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Service Hunt

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気になるWebサービス、アプリケーション、プロダクトを紹介していくマガジンです。ソースは海外メディア。
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#Webサービス

旅行のTODOをアシストしてくれる『Wanderium』

旅行をとりまく”TODOリスト”を作ってくれる、いわばWeb上の修学旅行のしおりみたいなサービスがありました。 『Wanderium』は、旅行先に合わせたプランを作成してくれます。 旅なかの行くべきところのリストや天気の情報、飛行機の情報も全て同一サービス内で閲覧可能。 試しにモロッコのページを開くと、安全性やインフラ、お金の相場や車両の右側左側通行といった、旅行する上での基本情報が載っています。 旅なかだけでなく、旅まえの「ビザ取った?」「これ持った?」「スペイン語

中国から個人で買い付け!?『Thieve』

Aliexpressというサービスがあります。これは、中国のアリババが世界向けに出しているECサイトで日用品や服、化粧品や電気器具など、あらゆるものを購入できます。個人で中国から輸入する、というニュアンスが近いのかもしれません。 今回見つけたのは、『Thieve』というサービスで、いわば「Aliexpressのキュレーションサイト」のようなものです。 クリエイティビティあふれる商品が画面にならび、商品をクリックするとAliexpressに飛んで、そちらから購入ができま

ノマドのマッチングサービス『Nomad Radar』

遊牧民を意味した「ノマド」という言葉はだいぶ知れ渡り、一度は自分もやってみようかなと思ったこともあるのではないでしょうか? 「場所にとらわれずに生きていける」「世界中を旅しながら仕事ができる」といった売り文句を筆頭に多くの人を魅了する反面、「定住したほうが何かと便利」「ノマドも飽きるよ」といった声も経験者からちらほら上がっているのも事実。 自分は経験したことないのでわかりませんが、もういいやという感想を生むのは一重に「寂しいから」ではないかなと予測しています。インターネッ

旅を体験で探そう『Willgo』

次の旅はどこに行こうかなと定期的に考えていると、色んな観点が混じってなかなか決められません。食事、観光、友人、文化、チャレンジ、などなど。 おそらくですが、何かしらの観点・論点に沿ってロジカルに旅先を決める人は少ないんじゃないかと思います。現地で体験できることを色んな角度から見て、ビビッとくるところを選ぶんじゃないかと。 『Willgo』は、体験から旅先を探せるサービスです。 かなりシンプルな機能のサービスで、サイトを開くと画像とともに体験が表示されています。 未知の

家族介護でのコラボレーション『YooToo』

介護に関するサービス紹介です。 以前紹介したサービスは、認知症になった近親者を持った人への、ナレッジシェアやコミュニティを提供していました。 今回紹介するのは、おじいちゃんおばあちゃんの介護を家族間で協力するための、いわばチームコラボレーションツール『YooToo』です。 まず、介護に携わる家族や親族、友人が一つのチームとなります。各々がいつ要介護となったおじいちゃんおばあちゃんを訪れるのかのスケジュールを調整や、体調・精神面の現状を共有など、介護をチームとして関与して

Slack + Trello = 『vabotu』

世の中、効率化ツールで溢れています。タスク管理ツール、チャットツール、プロジェクトマネジメントツールなどなど。 有名どころでいうとSlackやChatwork、TrelloやAsanaなどがよく使われているかと思います。 今回紹介するのは、タスク管理ツールとチャットツールが合体されたツール、『vabotu』です。 ツールが多くなると、ツールの行き来によりどのツールでなにが行われているのかマネージ把握できなくなることも起きるのではないでしょうか。 自分の例だと、チャット

会場からの質問をスライドに自動表示!『Slido for Google Slides』の使い方

ちょっとイケてる感じのトークイベントだと、会場からの質問を参加者のスマホから入力してもらう場合がありますよね。 そのときに使われる代表的なもののひとつがslido。スマホからリアルタイムで質問だとか投票ができるサービスです。URLは"sli.do"で「スライド」という言葉をドットで区切ってサービス名にしているのがなんとも印象的ですよね。 slido、どうやらGoogleスライドと連携して、リアルタイムで会場からの回答を表示できるようです。 この記事では、具体的な設定の方

