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大相撲九州場所は阿炎関の優勝。すっかり”大人”になった阿炎関の姿に「人は変われる」と意を強くした次第(^^)

一年納めの九州場所。
昨日朝の時点では、単独トップの高安関の初優勝なるか? に注目が集まっていて本割の対戦相手としての存在だったような、阿炎関。
でも、阿炎関も「本割で勝てば、優勝決定戦になる」存在でした。

そして本割で勝ち、その後の巴戦も制して初優勝。( ゚Д゚)
本当に、「何をするかわからない」人です(^^)。

師匠の錣山親方が入院中というのも、「だから、がんばった」といえるし「優勝の場に立ち会えず、タイミング悪い…(-ω-;)」ともいえる。
師匠も入院先で、うれし涙の泣き笑い、苦笑いしてるかもしれませんね。

阿炎関は2020年夏のコロナ禍の最中、禁止されてたのに夜遊びした上に行った回数を過少申告して3場所の出場停止になりました。

私としては、力士の不祥事は昔から頻発してたのでえらく大騒ぎになったなあという印象でしたが、コロナ禍という特殊な社会環境だった中での”やらかし”だったので、厳しい処分も仕方なかったでしょう。

それまでにもTwitterで炎上して注意されてたので、出場停止になった時に錣山親方が、向正面の解説で「本当に、私はどう指導したらいいのかわかりません」と憔悴してたことを思い出します。

明るくやんちゃで「愛される」キャラだと思いますが、時代の空気が重い中では好き勝手に振る舞うことは無理ですね…。

でも、その後は言動が落ち着いて、すっかり「大人の対応」。
たぶん多くの人が「あの阿炎が」と感嘆したことと想像します(笑)。

今後も、注目していきたいと思います(^^)。

↓ 出場停止時に書いたnote。

ところで阿炎関が突然の休場になった日、タイミングがいいんだか悪いんだか、師匠の錣山親方が向う正面の解説。解説の順番は以前から決まってたでしょうから、よりによって、でした。
土俵入りに阿炎関の姿がなく実況のアナウンサーが「どうしたんでしょうか。届けも出てないようですが」と気づき、親方に「どうしたんですか?」と、急な体調不良を心配して聞いたら、親方は本当に言いにくそうに「ルール違反の夜の外出をしたので」と説明。アナウンサーがフォローのつもり?で「反省してもらえれば」と言ったら言葉につまって「今までもねえ・・・。言っても、直るものなのかどうか」のような、なんとも苦しそうな表情でした。 

この時に真っ先に思ったのは「錣山親方の苦悩を、理解できる人は多いだろうなあ」ということです。
子ども、後輩、新入社員・・・。
「何度言ったら、どうやって言ったら、言動が改まるのか??」で、悩んでる人は多いと思います。
私も、まさに今、「どうしたらいいの?」と思ってる事案があって、錣山親方の心情を想像して勝手に、思いっきり共感してしまいました(^^;。

私自身も素直じゃなかった側だから、強制的・罰則でおとなしくさせようとすることに意味があるのか、疑問もあります。
できれば相手の自尊心を尊重して、双方が納得できるよう歩み寄れることが理想。
しかし全体のことを考えると、悠長にやってては示しがつかない。

目の前にいる、「何度いっても聞かない、罰則も効かない」相手に、全体のため・順調な進行のために協力してもらうにはどうしたらいいのか?
効果的な方法を知ってる方がいたら、教わりたいです。
本当に。

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