【いそじまんの日記】9月8日(水):今日の振り返り

けさジョギングをしようと6時ごろに外に出たら、驚くほど涼しく快適なそよ風が吹いていて、季節の移り目を実感。

ジョギングを中断してしまっていた頃は、ストレスがたまっていてもそれを発散できずにうつうつとした気分が抜けなかった。

しかし、朝たった10分でも走っておいてから仕事にとりかかったりすると、同じぐらい根を詰めてやっていても、疲れ方がぜんぜん違う。

鬱屈した空気が支配している今の世の中では、ちょっとしたミスを見つけて相手を叱責したりする光景をよく見かける。そうした人は、社会がまるで自分のためにあるのだと勘違いしているようだ。

いつも自分を上機嫌に保つコツは、よく体を動かすこと、十分な睡眠を取ること、そして栄養のあるおいしい食事を時間をかけて味わうこと。

この3つに気をつけていれば、どんなときでも心おだやかに過ごすことができるだろう。

うまくいったこと/役立ちそうなこと

●令和4年度の大学入学共通テスト受験案内がとどいた

大学入試センター試験に代わって今年から開始された「大学入試共通テスト」。57歳にもなってこの試験を受けようと思うのにはちょっとしたわけがある。

コロナで大きな打撃をうけた観光業界だが、2020年までは「通訳案内士試験」受験科目の免除を受けるために、センター試験を受けたりしていた。

一般的には「通訳ガイド」と呼ばれる通訳案内士だが、大学共通テストのうち英語・日本史・現代社会で一定以上の点数を取ると、本試験での受験が免除されるしくみになっている。

そこで、2年前にも一度センター試験を受けたのだが、残念ながら規定の点数に達せず、受験を取りやめていた。

このコロナ禍を気に、もう一度試験合格をめざすことにした。

残念ながら今年はもう試験の締切が過ぎてしまったので、来年の受験をめざして大学共通テストを受けることにした。

試験教科

初日は文系科目、二日目は理系科目と、きれいに分かれた日程になっている。社会は地理歴史と公民、外国語は英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語をそれぞれ選択することができる。

・令和4年1月15日:地理歴史・公民、国語、外国語
・令和4年1月16日:理科①、地理歴史・公民、国語、外国語

実は、この資格を取る目的は「通訳案内士」そのものになることではなく、旅行会社を設立・運営することにある。

コロナ前のように一般人が日本国内外へ自由に旅行できるようになるには、おそらく5年から10年の時間がかかるだろう。

それまでに旅行会社を設立して、まずはオンライン上で通訳ガイドを派遣するシステムを構築する。

また、今後のテクノロジーの発達によってPCやスマートフォンを使った「バーチャルツアー」がさかんになっていくものと思われる。

例えば、VR(Virtual Reality)やAR(Augmented Reality)を使用した3次元的な画像を楽しむことが数年のうちにできるようになるだろう。

その技術を利用して、PCやスマホで自宅にいながらにして旅行気分を楽しむことが可能になる。

本物の旅行にはかなわないかもしれないが、健常者だけでなく障害を持った人や高齢で外出出来ない人も旅行体験を気軽に楽しむことができるようになる。

こうしたサービスを作っておいて、ある程度の固定客をあらかじめつかんでおけば、旅行需要が回復したときにも大手に対抗できるサービスを提供できるはずだ。

コロナ禍では、日常の行動にいろいろな制約が加えつづけられることになるが、次のあたらしい世界にむけての準備期間だと考えれば、いまやっておくことはいくらでもみつかるのではないだろうか。

