【ドラマdeエイゴ】Netflix:SUITS episode 1「弁護士の条件/プロ・ボノ」
みなさん、海外ドラマ見てますか?見てますよね、ヒマなんだし。
流石にゲームや料理や縄跳びばかりじゃ飽きるっているもの。知らんけど。
このエントリーは、海外ドラマを見た感想とちょっと粋な英語フレーズ、英単語を紹介する記事です。
ちょっと実験的なエントリーなので「文章がショボいなぁ」とか「読みが浅すぎるんじゃね?」なんてことも言いたくなるでしょうが、笑ってお付き合いいただけると嬉しいです。
Netflixドラマ「スーツ」ってどんなストーリー?
一回見た文書をその場で記憶することができる特殊な能力をもったマイク・ロスは、法科大学の統一テストの替え玉受験で小銭を稼いで生計をたてていました。
ある日、入院中の祖母の病気の悪化で転院費用が必要になり、友達からヤクの運び屋の仕事を頼まれ断りきれずに引き受けます。しかし、受け渡し現場のホテルに張り込んでいた刑事に感づかれてしまいます。
逃げる途中でたまたま同じホテルで開かれていた法律事務所の採用面接に潜り込んだマイクは、シニア・パートナーのハーヴィー・スペクターと対面。
ハーヴィーの手元にあった司法ハンドブックの条文をを一字一句違わずそらんじてみせてその記憶力のよさを買われ、資格なしでハーヴィーの「アシスタント弁護士」として働き出したのです。
ドラマの特徴と見どころ
これまでも「弁護士」を扱ったストーリーはありましたが、資格を持たず学歴もない若者が、ニューヨークの一流弁護士事務所でトップ弁護士とペアを組んで問題を解決するストーリーは、見ていて痛快です。
基本的に一話完結なので、どのエピソードから見ても楽しめるようになっています。
ハーバード大学出身でシニアパートナーに昇格したやり手の弁護士ハーヴィーと、一般世間の常識さえ危ういマイクとの会話や、上司と同僚の一筋なわではいかない緊張関係にもドキドキ。
一見して理性と論理だけで物事がすすむ法律の世界が、実は裏では人間同士の嫉妬や羨望の感情渦巻く世界だということもわかって、見ている私達の想像を裏切り興味をかきたててくれます。
また、海外ドラマで使われている英語に興味のある人は、頭の切れるニューヨーカーがどんな言葉や言い回しを使っているのかがわかり、面白さが倍増するでしょう。
エピーソード1のあらすじ
ニューヨークの一流弁護士事務所に所属し、シニア・パートナーに昇進したハーヴィーは、事務所の規定で自分のアシスタントとなる新人アソシエイトを採用することになる。
母親の転院費用25,000ドルの支払いに窮したマイクは、友達から引き受けた麻薬の運び屋の仕事で引き渡し先のホテルに向かうが、刑事に気づかれ追われる破目となる。
逃げ込んだ一室で行われていたアソシエイト採用面接でハーヴィーに認められたマイクは、さっそくボランティアの仕事をハーヴィーから割り当てられ、張り切って被告の弁護のために奔走するのだが....。
主な登場人物
Harvey Specter(Gabriel Macht)
・ピアソン・ハードマン事務所の敏腕シニア・パートナー
・所長であるピアソンの右腕として絶大な信頼を得ている
・自分の能力に絶対の自信を持つ冷徹な性格
・訴訟で勝つためには手段を選ばない
Michael “Mike” Ross(Patrick J. Adams)
・頭脳明晰でphotographic memory(映像記憶)の持ち主
・一度見た光景は画像として記憶でき忘れることがない
・ロースクールのテスト問題を学長の娘に売ったことがバレて退学
・現在は大学テストの代理受験などをして生計を立てている
Louis Litt(Rick Edward Hoffman)
・非常に優秀なパートナーだが人望に欠ける
・他人との有効な関係を結べない不器用な性格
・猫とオペラをこよなく愛するロマンチスト
・ハーヴィーとは犬猿の仲だが仲良くしたいと内心思っている
Jessica Pearson(Gina Torres)
・法律事務所ピアソン・ハードマンの現在の所長
・ハーヴィーの強引なやり方に手を焼きながらも最大級の信頼を置いている
・不祥事を理由に共同経営者ハードマンを追放した過去がある
・ハードマンの復帰で自身とのパワーバランスに狂いが生じる
Rachel Zane(Meghan Markle)
・事務所で勤務5年目の優秀なパラリーガル
・学科テストが苦手のため弁護士試験を先延ばしにしている
・事務所内での恋愛はしない主義だが後にマイクの恋人になる
・父親も弁護士だが親子関係で確執がある
Donna Paulsen(Sarah Rafferty)
・ハーヴィーの秘書で優秀かつ相手の心を推し量るのが得意
・ハーヴィーが検事局勤務の時からの上司・部下の関係
・未熟なマイクのことも気にかけてそれとなくサポートしている
・検事局時代のハーヴィーの上司から彼を守るため証拠隠滅を行い事務所を解雇される
気になるワンシーン
マイクが入院中の祖母(エディス・ロス)をたずねて交わす会話をピックアップしてみました。
日常会話にすぐにも使えそうな表現なので、覚えておくと仕事でも役に立つでしょう。
Edith Ross:Michael, I'm not gonna be around you forever, and I want your to stop with that "stuff". (マイク、ずっとあなたのそばに付いていられるわけじゃないから、もう「あれ」はやめてほしいの)
Mike Ross : What's "stuff"?(あれってなに?)
Edith:I may be old, but I'm not an idiot. I know life has been hard for you, but you are not a kid anymore. I do want you to promise that you're gonna start living up to your potential. (私は年寄りだけど、何も知らないじゃないのよ。これまでつらかったでしょうけど、あなたももう子供じゃない。あなたの才能を無駄遣いすることはしないと約束して)
Mike:I will. (わかった)
用語と言い回し
idiot 愚か者、無知
gonna(=going to) ...する予定だ
potential 潜在能力、(優れた)才能
編集後記
初めての「エンターテイメント+英語」というジャンルで記事をアップしてみました。
僕はもともと「貿易とITの経験をもつビジネスパーソン」というよりも「音楽と英語が好きな趣味人」という立ち位置にいたいので、こうした記事をこれからもアップしていきたいと思っています。
もしよろしければ、コメントやフィードバックなどいただけると励みになるので、よろしくお願いいたします。
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「字幕を見ずに洋画を楽しめるようになりたい」というのは、英語学習社にとっての永遠の夢なのかもしれません。
「海外ドラマを見続けていたらいつの間にかTOEIC900点以上をとることができた」という人も実際にいるぐらいです。
ドラマで英語を学ぶ方法をブログで発信している南野三世さんの著書で、楽しみながら英語に親しむ方法を学んでみてはいかがでしょうか。