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【いそじまんの日記】9月6日(日):今日の振り返り

「暑い暑い」と言っていたのがウソのように、朝晩はめっきり過ごしやすくなってきた。

緊急事態宣言が延長されそうな気配もものともせず、街は相変わらずの人の多さ。

こんな時だからあちこち出かけたりするのもよくないが、早い秋を楽しむのなら、都会ではなくアウトドアや郊外など人の少ないところに行くようにしたらどうだろう。それか、自分の部屋でひとり読書にふけるとかドラマをみたりとか。

「韓国ドラマももう飽きちゃった」なんて人もいるだろうが、そういう人は地元の美術館や小規模のライブなどに出かけてみると、思わぬ発見があるだろう。

コロナ禍で落ち込むことなく過ごすために、上手に気分転換をして前向きに進んでいこう。

うまくいったこと/気分が上がったこと

自分に必要でないポイントがよく見えるようになってきた

ここのところ、色々と細かい失敗を重ねる日々が続いている。

この状態は個人的にはとてもつらい状況ではあるものの、強引にポジティブに考えれば「自分の人生にいらないもの」がどんどん見えるようになってきたということだ。

後半で詳しく書いているが、人は失敗をすることで自分の足りないところに気づいたり、軌道修正をしたりするきっかけをつかんだりできるのだ。

多くのチームの野球監督を務めた故・野村克也氏の座右の銘は「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」だったという。

勝負事に負ける、失敗をするということは必ず何か理由があるはずで、その理由をしっかりと見つめて自分の課題をはっきりさせることで、更なる成長が見込める。

自分の生き方に疑問を持ったり家族や友達との関係が悪くなったりと、さまざまな困難がコロナ禍の人間社会で起こっているが、これは自分にとって本当に価値のあるものを見つけるまたとないチャンスだと考えることにしよう。 

「いや、そんなに簡単に割り切れないよ...」とお感じの皆さんは、きのうに引き続き樺沢先生のこの動画を見れば救われるんじゃないだろうか。

うまくいかなかったこと/落ち込んだこと

●「カフェでのコーヒー習慣」が大失敗につながった

ついにやらかしてしまった。普段はあまり大きな失敗をしない僕らしくない、単純なミスだ。

5月の検査入院で「良性の胆嚢線筋症」と診断された僕は、きょうの午後にMRIの再検査を受けた。

ご存知の方もおられると思うが、MRI撮影の日は4時間前までに飲食を終えておかなければならない。水以外の飲み物も禁止だ。

しかし、いつもの習慣で考えをまとめるために検査前にカフェでコーヒーを飲んでしまい、検査の直前までそれに気づかなかったのだ。

しかも情けないことに、小心者の僕は他人に怒られることを異常に恐れていて、そのことをついに言い出せずそのまま検査を受けた。

閉所恐怖症でもある僕は、狭いMRIの中で一瞬過呼吸になりそうになったが、検査技師の方がとても優しい人で、丁寧に説明をしてくれて励ましてくれた。

じっと目を閉じてゆっくりと深呼吸をして心を落ち着かせたら、20分は意外に早く過ぎて、検査は終了した。

果たして、コーヒーを飲んだ後でまともに結果が出るのか。きっと出ないだろう。「つまらない小さなウソをつかない」「自分の失敗は正直に話す」という、至極まっとうな教訓を得るには、高い授業料となってしまった。

この失敗から学べること:仕事はカフェでなくコワーキングスペースで

「ひとり会議」と称して、僕はよく自分のアイデアや思考を整理するためにファーストフード店やカフェに立ち寄る。

しかし、自分が本当においしいと感じているわけでもないコーヒーにお金を出すのはムダだし、1杯400円だとしてもひと月にすると結構な額になる。

あした何が起こるかわからないコロナ禍の世界では、ケチと言われようともムダな出費は極限まで抑えることが大切だ。

日本人はよくカフェでパソコンを開いて仕事をしているが、西洋の人たちはあくまでくつろぐための場所だと考えているようだ。

今回の失敗はプレッシャーにさらされて思考力が落ちている自分の精神の弱さからくるものだし、人の顔色をうかがって失敗を隠すことはもうやめるべきだと教えてくれた。

ただ、今回のような失敗を防ぐには単に「ウソをつかないと自分に言い聞かせる」のではなく、「そもそもカフェに入るのをやめる」「仕事はすべてこワーキングスペースで行う」ということだと思う。

今回のように、日ごろのなにげない生活習慣でも自分にとって不必要なものが「失敗」という形であぶり出されることがある。

こうしたことに自分で気づいて常に自分を変えていくことが、変化の激しいこの世界で生き残って自分を成長させるカギだと思う。

あなたと夜と音楽と:ZARD - Don't you see!

誰かに励ましてもらいたい時、僕は決まってZARDの音楽を聴くことにしている。

ヴォーカルの坂井泉さんが亡くなってからもう23年。いまだに彼女の人気は衰えておらず、ライブ盤ブルーレイや書籍が2020年に発売されている。

「ハードな演奏ときれいな歌声」が特徴だったZARD。今のアーチストにはない素朴な美しさと艶っぽい歌声はいつまでも心に残る。

失敗ですっかり落ち込んでいる自分自身へのプレゼントにして、今夜は眠りにつこう。

ほな、またあした。


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関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。