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カンナビスティーでTime Well Spentを。『Good Company Tea』

以前、カンナビス(大麻)をミンティアのように処方できるプロダクト『the dose dial』を紹介しました。

関連して今回は、カンナビスが入ったお茶を購入できる『Good Company Tea』を紹介します。

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彼らは、現代人が「時間」を失っているんじゃないかという問題提起をしています。ここでいう時間はより上質な時の経過のことを指しており、具体的には休養期間や家族・友だちと過ごす時間、趣味に没頭する時間も移り変わりの早いライフスタイルの流れによりうまく楽しめてないんじゃないかというナラティヴです。

彼らのアプローチは良い時の過ごし方として、カンナビスの入っているお茶を飲むことがリラックスや心身の回復を助けると信じているんだそうです。

ちょうど最近、イーロン・マスクもオンラインから数日離れますとツイートしていましたね。背景はわかりませんがデジタルデトックスなのだとしたら、同じ文脈で時間を捉えているのかもしれません。

ちなみにタイトルで使ったTime Well Spentとは良質な時間の過ごし方を表すキーワードです。ヒューマンセンタードなUXを追求は、結局サービス提供側の企業のご都合主義でしかなくてユーザーにとっては実は害になっているのではないか。西海岸では大きなテーマのようです。

参照:大手テクノロジー企業が打ち出した「有意義な時間」の“罠”|WIRED.jp

世の中的にもウェルビーイングという言葉が本格的に広まり始め、テックドリブンな世界へのアンチテーゼとして、マインドフルネスなども同じ文脈で“過ぎゆく時間を味わおう”という大きなムーブメントなんだとぼくは認識しています。

閑話休題。

『Good Company Tea』の特徴は、やはりお茶にカンナビスが入っていること。ひとつのティーバッグに15mgが含まれているそうです。

主力商品である『No 1° CBD Blend』は、なんと静岡で採れた茶葉を使用した煎茶なんです。大麻所持が違法な日本で採れた原材料を使って、大麻を楽しむとはなんとも皮肉な話。

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一箱に5袋入っており28ドルなので、とても高価に感じますね。でもリラックスしたり心地よい感覚を持てるのであれば安いのかもしれません。

今後もカンナビス周りのプロダクトはたくさん出てきそうなので、引き継ぎウォッチします!


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