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【ドラマde韓国語】感想文:愛の不時着(4):本物の婚約者・ニセの婚約者

海外ドラマ見てますか?もう見てませんよね。明日も会社だし。

でも、あと一日でウィークエンドで気分的に楽だし、まさか「コロナ前」みたいに仲間と居酒屋に行くわけにも行かず、結局自宅でまったりってなるわけで。

じゃ、やっぱり見るものは決まってますよね?特に韓国ドラマとか。

僕はあいかわらず今日も見てます「愛の不時着」。まだまだ第4話まで見たばかり。

この記事では、「愛の不時着」第4話のみどころをざっくり3つ紹介し、ついでに劇中のひとくち韓国語も一緒に勉強していきます。

といっても「韓国語検定1級持っているので、上達のしかたおしえまーす」といった上から目線ではなく、ド素人がほぼドラマだけで韓国語に親しもうという無謀な企画。

あくまでドラマを楽しむことを第1優先で、ストーリーと韓国語を楽しめるように工夫します。

第4話のあらすじ

真夜中に漁船を手配し海上で「橋渡し」とよばれる方法でユンを外国船に乘せようとしたリ中隊長だが海上保安船に見つかってしまう。

「南朝鮮」のドラマを真似て危機を免れた二人はまたジョンヒョクの自宅に戻り、彼の部下とともに過ごしながら惹かれ合っていく。

ロシア留学から帰国した「本物の婚約者」であるダンは、タクシーでジョンヒョクの自宅に向かうが、途中で車が故障し逃亡者スンジュンに助けられることになる。

一方、市場でチョルガンの妻の「ウィンドウショッピング」につきあっていたセリはひとりはぐれてしまい...。

「愛の不時着」第4話ここがイイ!

急速に距離を縮めていくジョンヒョクとセリの恋の行方が気になる第4話のポイントを3つ上げてみます。

チョルガンの追手から逃れる二人

「橋渡し」に失敗し意気消沈したセリは、ジョンヒョクの手を借りずに韓国に戻るため国境地帯の高台からパラグライダーを使おうとします。

あわてて追いついたジョンヒョクですが、セリが使っていた無線器の信号のために、すぐに軍がやってくるだろうとセリに警告します。

怪しい無線傍受の知らせを受けてすぐに二人の居場所に向かうチョルガンですが、二人はすでにパラグライダーで脱出したあとでした。

そもそもパラグライダー二人乗りできるのかってことも僕は知りませんでしたが、わざとらしすぎるぐらいの「ラブシーン」も韓国ドラマの王道と言えるでしょう。

ジョンヒョクの出世を狙うセリの戦略

チョルガンの妻が村のボス、ヨンエであることを知ったセリは、これまでのそっけない態度をひるがえし、ヨンエの誕生会に参加します。

そこで取り巻き連中のひとりが渡そうとした手作りのドレスに目をつけ、持ち前のファッション知識を生かして最新のドレスに作り変え、ヨンエに着せて絶賛。見事にヨンエの寵愛を勝ち取るのです。

自分の会社「セリズチョイス」の社長という経歴を生かして口八町手八丁で取り入ろうとするセリ。

帰国の夢が果たせずに落ち込んでいるばかりでなく、何とか北朝鮮の社会で生き抜こうとするセリの「成長」が実感できるシーンです。

セリと母の過去

家族の食卓で、社長の後継者問題を巡って言い争う兄弟とその妻。

そのうち話題は失踪したセリに及び、兄と弟が市のつながりのないセリを散々のけものにしていた過去が明らかになります。

セリの母は、セリを連れて社長の後妻として嫁いできたのでした。

セリの母はこう言います。

「まだ望みはある」

セリに莫大な生命保険を売り込んだ保険屋の言うことを信じ、セリズチョイスの重役たちもセリの家族も「非武装地帯」まで捜索の手を伸ばすことを考え始めるのです。

再婚相手の社長に気兼ねしながら生きてきたセリの母は、セリの子供時代を回想しながら、セリに対する愛情を徐々に取り戻していくのです。

韓国語ひとくちレッスン:食べ物と飲み物

セリが本当にスパイ活動を行う「11課」の所属なのか調べるため、平壌に出かけたチョルガンは、喫茶店で政府内部に詳しい高官と対面します。

その時にその高官が頼んだメニューは「アイス・キャラメル・マキアート」。チョルガンは「生姜ソーダ水」。

아이스 카라멜 마키아토(aiseu kalamel makiato):アイスキャラメルマキアート
조개 생강소다수(saeng-gang sodasu):生姜ソーダ水

やはり北朝鮮では、普通にスタバで飲める「キャラメルマキアート」なんて飲み物、まだまだ珍しいようで。

また、ジョンヒョクの自宅で隊員たちと夕食を取るセリは、「貝プルコギ」と「焼酎の貝殻飲み」に舌鼓を打ちます。

조개 불고기(jogae bulgogi):貝プルコギ
소주(soju):焼酎

Google翻訳で調べてみると、だれでも簡単に韓国語の勉強ができますよ!

「婚約者同士」がスイスで対面していた?

今日は、「愛の不時着」第3話について感想を書いてみました。

クールでめったに表情を変えないジョンヒョクが、セリの憎めないわがままに振り回されながら、彼女の希望を叶えてあげるところがキュンと来ますね。

「なんかちょっとありえないんじゃない?」という場面もありますが、そこはドラマということで、堅いことはいいっこなし。

今日もエンディングの場面で、セリとジョンヒョクが実はスイスで対面していた事実が明らかになります。

しかも、「本物の婚約者」と一緒だった場面で。

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それじゃあ、またあした。

「愛の不時着」を見てヒョンビンのファンになった方は、ヒョンビンの若い頃をご存知でしょうか。

「雪の女王」はもう10年以上前のドラマですが、まだ若いヒョンビンの演技が光る名作です。

ぜひチェックしてみてください。



関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。