いよいよJLPTですね!

あしたは12月4日、JLPTの本番です。
わたしがいま日本語支援に行っている事業所でも、JLPTを受ける方がいらっしゃいます。先週はその方たち(+遊びに行きたい方も)と試験会場の下見に行ってきました!その時の出来事と後日談をお話します。

先週の雨が降る土曜日、駅前に集合して試験会場へ歩き始めました。
駅に出たときは小雨だったのですが、風邪をひいては大変なので、傘をさしてください~、と声をかけました。
8人中3人は雨具を持たずに来たようで、友だちの傘に入れてもらっていました。「天気予報を見てから出かけましょう」とお小言を言って出発です。

道のりはいたって簡単、2回右折するところがあったので、その場所を写真に撮って覚えてもらいました。
1か所は「餃子のお店」。いやいや、けどここは日本の中でも有数の餃子の街!それではどこの「餃子の店」かわからなくなりそうなので、もう少し特徴的な建物を目印にしました。
つづいて、2か所目はスーパー。ここのスーパーは駅の近くには1軒のみ。安心してここを目印にしてもらいました。

さて、後は大学まで直進するのみ!と思っていたのですが、3人ほど暗い顔で、唐揚げの店の前から動かないのです。話を聞くと、朝ごはんを食べずに来てしまったそうで、腹ペコだったのです。しかし、残念ながらそのお店はまだ開店準備中でした。申し訳なく思いながら「あと少しだから・・・」と背を押して大学へ。

大学入り口で「試験の下見のため~」と、校内を回る許可をいただきました。地図を見てから試験会場の建物まで歩いていきました。かわいそうに、1人だけ違う建物だったようです。

2人の学習者さんが、最後にとてもきれいに紅葉していたドウダンツツジの前で、写真撮影をしていました。その光景を見て、ほっこりしました。
明日もその笑顔で乗り切ってほしいです!

【後日談】
学習者さんたちに、「試験に持って行く物を確認しましたか?」と聞いたところ、確認していなかったようで大慌てで説明しました;
体調確認の紙も印刷しないといけなかったので、大慌てでした…。「自主性を尊重」という教育観を上の方など設定しているのですが、今回はじめて日本で受ける方もいますから、この対応は無責任だったなと個人的に反省しています。

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