そのためにも、インターネット会議やオンラインセミナーなどのスキルを今から磨いておくことが、これから生き残っていくためのコツのひとつといえるだろう。

うまくいかなかったこと/知らないとヤバいこと

●「健康」と「仕事道具」にお金をケチると必ず大きなしっぺ返しを食らう

「健康第一」とか口にする人はいっぱいいるが、本当に体に注意とお金を使っている人はとても少ない。仕事道具もまた同じだ。

僕自身はそういった人とは違うと高をくくっていたのだが、自分の健康が思い通りに良くならないことや、仕事でやたら時間がかかって納品ができない体験が重なった。

がんばっているつもりが何も出来てなくて、おまけに無知・無能であることが白日のもとにさらされ後悔してもしきれない気持ちだ。

★★

経済的に恵まれない期間が長かったので、2020年までは身の回りのものはたいてい中古品で済ませていた。

中古品といっても最近はバカにできない。洋服などはもちろん、仕事で使うパソコンや周辺機器などもぜんぶメルカリやヤフーオークション(ヤフオク)で調達して、これまでなんの問題もなかった。

ところが、コロナ後にその良い流れが逆回転し始めた。

10万円ちかくしたMacbook Proがある日突然使えなくなった。ほんの1日前までなんの問題もなく使えていたのに、翌日の朝にスイッチをいれると画面が乱れに乱れてデスクトップが見えない。

ヨドバシカメラの認定修理店に持ち込むと、古いモデルなので修理対象外とのこと。そこで、街の修理屋に持ち込んだら「ディスプレイ交換で7万円かかりますね」と言われてびっくり。

いそいでいたので、とりあえずヤフオクで別の中古を落札したものの、動画遅く使い物にならない。

結局、M1チップを搭載した最新のMacbook Airを購入する羽目に。

また、ここ最近の書類作成ではExcelの作業に時間がかかって提出が遅れに遅れている。

ITカスタマーサポート時代には軽々と使いこなせていたはずのExcelで、フィルタやピボットテーブルの使い方はおろか、その機能の存在自体をわすれてしまって、ムダな手作業で時間を費やしてしまった。

★★

コロナ禍では誰でも自分の健康について人一倍気を使っているだろう。しかし、具体的に何をしているかと言ったらマスクと手洗いをしているだけ。緊急事態宣言も無視してあいかわらず同僚と居酒屋に飲みに行ったりしているのでは?

自分を誇るわけではないが、もともとお酒が弱いのでまったく飲むことはなくなった。また、コンビニに入ることすらもやめたし、清涼飲料水やインスタント食品、スナック類もここ数年まったく口にしていない。

仕事道具にしても、最高スペックで最新型の機種を選ぶべきだとわかっていながら、お金を出しそびれた結果いまその報いが呪いのように僕にまとわりついている。

仕事道具といえば、大人気のYouTuberヒカキン氏の「ヒカキン龍成功術」という動画を思い出した。

彼によると、仕事で使う道具は、自分と同じ仕事をしているプロ中のプロと同じものをネットで調べ、どんなに値段が張るものでも購入するとのこと。

いまさらながら、この言葉をしっかりと受け止めて、「値段」」ではなく「自分にとっての価値」で購入するものを判断していこうと決心した。

あなたと夜と音楽と:

日本の音楽シーンではいま「シティ・ポップ」が流行している。

このシティ・ポップというジャンルは、1980年代に流行した今で言うJ-POP(その当時はこの言葉はなかったが)で、アメリカ西海岸のAORに影響を受けた日本人アーチストがつくった、都会的で洗練された音楽のことを指す。

その流行の先駆けとなったのが、竹内まりやさんの「プラスチック・ラブ」だ。

国内・海外問わず実にさまざまなミュージシャンが取り上げて、サンプリングやカバーバージョンを発表している。

まったく古さを感じさせないどころか、かえって新しい感覚さえ覚えるこの楽曲。どうせ聴くなら夫婦共演のライブバージョンをぜひ聴いてほしいところだ。

のちに彼女も言っているように、エンディングに向かうところで重なってくる山下達郎のボーカルがあまりにも見事なので、メイン・ヴォーカルである彼女がすっかりかすんでしまうほどだ。

たがいに切磋琢磨しあいながら私生活でもパートナー同士である竹内まりやと山下達郎。二人の圧倒的な歌唱力を堪能しながら、今夜は眠りにつこう。

ほな、またあした。

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関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。