見出し画像

【英語の格言】Philip Dormer Stanhope:物事を成し遂げるための心得とは?

このコラムでは、英語の格言を紹介しながら、心が折れそうな時の立ち直り方や、成功するための心構えを思いつくまま書いてみます。みなさんが自分自身を見つめ、満ち足りた人生を送るための支えになれば幸いです。

あなたがいつも心がけている「物事をやり遂げる秘訣」は何でしょうか。

人はそれぞれ「鉄板の勝ちパターン」のような方法を持っていたことでしょう。

しかし、在宅勤務やビデオ会議が主流になりつつあるなか、従来のやり方は通じなくなりつつあります。

今日は、「やり遂げる」ことについてのこんな格言を紹介しましょう。

仕事をやり遂げるため必要なこと

Persist and persevere, and you will find most things that are attainable possible. 
― Philip Dormer Stanhope(English lexicographer and author, 1709 - 84)

忍耐強くやり抜くこと。そうすれば、実行できそうなことの大部分は達成可能であることに気づくだろう。
フィリップ・ドーマー・スタンホープ(イギリスの辞書編集者・作家)

「あきらめずに続けること」。先生や親から何度も聞かされきた言葉です。

しかし、社会人になってからもこの教えを守り続けている人は、果たしてどれだけいるでしょうか。

仕事や家庭生活などの雑事にエネルギーを消耗して、ちょっとうまくいかないだけですぐにやめてしまったりすることが多くないでしょうか。

あるいは、過去の成功体験やパターンに捕われて、その時々の状況や環境を考慮せずに失敗してしまうケースもあるでしょう。

成功は失敗のもと

「太陽の塔」で有名な芸術家である岡本太郎さんが、このような言葉を残しています。

むしろ「成功は失敗のもと」と逆に言いたい。
その方が、この人生の面白さを正確に言いあてている。
― 岡本太郎(日本の芸術家、1911~1996)

過去の成功に味を占めて、いつまでもそのやり方に頼っていると、いつの間にか時代に取り残されてしまいます。

社会のトレンドに合わせて、常に自分の脳の「OS(基本ソフト)」をバージョンアップする。それが、ダーウィンが行ったような「変化に対応する種だけが生き残る」という意味だということを、忘れないようにしましょう。

まだまだ猛威を振るう新型コロナは、一度は収束したはずの中国・韓国に第二波が到来して、再び厳しい対応を迫られています。

下記の東京大学がまとめたグラフを見ても、東京や北海道などを除いては、日本各地では感染者や死亡者数も世界各国より格段に少ないです。

検査数がまだまだ少ないということもあるのでしょうが、日本人の間にはちょとした「油断」が生まれているのではないでしょうか。

キャプチャ

夏から秋にかけては第二波、第三波が予想されるので、ここで気を緩めることなく、人込みを避けて在宅中心の生活をするか、野外でリラックスやストレス発散をおこなうといいでしょう。

それでは、またあした。

【参考】東京大学 保健・健康推進本部
各国比較:新型コロナウイルス感染症の動向

関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。