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「英語及び数学の学習への動機づけの関連性に関する研究〜学習者ストーリーを用いて〜」(仮題)アンケート回答

 
(1)   英語について下の選択肢からいずれかを選び、下にその理由を書いてください。
( 〇 ) 英語は(どちらかといえば)好きである
( ) 英語は(どちらかといえば)嫌いである
<理由>
頭を使うことは楽しいと感じるため、楽しさが好きにつながっている。
(2)   数学について下の選択肢からいずれかを選び、下にその理由を書いてください。
( 〇 ) 数学は(どちらかといえば)好きである
( ) 数学は(どちらかといえば)嫌いである
<理由>
頭を使うことは楽しいと感じるため、楽しさが好きにつながっている。
(3)   英語と数学は似ていると思いますか?似ていないと思いますか?下の選択肢から1つ選び、下にその理由を書いてください。
( 〇 ) 似ている
( ) 似ていない
( ) どちらともいえない
     <理由>
    数学・英語にも様々な分野があり、ざっくり数学、ざっくり英語という質問のされ方であるので、非常に混乱するが、全体的に漠然とした質問であれば、ざっくりとした回答を望まれているような印象をうけるので、単に似ていると回答した。例えば、いわゆる証明などの難解な数学の論文を発表する際に主として英語が用いられるわけで、この場合は、数学=英語ということになるだろう。なので、数学と英語は同じものであり、両者が切り離された場合、数学は単独で成り立たないと言える。質問の意図が正確にわからないため、このような回答になったが、質問者の研究テーマを文脈的に拾い上げれば、心の底にある定義されないふわっとした“好き”や“嫌い”が数学・英語の認識性の違い(どのように両者を捉えているか)との影響度がどのように内発的・外発的な動機付けに関連しているのかをアンケートデータから分析することが目的なのだろう。仮にそうであったとしたら、好き、嫌い、似ているという漠然とした言葉の定義を回答者に説明することが必要なのではないか。
 また、蛇足ですが、以下の質問をCAHTGPTにした結果を記載いたしますので、参考になるかもしれません。
 Q:内発的動機と外発的動機が英語学習に影響をあたえるとすれば、内発的動機で学習したほうが、英語が身につくという単純な仮説は成り立つでしょうか?過去の論文を比較して論証してください。
 
A:「内発的動機で学習したほうが英語が身につく」という単純な仮説を論証するためには、過去の研究や論文を比較し、その結果を検証する必要があります。以下に、関連する論文をいくつか挙げて、内発的動機と英語学習の関係についての情報を提供します。
 
"The Role of Motivation in Second Language Acquisition" (Gardner, R. C., 1985):
この論文では、カナダの心理学者であるGardnerが、第二言語習得における動機の役割を探究しています。Gardnerは、内発的動機(例:言語への興味、自己成長、文化的好奇心など)が外発的動機(例:評価や報酬、社会的プレッシャーなど)よりも効果的な学習を促すとの仮説を提唱しています。彼の研究結果は、内発的動機が言語学習においてより重要であるという方向性を示しています。
 
"Motivation and Second Language Acquisition" (Dornyei, Z., 1998):
Dornyeiは、第二言語習得における動機についてのメタ分析を行っています。彼の研究では、内発的動機が外発的動機よりも強く、長期的な学習への関与を促進するという結果が示されています。内発的動機は学習への意欲と熱意を高め、学習への取り組みがより持続的で継続的になることが示唆されています。
 
"The Psychology of the Language Learner: Individual Differences in Second Language Acquisition" (MacIntyre, P. D., & Gardner, R. C., 1994):
この論文では、GardnerとMacIntyreが言語学習者の心理に焦点を当てています。内発的動機に対する言語学習者の自己認識が、学習の質や学習成果に影響を与えることを報告しています。内発的動機を持つ学習者は、自己効力感が高く、学習への自信があります。それに対して、外発的動機に依存する学習者は、報酬や評価によってモチベーションが左右される傾向があります。
 
これらの論文からは、内発的動機が英語学習に肯定的な影響を与えることが示唆されています。内発的動機を持つ学習者は、より積極的に学習に取り組み、長期的な学習の継続を支援する要因となるとされています。ただし、学習者の個人的な要因や状況によっても影響が異なるため、単純な結論を出すには注意が必要です。
 
