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余白や無駄があるからこそ新しいアイデアやきっかけは生まれる

こんにちは。
先週の3連休は、家族が久々に上京して遊びにきました。
僕自身が上京してから何回か引っ越しをしたのですが、手伝いのついでに遊びにきたのが最後だったので
7年ぶりくらいになります。コロナがなければもっと早く遊びに来れたのかもしれませんが3年ぐらいはあっという間に過ぎてしまいましたね。

家にいる人が増えたのでそれに比例するように作り置きの食パンがあっという間になくなりました。
母が朝食にパンを食べるので、朝食用のパンを作り置きしておいたのですが、最終日まで持たなかったので、途中で作り足しししたのですが、そのときの実験で思ったことのメモです。

パン作りを始めてからかなりの回数をこなしているので、だいぶ慣れてきたと思っているのですが、2次発酵した後に表面に気泡が出てきて生地が潰れてしまうことがありました。

ちょうど富澤商店さんの生地が流れてきて読んでいると、その原因が分かりました。これまでは生地の捏ね方が甘いと思っていたのですが、実は逆で過発酵気味かつ型に対して若干生地が足りないことが原因ではないかと考えるようになりました。

そこで、次回作るときには、生地の量を増やしてみようと思っていたので、そのタイミングで2倍の量にしてみたところ、表面に気泡が出ることなく膨らんで焼き上がりの表面を見てもイメージに近い状態になりました。

しかし、今度は生地の量が多すぎたので、気づいた頃には型から溢れ出てる状態になっていました。少し面白かったので、そのまま焼いてみたら画像のようなキノコに似た形になりました。

これはこれで見た目で楽しませてもらったので良かったです。ここの分量を調整するために悩ましいのが個包装されたイースト菌の量です。1.5倍にしようと思うと半分残すような形になるので、悩ましいとことでした。そのため、どうしても最低単位が倍数になることで今度は分量が多くなってしまうことになりました。

しかし、生地が余ることで新しいパンを作るための練習に使ったり、別の惣菜パンを作ったりとアイデアが自然と出てくるようになっていて、もしかすると余白がなくきっちりとしている方が窮屈で新しいアイデアが出にくいのかもしれないと思いました。

余白があることで新しいアイデアが生まれるというのは、何かの本で読んだことがあるのですが、実際に自分で体験してみると、その通りだなと思いました。

何か新しいことや現場から変えたいと思った時は、目の前のことに少し無駄と思えるような余白を持つことで、新しいアイデアや発見が生まれるかもしれませんね。

偶然が生み出す奇跡はいつでも尊いですね。それではまた。

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