小さな会社の社長あるある(まとめ)
ボク自身を含む、ボクの周りの小さな会社の社長たちが教えてくれた『小さな会社の社長あるある』をまとめてみました。Twitterにコツコツ投稿したものです。
小さな会社の社長あるある
右腕に育てようと一大決心して中途採用した社員が1年で辞める。
自由になりたくて独立したのに自由じゃなかったスタートアップ。
株主の意味も社外取締役の意味も深く考えずメンターの言うままにしてしまって後悔する。
大企業の社長とゴルフに行ったツーショットの写真で信用してしまい、いかがわしいコンサルタントと契約してしまう。
自社WEBサイトのTOPページかっこよく英語で作ったのに、お客さんから「読めないしわかりにくい」と言われる。
製薬会社の社員は自分の会社の薬を飲まないとかいう話を聞いたことがあるけど、ボクは小さい会社の社長として客観的に見て「やっぱ自分の会社に頼みたいわ!」って思えるサービスを作りたい。
アルバイトの青年にLINEで指示したら「り!」って返信されて、ちょっと凹む。
誰もやりたがらないグレーゾーンの仕事はスタッフではなく社長が拾う(雑務なんでもやる)
怪しい経営者交流会の無料講演会で「今日、入会すれば入会金無料!」に連れられて入会してしまう(Pッションリーダーズとか)
「これからは社長自らが情報発信だ」意気揚々とTwitterを始めるが誰もフォローしてくれない(悲しみ)
株式会社って大きい会社でも小さい会社でも一定の総務経理の事務仕事があることに気づく(グレーゾーンは社長がやる)
自社WEBサイトのデザインを盛りすぎて100人の会社かと思われる。(3人の会社です)
スタッフが辞めた後に同業者への転職活動が露呈してしまう。(タレコミによる悲しみ)
ネットやPCの不具合でLAN配線やらルーターやら這いつくばって確認したあとに弁護士と利用規約の打ち合わせをしていると「スーツが埃だらけですよ」と言われる。(なんでも自分でやります)
1人の株式会社だけど個人事業主から会社にしただけで立派な会社の社長と会えたりする。
自分の実力を過信して起業した(社会を動かす幸せな勘違い)
経理担当は外部の会計事務所(頼りっぱなし)
融資など金融機関の手書き書類に疲れる。(漢字が書けなくなってる自分に落ち込む)
売上アップを目論んで経営者交流会に入会したが増えたのは売上ではなく部会という名の飲み会(Pッションリーダーズとか)
買うか買わないか即決できる(判断スピードだけがとりえ)
友達だから頼みたい
紹介だから頼みたい
信頼できるから頼みたい
みたいな仕事の請け方は大事だし有り難いし尊いけれども、請けたからには想像を上回る価値を誠実に届けたいと思う(切実)
経営者以上に能力高いスタッフは自分の会社に入社しないとよく言われるが、異なる考え方の経営者曰く「うちの会社には自分より優れているスタッフがいる」と。それはあなたのソフトスキル(総合的な人間力)が高いから個々のハードスキルが高いスタッフが集まっている状況
「仲良くなれそう」と思った経営者仲間からのメールが初回からガチ営業メール(Pッションリーダーズで知り合った社長)
BNIに100万回誘われる(根負けして朝食会に参加)
スタッフ採用はすべて友人や知り合いからの口コミ紹介
若い女性スタッフは社長の愛人だと思われる(池袋の不動産屋社長の声)
小さい会社だってWEBマーケティングしたい(予算もノウハウも小さいけど情報だけはたくさん耳に入ってくる)
セミナー、読書、ネットでインプットしすぎて行動に移せない(行動しなさいってば)
忙しいと嬉しい、暇だと不安しかない
どうせパパがいるんでしょって言われる(ある女性経営者の声)
ON-OFFの区別がない(たぶん当たり前の感覚)
孤独な経営者を気取る(本当は寂しがり屋)
リモートワークへの移行が簡単(だって少人数だもの)
Facebookで知らない人から友達申請くる(交流会で名刺交換したのかな
ITやWEBに詳しいフリをしてしまう(ほんとはよくわかっていないが同意の相槌は得意)
「貴社と取引を検討してる大企業からの依頼があって調査に行きます」というのを真に受けて舞い上がって面談したらしっかり営業された上にまんまと月刊誌を買わされる(新橋のIT社長の声)
「新進気鋭のベンチャー企業を特集するWEBに掲載させてください!取材させてください!」を真に受けて掲載料を取られる(新橋のIT社長の声)