(4)   数学という教科や数学の学習についてのあなたの考えや経験を書いてください。例えば、数学への自分の考えや学習への動機づけ(モチベーション)が変化した経験があれば、その要因と思われることも書いてください。全体で500字程度で書いてください。
【数学の教科について】
数学は、小学校の頃は算数とされ、中学から高校までは数学となり、さらに大学では数学が分野で枝分かれされ、代数、幾何、解析などなど、科目で言えば、複素解析、常微分、偏微分、線形代数などの授業科目があり、それぞれを履修してきた。特に、大学で教授を取られる数学研究者は個性的な方が多く、人間的にも凸っている方であることが多く、その授業内容もさることながら、人間的なバックグラウンドに惹かれることが多かった。その人間的な特殊性や普段出会うことのない特異な人物からの発言だからこそ意味があり深みがあるということを観察しつつ、その前提が、難解な複素解析の授業に興味が湧くことにつながった経験がある。例えば、調和関数というものがあり、ようするに元の鞘に収まるような関数なのであるが、それが人間の精神性や行動パターンと親和性があるようなご説明をされたが、その時のニュアンスはここに記載できるようなレベルで私に意識化にまだのこっている。方や、複素解析そのものの理論や計算を説く能力はそぎ落とされていることから、どのようなレベルで数学が理解しているのかが求められているのかはわかりませんが、私は、人間的な知能の背比べのために競争試験を勝ち抜くために数学をまなぶようなあほらしいことをしていることを義務教育の前提として正直に伝えることの方が大切であり、その前提から、内発的動機を突き詰めて各々が自分の好きなことをやることのほうが人生を豊かにするとおもっているところです。(個人的な偏見や批判的な表現とさせていただきました)
【数学の学習について】
     数学の学習についても記載したいところですが、文字数の制限があるため割愛します。
 
     ****以下 機械学習により 整理したものです***
   数学の教科について考えると、小学校から大学まで、段階を追って数学の内容や分野が変化してきます。大学では特に、数学研究者の個性的な教授や興味深い授業内容に触れる機会があります。これらの経験は、学生の興味を刺激し、特殊な分野への興味を引き起こすことがあります。たとえば、難解な複素解析の授業において、調和関数についての興味深い説明や人間の精神性との関連についての観察がありました。こうした経験が、数学に対する興味を高めるきっかけとなる場合があります。
一方で、数学の教科には理論や計算に限らず、教授の人間的な特異性や授業内容の深みから学ぶこともあります。しかし、教授が持つ個性や深みは数学の理解には直接関係しないため、数学が理解しているレベルを正確に把握することは難しい場合もあります。
一部の学生は数学学習を通じて人間的な知能の競争試験に勝ち抜くことを目指すかもしれませんが、これはあまり建設的なアプローチとは言えません。個々の興味や内発的な動機に基づいて学ぶことの方が人生を豊かにすると考えるべきです。義務教育の前提として、学生に好きなことを追求する機会を与え、内発的な動機を大切にすることが重要だと思います。
結論として、数学の教科には興味を持つ学生もいれば、興味を持たない学生もいます。内発的な動機を大切にし、自分の好きなことを追求することで、より豊かな学びや人生を築くことができるでしょう。
 
(5)   英語という教科や英語の学習についてのあなたの考えや経験を書いてください。例えば、英語への自分の考えや学習への動機づけ(モチベーション)が変化した経験があれば、その要因と思われることも書いてください。全体で500字程度で書いてください。
 
 英語の学習については、私はいくつかの異なる状況で経験を積んできました。例えば、カタールやポーランドで3年間仕事をし、外資系企業で約26か月間勤務したことがあります。特に外資系企業では上司がスペイン人、タイ人、フィリピン人など多様な外国籍の方々で構成されており、英語が共通語である環境でした。英語の学習は、自分の職責を果たす上で重要であり、サラリーや評価にも直結するような環境でした。
 
しかし、英語の会議においては、優秀な日英の通訳者が入るため、自分の身を守るためにも発言の正確性を重視するあまり、英語が多少できても日本語でプレゼンすることがありました。そして通訳者を介して英語にしてもらうような状況も場合によっては出てきました。このようなケースによって、自らの英語力の向上を阻害し、土壇場の経験を避けてしまう行動パターンを取ってしまったことがあります。
 
こうした経験からわかったことは、通訳者に頼ることで英語力の向上や挑戦の機会を失うと同時に、英語学習のモチベーションが環境因子によって低下する可能性もあるということです。英語が周囲にある環境にいたとしても、その環境に頼るだけでは十分な学習意欲が生まれないことが分かりました。
 
ただし、専門職の仕事において、優秀な日英の通訳者がいる場合、日本語でも意思伝達が可能なため、英語をブラッシュアップさせる必要はない場合もあります。与えられた職務範囲においては業務が成り立つことがあると言えます。
 
それでも英語学習を続ける意義は、自分の成長や挑戦への意欲に関連しており、環境因子(通訳者)によっては学習意欲が下がる可能性があるということを共有したいと考えています。
 
 
 
 質問は以上になります。どうもありがとうございました。
 
(1)鈴木栄. (2023).「学習者ストーリーに見る英語学習への動機づけ: エンゲージメントに繋がる経験」『東京女子大学紀要論集』 73(2), pp.107-134.

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