Tinderのようにレシピを見つける『deliciously.cooking』

マッチングアプリで出会って付き合っている人が身の回りでも増えている感覚あります。 「出会い系」から「マッチング」へと言葉が変わったことは、恋愛目的の出会いを促進するサービスの間口が大きく広がった要素な気がしています。 そしてTinderに代表される左右スワイプでアリかナシかを直感的に判断させるUIも、マッチングアプリが成長した要素の一つだと思っています。 量質転換と言うように、良い成果を残すにはまずは量をこなしていくことが大事だと考えると、いかにマッチング量にこだわるか

知恵袋の動画版!『RELAY』

「ググる」が一般化した現在、わからない言葉があったら検索するのは当たり前になりました。 たぶん、検索がここ20年くらい有効なのは「こんな細かいことも載ってるのか」のような体験の積み重ねなんだと思います。 最近あった自分の事例だと「countifを使って何かしらのキーワードを含むものを数えたい」と思ったことがありました。そこで「countif 含む」と調べたら文章と画像でわかりやすく編集された記事を見つけ、解決した経験をしています。 ソーシャルメディアが一般化した世の中で

旅程管理とブログ公開まで一気にできる『portico』

初めて旅に出たのは高校生の頃。2週間ほどの東南アジア周遊の旅をしました。 当時はまだまだネットリテラシーも低かったため、準備や現地で取るメモなどとってもアナログ。ガイドブックを買い込み調べた情報はノートに書き入れ、暇を潰すのは紙の本でした。それがいまでは、スマートフォンで何でも解決できます。 人の欲望はつきません。便利になればなるほど、次の便利さを求めます。スマホで何でも完結するとはいえ、アプリは別々なので、気になるあの場所はGoogleMapsだったかNotionだった

認知症介護のオンラインコミュニティ『June Care』

『百花』という本が今年出版されました。著者は映画プロデューサーとして『君の名は。』『悪人』『電車男』など数々のヒット作を手掛けた川村元気さん。これまで、命、お金、恋など、人間の根源的な要素をテーマにして本を書いている川村さんですが、『百花』では記憶がテーマになっています。 結婚して妊娠している妻と一緒に住んでいる主人公の泉。遠方に住む母親が認知症だとわかってから、消えゆく記憶の中で母親と向き合う様が描かれています。本の構成も面白く、時間軸を行ったりきたりするため、まるで記

インドのデザイナー向けメンタープラットフォーム『Command+J』

学生時代、日本発のデザイン会社でインターンをしていたことがあります。 約1年半の在籍期間で感じたのは、デザイナーたち(の一部)はビジネスの世界において、ある種のマイノリティ的感覚による共通見解があることでした。もっと言うと仲間意識。事業や経営の視点で見るとデザインは目的でなく手段なので、財務を握っているビジネスサイドからしたら「見た目がきれいになることって投資対効果いいの?」という視点で見られていた背景が仲間意識を生み出しているんだと思います。 つまり、暗黙で不毛な対立構

旅へ行きたい。でもどこへ?を助ける『Cluey』

学生から社会人になって、自由をより謳歌できるようになって気がします。単純に自分でコントロールできるお金が増えたからなのかもしれません。それゆえ責任も伴うのが大人なんだと思いますが、結果的に大好きな海外旅にも定期的に行けています。 旅に出たいと思う時、いつも迷います。残り少ない人生(あと60年くらいはありそうだけど)で、どこに行くべきか。未だ見ぬ風景、好奇心を満たしてくれる文化、刺激的な現地の人たち。そんな場所、どうやって探したらいいんだろうということを。 今回見つけた

目標達成が苦手な全ての人へ『North Star』

目標設定してそのための手段を考えて努力するプロセスは対象が何であれあるべき姿です。でも実際にできている人は少ないのではないしょうか。ぼく自身も苦手意識を持っていて、目標を追っているように思えて惰性でやっていることもしばしば。 そんなことを思いながら見つけたのが、目標達成支援ツール『North Star』。ノーススターとは北極星です。地図がない夜道でも、北極星だけはつねに北の方角を指しているので古来から人々は参考にしてきたそうです。その文脈を目標達成に転用しているんですね。