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「知らない人んち」 第2話アイディア

■全体ストーリー再考
12星座と黄道を根底に。
きいろは太陽のような存在。すべての中心。
きいろの周囲には、12人の守り人がいる。12星座だ。
キャン(蟹座)、ジェミ(双子座)、アク(水瓶座)ら3人もその一員。
そして第2話のゲスト俳優、濱津隆之さんは、レオ(獅子座)。ライオンのようなワイルドさで、場をかき乱す。
残りの8人がどこにいるかはまだ謎だが、キャンの陰謀により、すでにいない可能性が高い。

きいろは、広い宇宙の彼方、地球よりも月よりも小さな小さな小さな星で生まれた。
その国には、「笑顔」というものが存在しなかった。
きいろは「笑顔」を身につけ、生まれた星を笑顔で満たすため、地球に留学、留星したのだ。

(なので、アク、ジェミは笑顔が下手だ。ゲストのレオもものすごい笑顔が不自然だ。キャンだけは上手に笑うことができる。)

しかし、その記憶がきいろにはまったくなく、地球人として普通に生活していた。

そんなある日、あの3人と出会ったわけだが、それは偶然ではなく、3人により周到に準備されたものだった。

今夜1000年に一度の天体ショーが観測できる。
太陽と月と星座群が一列となり、流星群が降りそそぐのだ。
夜11時に宇宙エネルギーが、一点に集中し、時空が開く。
最初に出会った空き地が、実は地球最大のパワースポットであり、アク、キャン、ジェミの3人はそこにエネルギーを集めるための準備をしていたのだ。
その場所からきいろは、生まれた星に帰ることができる。
だが、きいろはその事実をまだ知らない。記憶がまったくないのだ。

3人は、きいろを生まれた星に帰そうとするが、実はキャンだけは、自分がきいろの代わりに戻って星の女王になることをたくらんでいた。
キャンは記憶を消去再生する能力を持っており、アクやジェミも利用していたのだ。
アクとジェミが悪で、キャンは二人からきいろを逃がしてあげようとしているように見えるが、実はキャンこそが悪玉だった。
やがて天体ショーと、きいろ対キャンの笑顔対決が始まる。
ユーチューブの画像再生数がぐんぐん上がり、世界が笑顔で満たされていく。
果たしてきいろは地球に残るのか、自分の星に帰るのか。

■■第2話
レオ登場
今夜のビッグイベントの説明
12星座と黄道の説明
空き地の説明
最後の晩餐

■■■第3話
風呂
記憶を操る能力(キャン)
ニゲテ(キャンのワナ)
記憶

■■■■第4話
伏線回収
キャンとの戦い。
笑顔対決。
記憶がすべて蘇る。
笑顔、笑顔、笑顔、笑顔。
「ここが、私んちだーーーー!!!」
笑顔、笑顔、笑顔、笑顔。
太陽と月と星座群が一列となり、流星群が降りそそぐ。
夜11時に宇宙エネルギーが、一点に集中し、時空が開く。
地球に残るのか、自分の星に帰るのか。
それを生配信する。
「宇宙人?」「演劇?」「特撮?」声が声を呼び、再生数があがる。
笑顔、笑顔、笑顔、笑顔。
☆彡エンディング
「その日、ユーチューブは過去最大の瞬間再生数を記録。この動画はその後の一週間で60億ビューを越え、世界一の再生数を記録した。しかしその後、きいろからの投稿は一度もなく、伝説のユーチューバーとして語り継がれることとなった」

■■第2話シナリオ案(抜粋)
〇暗室前
  最初はキーキーと爪を立てる音だったが、やがて内側からゴンゴンとものすごい音がし、鎖を引きちぎり、扉をぶち壊し、男がでてくる。
  恐怖に震えつつもしっかり動画を撮るきいろ。
  レオ(ゲスト俳優、濱津隆之さん)登場。
レオ「なんかえらいドア硬いな。壊れてんのか」
キャン「ちっ、あんたが壊したんだろ」
レオ「おお、おお、おお、おお、きいろかー。大きくなったなあ」
  とニコッと笑う。不自然な笑顔。
きいろ「 ? (だれ???)」
レオ「笑顔!」
  とニコニコっと笑う。ますます不自然な笑顔。
レオ「人を笑わせたいなら、まずは自分が笑う。さんざん教えたのに忘れちまったか」
  とニコニコニコニコニコニコ笑う。
  どうしようもなく不自然な笑顔。
  きいろ、つられて笑う。
レオ「それ! その笑顔最高! 食べちゃいたい」
キャン「レオ! いい加減にしなさい」
きいろ「レオ…。獅子座ですね。レオさんは本当に人間ですか?」
  心配そうに顔を見合わす一同。
レオ「なんだお前、本当に全部、忘れちまったのか? 人間? んなわけねーだろ」

