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【昭和おじさんの令和サバイバル日記】2月2日(木):リモートワークに向く人、16時間断食、アダージェット。

統計学YouTuberにまなぶ「リモートワークは人を選ぶ」

いつも寝る前に見ているYouTubeにおすすめされて見てみた「謎解き統計学 | サトマイ」の動画がおもしろい。

なかでも、昨年末にイーロン・マスクのツイッター買収騒動について取り上げた動画のなかで「リモートワークは人をえらぶ」ということらしい。

この動画のメインテーマは「イーロン・マスクがツイッターの社員に対して週40時間のオフィス勤務を義務付けた」ということだ。

はたしてイーロン・マスクが社員に対しておこなった「オフィス勤務の強制は正しいのか」ということになるのだが、そこから発展して「リモートワークの長所と短所」「リモートワークに向く人はどういう人なのか」といったことについて考察している。

文字の読み書きが苦手な人はリモートワークに向かない

「おいおい、オフィスで働いている人間で文字の読み書きが苦手わけがないだろう」とあなたは思うかもしれない。しかし、これは本当なのだ。

日頃やりとりしているビジネスメールの文面をよくよく観察すると、文章を書くのが苦手だったり、逆にこちらがメールで伝えたはずの内容を理解していない人がいたりする。

具体的に言うと、メールの文面をベタ打ちにしてダラダラと長文を連ねて書くような人がいたり、「結局何が言いたいのか」という結論や依頼事項がわからないメールが飛んでくることがある。

基本的に現在の在宅勤務は、マイクロソフト社のTeams等の情報共有ツールを使って文字でやりとりすることがほとんどだ。よって、文字で自分の意思を正確に伝えたり相手の意図を読み取ったりできないと、仕事がすすまないのだ。

リモートワークではチームメンバーの結びつきが弱くなる

これはおそらく誰もが感じていることだと思うけど、Zoom会議なんかで情報交換や話し合いをしていても、確かに顔を見ながら意見交換しているようでいまひとつ「現実感のない、腹落ちできない感覚」が残るんじゃないかな。

結局画面越しの情報だと、対面では感じられるはずの「場の空気感」だったり、人の表情がいまひとつ読み取れない。

リモートワークは管理職やフリーランサーに向く働き方

もうひとつ、この動画を制作者によると「リモートワークが向くのは企業のCEOなど「複雑で多種多様な業務をこなす必要のある人」「すでにプロフェショナルなスキルを有するフリーランサー」などに無垢働き方であるとのこと。

僕自身もつい最近までMicrosoft365のカスタマーサポートを在宅勤務でやっていたが、業務に必要な研修をTeamsやZoom経由で受講してもさっぱり頭に入らず、結局モノにならなかった。

裏を返すと、新卒で入社した社員や20代から30代の十分スキルを持たない担当社員だと、リモートワークで仕事をこなすのはとても難しいんじゃないかな。

【健康管理】「16時間断食」を継続して感じていること

一部の健康意識の高い人々の間で話題になっている「16時間断食」を新年になってからずっと継続している。

この16時間断食のメリットの最大の効果は「内臓を休めることでデトックスを促進し、蓄積された脂肪を燃やすことでダイエットにつながる」ということになる。

そのほかにも、肌荒れや体質そのものを改善(オートファジー)する効果があるといわれている。

僕が16時間断食を継続しての感想はといえば、次のようなメリットが感じられた。

・昼休みに混雑した食堂等に並ばなくて済む
・余った時間を有効活用できる
・夕食は自宅で自炊するため食費の節約と健康維持に役立つ
・平日に節約した食費で休日に豪華な食事が楽しめる

16時間断食のメリット

自分は痩せ型なので、ダイエットはまったく意識してないが、体重が軽いせいか60歳ちかい年齢でも歩いたり走ったりするのに支障がないのはとても助かっている。

自分でも言うのもなんだが、体がとても軽く駅の階段を1段飛ばしで駆け上がっても息が上がることなどまったくない。

「健康が第一」などと軽々しく口にする人に限って健康にまったく気をつけていない人が多いように僕には思える。

特に、歯医者に定期的に通ってメンテナンスを受けている人は僕の周りではとても少ない。

足腰の筋肉がしっかり動かせて、自分の歯でしっかりと噛めること。これが「人生100年時代」でQOLを維持し健康で幸せに暮らすための秘訣だと考えている。

コロナと共存しなければならないこの時代、いまいちど自分の健康管理について真面目に考え直す必要があるんとちゃうかなぁ。

【編集後記】あなたと夜と音楽と:マーラー交響曲第5番より「アダージェット」

僕ら還暦近い年代なら「ヴェニスに死す」のサウンドトラックとして記憶している人も多いことでしょう。

今夜は、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1973年ザルツブルクにおけるライヴ録音でお届けいたします。

就寝前のひととき、この曲で心を沈めながら安らかに眠りにつかんことを。

Good Night. Sweet Dreams.


関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。