気を付けているは一つだけ、富の再分配
経営に詳しいフリをせざるを得ない(ほんとはよくわかっていなくても同意の相槌は得意)
これからはコンテンツマーケティングだ!と、オウンドメディアを始めるもスタッフが飽きてしまい自分ひとりで続けようとするが挫折
現場に立つ!そしてスタッフより働く(北海道の鮮魚店社長からの声)
ひとり株式会社なのに社長と呼ばれる(むずがゆい)
女性求職者を面接しようとしたら旦那さんが出てきてこちら側が面接される(レアなケースだけどありそう)
「有名人と対談をセットします」にのせられて架空のメディアに大金を払う(新橋のIT社長の声)
大企業内のオープンイノベーションを名乗る部署に無料で時間とノウハウを盗まれる(新橋のIT社長の声)
VC(ベンチャーキャピタル)に「メンターのクリニックを無料で受けませんか?」と言われて会ってみたら、くるぶし出したツーブロックの若僧にあろうことかB2B営業について偉そうに言われる(新橋の偉いIT社長の声)
小規模事業者持続化補助金の存在を知って、自分の会社が小規模事業者と知る
経済センサスの調査票が届き、やんなきゃいけないのか、無視していいのか、ググる
Twitterはスゴい人ばかり目につくので自信と居場所を失くす(コモディティにならない居場所を探そう)
自分の給料を自分で決めるけど、業績によっては無給にしたり、半分にしたりすることもある。
サラリーマンに戻りたいと思ったことがある(戻れないけど)
大きい会社や立派な会社と比較して戦う必要なんてなくて、小さな会社でも誰かを幸せにすることは出来ると気付く、いや、自社のお客様から気付かされる
誰も自分に「仕事しろ」と言ってくれない。
会議中、わからないカタカナ言葉をそっとググる
読まなきゃいけない本
読まなきゃいけないダウンロード資料
読まなきゃいけないメルマガ
どんどん貯まる(読めてない)
サラリーマン時代の成功経験だけで起業してしまい、会社の看板で商売できていたことに気づく(泣)
「なぜ一流の男の腹は出ていないのか?」という本を読んだ感想をアップしたら、先輩社長から「ケンカ売っとんのか」と絡まれる。
WEBとかITリテラシーが低い社長がいる。しかし、しっかり市場に応えるサービスを提供して収益を上げ続けている。尊敬の念しかない。
退職したスタッフとLINEで鬼滅の刃トーク
ボク「もうすぐ鬼滅が始まるね」
元スタッフ「楽しみです~」
ボク「煉獄さんみたいになりたいな」
元スタッフ「社長は私がいたころから煉獄さんですよ」
涙ぐむ
元レペゼン地球のDJ社長の動画を見て「うんうん、わかるわかる、株は大事だし、なんであのとき…」って自分と重ね合わせて涙ぐむ
サッカーチームのスポンサーをやってユニフォームに自社のロゴを入れたくなる
自分の会社の株主総会が荒れて「テレビドラマみたい」と少しワクワクする。
リモートワークの時代になっても、スタッフやお客様とはやっぱり飲みに行ってコミュニケーションしたいと思っている。
他責思考より自責思考
自責思考でコントローラブルに行こう
と、自分に言い聞かせる毎日
(弱いのですぐ他責にしちゃいがち)
「10年続く会社は3%」とか
「10年続く会社は6.3%」とか
「10年続く会社は10%未満」とか
いろんな人に言われて自分で調べてみたけど何%なのか結局わからず…
とにかく10年は頑張ろうと決意する
晴れた日は晴れを愛し
雨の日は雨を愛す
楽しみあるところに楽しみ
楽しみなきところに楽しむ
[吉川英治]
雨の日は自分に言い聞かせる
ビジネスも雨が降ります
スタッフに指示するより自分でやっちゃうほうが早いからつい自分でやっちゃう(泣
↑
それじゃダメ
仕事で悔しくて泣いたことがある
仕事で嬉しくて泣いたことがある
みんながみんな、自らの成長を願っているわけではないことに今さら気づく
ドラマに出てくる町工場の社長に心を寄せてしまう
数年来の友人が経営者なのは知っているがどんな会社でどんな仕事かよく知らなかった。
お互いの仕事について話してみると得意分野と不得意分野を補完し合える関係が判明。
もっと早くちゃんと話せばよかった。
Chatworkの顔文字で「了解」ってされるとちょっとイラっとする
遊びは真剣にやる!仕事は遊び心を持ってやる!
