【晴れ、ときどきアスペルガー】6月1日:2年ぶりのオフィスワークで感じた、生きる上で大事なこと
11月から参加してきたドキュメント制作のお仕事。2社のプロジェクトに参画したのですが、その内容な下記のようなものでした。
1.技術ソフトウェアのバージョンアップと英語化(2018年11月〜2019年3月)
2.マーケティングソフトウェアマニュアルの制作と英訳(2019年4月〜5月)
そんでもって先月5月末日に契約が終了し、この週末はこうして自宅でゆっくりしながら、これまでの半年間を振り返っています。
2017年と2018年はフリーランサーとしてひたすらいろいろな仕事にチャレンジしていたので、久しぶりに「オフィスワーク」という仕事に戻って9時5時で働いたら、やけに新鮮な感覚が湧いてきたのです。
そこで、自分の備忘録という意味も込めて、これらの仕事が自分にとってどんな意味があったのか、書き残しておこうと思います。
1.安定した収入のありがたさ
2017年からの2年間は、収入源を獲得するために「旅行添乗員」「児童英語講師」などの、なかなか経験できない職業にチャレンジしていました。そのため、常に収入が不安定で、心の落ち着くことがありませんでした。
フルタイムのオフィスワークに従事することで、決まった収入を見込めるようになったことはとてもありがたく、日々の暮らしを安心して送ることができるようになりました。
2.精神の安定からくる余裕
こうして毎月決まった額の給料が入ってくるとその月の予算をしっかりと立てることができ、精神的な安定にも繋がりました。
夜もベッドにはいったらすぐに寝付くことができるようになり、睡眠時間も十分取れて健康的で規則正しい生活を送ることができるようになりました。
3.「平凡な生活」という幸せ
精神的・経済的に安定し、体調もよくなってくると、人生が一気に「好転」する感覚を味わうことができました。
これまできちんと対処できていなかったアトピー性皮膚炎や副鼻腔炎の治療も行うことができ、じんていにおける困難をひとつづつ取り除いて、平凡な幸せを取り戻せた時期となりました。
★★★
派遣社員はしょせんは非正規雇用であるので、不安定な立場に変わりはありません。
しかしながら、僕はこれまでずっと「突発的な不幸がいつ襲ってくるかわからない、常に不安に脅かされる日々」をずっと送ってきたため、心の休まる日がなく、未来に対して明るい展望を持つことができず、いつもその日暮らしの生活を余儀なくされていました。
きょうもあしたもあさっても、取り立てていいことも悪いことも怒らないが、平凡な日々。そうした生活を過ごせる幸せを、もう何十年ぶりかであじわうことのできた、貴重な半年間でした。
これからは、そうして得た心の余裕を支えにして、本格的にブログやツイッター、YouTubeで自分のコンテンツを作り、配信して収入を上げていくという、いわゆる「デジタルノマド」的な方向に、舵を切っていく決心を持ち新たな気持で前に進んでいこうと思っています。
関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。