〇リビング~食卓
・今夜のビッグイベントの説明
・12星座と黄道の説明
・空き地の説明
などなど。
レオ「今夜11時、1000年に一度の奇跡が起こる。太陽と月と星座群が一列となり、流星群が降りそそぐ。その宇宙エネルギーを一点に集中させ、時空を開く」
きいろ「?」
レオ「まなかきいろは、黄信号じゃない。宇宙のど真ん中、太陽だ」
  ホロスコープの絵。真ん中に太陽がある。
レオ「そして、まんまるお月様、満月だ」
きいろ「?」
レオ「そして、目玉焼きだ」
きいろ「??」
レオ「あるいは、かぐや姫か、サイヤ人か、宇宙人か地底人か、泥棒か、警察か、未来人か、古代人か、狼男か怪物か、それともユーチューバーか」
きいろ「????」
レオ「可能性は無限だ。お前は何にだってなれる」
きいろ「????」
レオ「いつだって笑ってろ。そうしてたくさんの人を笑顔にしろ」

〇廊下~リビング
  リビングには、キャンとアクの二人きり。
  キャン、優しくアクの頭をなでる。
  (アクうっとり。実はその動作で記憶がなくなっている)
  それを廊下から見ているレオときいろ。
レオ「だれが敵でだれが味方かは自分で判断しろ」

■■■■今後の伏線回収

■「ニゲテ」のメッセージを書いたのは誰?
キャン。圧倒的にきいろの味方。
なんとかきいろを助けたいと奮闘する。
が、それはすべて嘘だと最終話で分かる。
「ニゲテ」というのも、きいろを連れ出すためのワナだった。

■3人の正体は?
きいろを守る12星座のうちの3人。
ただし、レオを除く他の8人の消息は不明。
きいろを守るはずが、陥れようとしている者がまざっている。
ジェミがうさぎに固執するのは、「月のうさぎ」の影響。
一番仲良くしているキャンが実は裏切り者だと最後に分かる。

■家の杖や三輪車
12星座のメンバーにはいろんな年代の者がいる。
きいろも小さい頃からそこに住んでいた。

■アクが心の病気というのは本当?ウソ?
キャンの嘘。

■アクの監視カメラの目的は?
アクには記憶障害がある。
アク自身は病気と思っているが、実はキャンの能力により記憶を消されている。
キャンは、頭を触ることにより、記憶の消去と再生をする能力をもっている。
アクは自分の記憶がなくなることが不安で、監視カメラで自分の記憶をたどっている。
同時にキャンとジェミを疑い、自分の記憶喪失の手がかりを探している。

■なぜきいろが子どもの頃に描いた絵がこの家にあるのか?
ここで育った。
ただその記憶は消されている。

■絵の内容
大きな太陽。
ニコニコ笑顔。
青い男。赤いめがねの女。ピンクの女。黒の男。緑の男。
みんな手をつないでいる。
やがてすべてを思い出したとき、
「ここは『知らない人んち』じゃない。
『私んち』だ。
『私んち』はここだーーーー!!!」
と思い出す。

■暗室には何があるのか?
レオが閉じ込められていた。
それ以外にも他の星座メンバーの消息のヒントが。

■天井裏
脱出に使ってもいいが、無理して使わなくてもよい。

■何を埋めていた?
空き地全体が大きな魔法陣になっており、その一角にスイッチとなるパワーストーンを仕込んでいた。

■赤いラインの軍手袋を落としたのは
記憶障害のあるアクに、目印を残すため。

■自転車
ETのように、満月を背景に自転車で空を飛ぶか。

■アクの赤いハンカチ…考え中
■緑のカバン…考え中
以上

ほんの少しでも笑顔になっていただけたら幸いです。