってやる」という執念みたいなもんですよねここまで来たら。

南大東漁港。北大東漁港とサイズ感は同じくらいかな?

また、岩盤をくり抜いたつながりでいくと、南大東空港の近くに海軍棒プールというプールがあるので、そちらにも行ってきました。流石に入る勇気はありませんでした。私と同じように入らないものの様子を見ている人が何人かいましたね。何のためかは全く分かりませんでした。

波が打ちつけてくるため、海水がバンバンプールの中に入ってくる。プールの中でも魚も一緒に泳いでいるので、生き物や自然好きの子供にとってはたまらない場所だと思う。

大東諸島って岩盤と共に生活しているようにも見えてくるのですが、そんな岩が真っ二つに分かれた場所があるんですよ。その名も「バリバリ岩」。「そこビャー行った先どんつき(=突き当たり)グイー曲がって」とか擬音で会話する関西人も真っ青のネーミングです。

大東諸島って少しずつ移動しているらしいですね。ハワイが日本に近づいている話を思い出しました。
進んでいる方角が90°違いました。北西方向らしいです。学説が変わったとかでこんなことになったんですかね?
実際はもっと暗く、非常に不気味な場所だったのですぐに引き返してしまった。

このバリバリ岩の中の写真、iPhoneの補正がかかっているから明るく撮れていますが、本当は昼間なのにめちゃくちゃ暗かったんですよ。両側が岩の壁であることも相まって、不気味さと押しつぶされるんじゃないかという恐怖感に駆られてしまい、すぐに出てしまいました。

バリバリ岩で自然の恐ろしさを再体験したところで、次は南大東島で走っていたと言われている機関車を見てきました。南大東島ではさとうきびの運搬のために、鉄道が利用されていたようです。さとうきびを運ぶ鉄道のため、シュガートレインと呼ばれていたようです。

どうしても「沖縄は鉄道が無い」都道府県というイメージが先行してしまうため、シュガートレインの存在には大変驚いてしまった。
シュガートレインの保管場所のすぐ近くに、土俵がありました。

お昼ご飯の時間になったので、南大東島の名物、大東そばを食べようと有名店のいちごいちえさんに来たのですが…

嫌な予感が…
あっ…

やってしまいました。定休日でした。ということでせめてもの慰めのために生協で大東寿司を買うことに。

ホテルの方曰く、生協の大東寿司が一番オリジナルに近い味とのこと。

そうして色々しているうちに、飛行機の時間が近付いてきたため、ホテルの送迎の車に乗りました。ホテルの方とどんなところに回ったとか色々話していたのですが、「先週来た観光客は青ヶ島に行ったとか話してましたよ」なんて言われたので大変驚いてしまいました。やっぱり大東諸島に観光に来る人って離島好きだよな…

楽しい会話も束の間、プロペラ機で那覇に戻る時間になってしまいました。

滑走路の上をそのまま歩くなんて経験なかなかできないよね。


那覇空港に戻ってからは沖縄ファミマ限定の富士家の買ったぜんざいを飛行機を待ちながら食べて、そのまま東京に帰って行きました。こいつぜんざい好きだな。

贅沢に別売りの練乳も頼みました。これ食べたことある人だったらご存知だと思うんですけど、めっちゃカチカチなんですよね。普通に食べ進めるだけで一苦労。


大東諸島って正直言って世間が求める沖縄とは全然違うんですよ。綺麗な砂浜なんてないし、リゾートホテルもないし。でも、なんてことない観光客の少ない島だからこそ味わえる魅力があると思うんですよね。人とのふれあいや、島の名所巡りで緑の大自然を感じられるのは大東諸島特有だと思います。

また、個人的にはより離島感の強い北大東島の方が好きですが、南大東島は離島の割にはお店も多いので離島初心者におすすめの離島かもしれません。那覇空港から飛行機で1時間で来られるので、アクセスは離島の中では良い方です。

つらつらと色々書いていると8,500字とかいう誰が読むんだみたいな記事になってしまいましたが、少しでも大東諸島に行きたいと思われる方が増えたなら大変嬉しい限りです。

こんな感じで沖縄に大満足している感じで書いていますが9月に八重山諸島に向かう飛行機のチケットを取ってるんですよね笑 NO 沖縄, NO LIFEです。タワレコか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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