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【いそじまんの日記】9月21日(火):今日の振り返り

とても気持ち秋晴れの一日で、空がこころなしか高くなったような気がした。

風は爽やかになってきている一方で、日差しだけはまだきつく夏の悪あがきが続いている。

小学生の頃は、夏が来るのが何よりも楽しみだった。

特に、学校のプールで泳ぐことや、体育館でのお泊まり会、きもだめし、花火大会など、イベントが目白押し。

夏休みの宿題なんか放ったらかしで夢中になって、気がついたら8月の終わりで大あわてで帳尻を合わせていた。

そんな子供時代の過ごし方が、大人になっても抜けないようで、仕事もギリギリになってからしか手をつけないのがいけないところだ。

しかし、コロナ禍で世界がすっかり変わってしまったので、今の自分からさらに成長する努力をしないと、バブル世代オヤジはとても生き残れない。

そう自分に言い聞かせ、少々無理をしてでも新しいことにチャレンジしている。

成功したこと/気分がよくなったこと

きょう地元の商店街で感じた「日本人のこころ」

夕方に銭湯に行った帰りに、久しぶりに最寄駅の商店街をブラブラしてみた。

ここ最近は大型スーバーなどの出店で商店街が元気を失い「シャッター通り」となるなか、地元の商店街はけっこうがんばっている。

特に今夜目についたのは、和菓子屋さんがやたら賑わっていたこと。

失礼ながら「え、いつもそんなに客いないのになんで?」と思っていたら、そうだった。きょう9月21日は「中秋の名月」。

もともと月を鑑賞するという風習は、中国で行われていたものだとのこと。

それが日本に伝わって、奈良・平安時代の貴族の間では月をながめながら、詩歌を詠んだりしたらしい。

それにしても、こんな息苦しい社会情勢ののなかで、一般市民が和菓子を買い求め自宅でそれを味わうというのは、なんとも風流ではないか。

西洋人からすると「この緊急事態になにのんきなことをやっているんだ」とドライに切り捨てられそうだ。

しかし、こんな時だからこそしばしの息抜きに月を見ながら家族で和菓子を味わうという心の余裕が大切なのではないか。

昔から自然災害に散々苦しめられてきた日本人だからこそ、こうした風習は大切にしたいなぁとしみじみ思った。

失敗したこと/ガッカリしたこと

仕事が終わった途端に体調不良になった件

8月からずっと取り組んでいた重要書類の作成が昨日やっと終わり、ぶじ簡易書留でクライアントあてに発送完了した。

最初は要領がわからなくていろいろなパソコンソフトをおっかなびっくりつかってみたり、何回もコピーをして切り貼りで書類作成するという原始的な方法を試したこともあった。

こうしたドタバタのなかで学んだ3つのポイントをまとめてみる。

⚫ ひごろからソフトウェアの正しい知識と使い方に慣れておくこと
⚫ 仕事道具にはお金をケチらないこと
⚫ まず先に「睡眠」「食事」「入浴」「運動」の時間を確保すること

これまでの振り返り記事でも書いてきたが、コンピューターを使った頭脳労働をするフリーランサーやクリエイターにとってはおろそかにしてはならないことばかりだ。

それぞれについて簡単に振り返ってみたい。

⚫ ひごろからソフトウェアの正しい知識と使い方に慣れておくこと
自分がITカスタマーサポートとして働いてきた自負もあって、OfficeやAdobeソフトについては、すぐに使えるようになるものと高をくくっていた。

しかし、技術はどんどん進歩していて、ソフトウェアもクラウドが中心となり、操作法もユーザーインターフェースも変わっていく。

例えば、AdobeのAcrobat Pro DCでは、スキャンした書類の文字がいくつもの層(レイヤー)に分かれてしまい、ワープロソフトのように簡単に編集できないことがわかった。

また、PDFファイルからWordファイルに変換すると、フォントが微妙に変わってしまい、違和感が残ることもわかった。

すべてひごろの勉強不足がたたったものなので、9月中に計画をたてて10月以降は一日のうち一定時間はスキルアップの時間に当てることにしよう。

⚫ 仕事道具にはお金をケチらないこと

2019年までは、コンピューターはすべてヤフオクの中古品でまかってきて当座なにも問題はなかった。

しかし、昨年ごろから急に流れが変わってきて、不具合が頻発して仕事が度々中断するようになった。

やすい道具をつかっていれば、安い仕事しかできない。それを身にしみて感じたのだ。

例えて言えば、フランス料理の五つ星私シェフが、イオンの台所用品売場で買った1,980円の包丁で料理を作るだろうか。

それでも腕が良ければそこそこのものはできるかもしれない。しかし一流の道具を使って作った料理との差は歴然だろう。

これからは、いつも最新最高モデルとはいかないまでも、自分の納得の行くパフォーマンスを出してくれる、業界トップの使っている機種を手に入れ、思いっきり背伸びしながら仕事していこう。

⚫ まず先に「睡眠」「食事」「入浴」「運動」の時間を確保すること

「優先順位が高くて重要な仕事から先に片付ける」ということは誰でもわかっていることだろう。

しかし、実際にそのとおりに行動しているかというと、必ずしもみんながみんなそうしているとは思えない。

ひろゆき氏によると「眠らない人は無能。睡眠時間は削仕事をすると一見時間が増えたように思えるがそれは間違い。脳の働きが下がりけっきょく時間をムダに過ごすことになる」と語っている。

人間が健康的に活動するためには「睡眠」「食事」「入浴」「運動」が欠かせない。どんなに仕事が立て込んでいてもこの原則は変わらない。

いちどこのルールを破ってしまうと、どんなに規則正しく生活していても、そこから一気に崩れてしまうことがよくある。「蟻の一穴」というやつだ。

来月からは2021年度の下半期が始まる。気持ちを入れ替え、これまでの半年間の反省をきっちりと行ったあとで、改めてこの原則に則って生活をし、頑張りすぎず65%の力で確実に成果を出していこう。

あなたと夜と音楽と:ポール・モーリア - 涙のトッカータ

照りつける夏の日差しが弱まって、涼やかな風が吹く頃になると、中学生のころによく聞いたイージーリスニングを聴きたくなる。

1970年代の日本の音楽シーンでは、オーケストラによるわかりやすく美しいメロディが特徴の「イージーリスニング」というジャンルの音楽が流行していた。

当時人気を博していたのは、フランク・プゥルセルやカラベリ、レイモン・ルフェーブルなどの楽団だったが、そのなかでも圧倒的な人気を誇っていたのが「ポール・モーリアオーケストラ」だった。

指揮者であるポール・モーリアはフランスのマルセイユで生まれ、マルセイユ地方音楽院でソルフェージュとピアノを主席で卒業し、1965年に「ポール・モーリア グランドオーケストラ」としてレコード会社フィリップスと契約し、自らの楽団を率いての本格的なスタートを切った。

1968年に発表した「恋はみずいろ」の大ヒットを皮切りに、「蒼いノクターン」「エーゲ海の真珠」「オリーブのく飾り」をたてつづけにヒットさせた。

中学生のときにブラスバンドに所属していたときには、ポール・モーリアのこうしたヒット曲を何度も演奏したのが懐かしい思い出だなぁ。

誰に対しも優しく心を癒やしてくれる楽しみながら、今夜も眠りにつこう。

ほな、またあした。

関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。