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総合特別講義Ⅷ (ファシリテーションの技法と地域振興) 第1回目感想

総合特別講義Ⅷ (ファシリテーションの技法と地域振興) 第1回目感想

メタ認知については、ある研修で学んでいたことがあった。その時の記憶を呼び起こしつつ、再度、講義を拝聴させて頂きました。
その研修から現在において、メタ認知を通じて物事に当たっていたかというと、そうではなく、メタ認知を普段意識せずに
暮らしていることが分かった。
しかし、グループワークの中で、そうは言っても、無意識化ではメタ認知の技術をつかっていたのではないでしょうか
と発話して頂いたメンバーがいて、もしかしたらそうなのかもしれないと振り返ったところです。

http://ercll.u-ryukyu.narayun.jp/seminar/detail.php?id=983

◎感想と質問
本日1日目を受講しての感想を以下の様式で記入してください。
質問があれば質問も書いてください。
次回までに私から回答します。
<感想>
 受講させていただき、ファシリテーションスキル・マインド・協働の観点から、学び気づきを頂き、感謝しています。
 多くの離島自治体における、地域主体の問題解決に向けてのファシリテーションの実務経験を通じての
 講義であり、それぞれにサポートされた事例のビフォアー、アフターを拝聴してみたいです。
 私も離島での生活経験が多少あることから、多くの軸で平井様と共感できることや、
 ビジョンの違いからの理解や気づきに興味があるところです。
 
<質問>
 鹿児島県与論町「持続可能な与論観光に向けたワークショップ」ファシリテーター(2020年)についての
 具体的なお話を聞かせて頂ければ幸いです。
 特に、百合が浜の露天商組合の未来について、そのワークショップでどのように扱われたか教えていただけないでしょうか?
 なぜなら、私は、そこの露天商のおばあさんたちとほぼ毎日弁当を食べて、与論町の観光について話し合っていました。
 よろしくお願いいたします。

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 リアルなコメント 提出前
 ・感想に評価もくそもなく、なぜこの成績評価点が、授業を外から見ている特任教授からされているのだろうか。
 ・ファシリテーターをどのように使うのかという点に興味があり、自分の目線は、メタ認知でいればカメラ4からの視点で
  ゴールを達成するために、どのように全体を調整することが良いのかをイメージすることすることが多いだろう。
 ・ファシリテーターのスキルを理解することは頭では出来るだろう。さらに、実際に「グループワークにおいて、ある課題を抽出し
 その解決に向けた合意形成の流れをつくれるか」どうかの流れは作れるだろう。しかし、実際に、問題を解決できなければ
 いくら優秀でスキルをもったファシリテータであっても、結果主義の視点から言えば、無能なファシリテーターと烙印されるだろう。
 
 ・ファシリテーションマインドについても、「多様な価値観と考え方をリスペクトして受容し、それぞれの可能性と能力を最大限に
 活かして課題解決につなげていく機運を醸成できるかどうか」についても、機運を醸成できるかどうか、
 言い換えれば、参加者にやる気を持たせることが出来るかどうかそのムード形成のマインドを持てるかどうかではあるが、
 上記と同じで、結果主義の視点から言えば、そのような能力を持った時に、短期的・長期的に、求められる結果が出ない
 時に苦悩することになるだろう。その苦悩を乗り越えた先に、何があるのだろうか。このファシリテーションスキルを身に付けた
 ところで、どんなメリットがあるのだろうか。

 ・協働力がどのように評価されるのだろうか。協働力とは相手に媚びることなのだろうか。または自己犠牲を伴う献身的な
 態度で、グループワークなどに参加することなのだろうか。
 
 この授業を受け、ファシリテーションスキルを身に付けることが私のこの授業を受けている目的であり、その過程において、
 協働的な態度が自然と評価されば良いが、評価されるために協働的になることは、全く不本意である。
 という本心を隠しつつも、基礎知識を理解しつつ、実生活に実践しながら、その知識・スキルを修得していきたい。

この評価者からの昨年度後期における、他の集中講座科目の評価点によれば、ファシリテーション力が0点と評価されている。このゼロがどの程度上がるのか、どう評価されるのか非常に興味深い。
私からこの評価者を評価するなれば、同じく、ファシリテーション力ゼロである。
とはいえ、世の中は、この講座を中心に回っているわけではなく、評価されないこともあるでしょう。あまり肩入れせずに、面白おかしく関わっていこう。

担当教員によって提出された成績評価資料によると、グループワークやディスカッシ ョンの参加が 48.3/55 ポイント、ファシリテーション(0/5 ポイント)、コミュニケーシ ョン(1/5 ポイント)、グループワーク(3/5 ポイント)、プレゼンテーション(5/10 ポ イント)、ミニレポート(7/20 ポイント)を合計した総合評価が 64.3 ポイント(D評 価)となっていることを確認しました。

2023年度 琉球大学公開授業(前学期)


11. 総合特別講義Ⅷ「ファシリテーションの技法と地域振興」 共通教育科目

■講義内容
 グローバル化が進展する中、多様な意見を持った人が集まり、仕事をする機会が増えてきました。組織内の多様性を最大限に活かし、柔軟なアイデアや革新的なサービスを生み出すためには、関係者の多様な意見を最大限に活かす役割が必要です。会議やプロジェクトに参加しているメンバーに平等に発言の機会を与え、かつそこから出てきた多様な意見を集約していくファシリテーションの技法が注目されています。
ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。その役割を担う人がファシリテーター(facilitator)であり、会議で言えば進行役にあたります。(日本ファシリテーション協会HPより)
本科目では、地域振興及び地域課題解決に活かせるファシリテーションの考え方と技法について座学とグループワークを通して詳しく学修します。
これらを通して、地域振興や地域課題解決の現場で実践できるようになるためのファシリテーション力やコミュニケーション力を身に付けることを目的とします。
本科目の授業方法は、学生と社会人がグループでディスカッションやワーク(作業)に取り組むアクティブラーニングを基本とします。

■担当教員/畑中 寛(地域連携推進機構 特命准教授)


■初回授業日/4月30日
■場所/オンライン(Zoom)
■曜日・時限/集中講義 3~5時限目(12:50~17:50)

■受講料(単価料金)/4,800円

■定員/10名

■受講者への連絡方法/休講時や課題等の連絡はSlackにて行う(初回のみEメール)。
■備考/本科目は「初級地域公共政策士」資格取得のための科目認証制度の対象科目(選択必修)です。

参考
https://www.ashita-team.com/jinji-online/business/14431#ファシリテーションのデメリット

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