「こちら側のどこからでも切れます」って書いてあるのにどこからも切れず自分のスキルに絶望する。
取引先との会話で使わないように気を付けている言葉
「最近、バタバタしておりまして」
相談相手としてGoogle先生に勝てるところ!
何を質問していいかちゃんと言語化できてない人の質問を言語化して「言いたいことってこれですよね?」って合意して、回答できるところ
今のGoogle先生には出来ない(はず)
これが出来れば小さな会社でも役に立てる市場はある
独立したての個人事業主(27歳)から質問された
「経営者になると経営者以外できなくなるらしいですね」「いや、そうでもないよ、いまサラリーマンに戻ったら、上位方針に従ったいい仕事が出来ると思うなー」
って答えたけど、たぶん誰も雇ってくれません(笑)
1/4インチのドリルを買う人が欲しいのは「1/4インチの穴」である
⇒欲しいのはドリルじゃなくて穴
ドキっとして自分を振り返る
独りよがりの自分都合プロダクトアウトになってないか
顧客が本当に欲しいものは何か
レビット氏「マーケティング発想法」1968年
「ドメイン?サーバー?コーディング?プログラミング?HTML?コンテンツ?WEBサイトってわからないことだらけ!」
WEBが苦手な小さな会社の社長は、これを読むとなんとなくイメージがつくかも。
WEBサイトと家を建てる工程は似ている。
「チャレンジしよう!」って言われるけど、安定してないんだからチャレンジするしか道がないのよ(泣笑)
ダメな自分を許せるようになって初めてダメな他人も許せるようになった。「社長だからなんでもできるスーパーマンでなければならない」からの脱却。
「自分はデキる」という幸せな勘違いで会社を辞めて起業した。
10年後の君はきっと「ああ、10年前にやっておけばよかった」と思ってる。だったら今からやろうよ。
誰も自分に「仕事しろ」って言ってくれないので
しょうがなく自分で自分に期限付きの宿題を出す
自分にとって大きな投資は勇気だしてやる!
ドキドキするけど、それが頑張るモチベーションになる
結果「やってよかった」になる
足場資材もWEBマーケティングも長期的な投資と考えている
建設足場会社の社長さん談(いい話)
売上を10倍にしたいけど、忙しさが10倍になるのは嫌だなと思って工夫した。
あれが足りない、これが足りないって言うよりも…
「完璧を目指すよりまず終わらせろ」
Done is better than perfect.
って、アドバイスすると同時に自分も思い出す。
醤油も酒も味醂も造り手が変われば味が変わる
優しい人が作れば優しい味になる
意地悪な人が作れば意地悪な味になる
(ゼロから始める自炊塾 塾長 土岐山協子氏談)
それはきっとIT、WEBなど無形サービスも同じ
優しい人になって優しいサービス開発を
Chatworkの「了解」「ありがとう」「おめでとう」「わーい」「いいね」絵文字リアクションにモヤっとする
社員は意外なほど会社や会社の商品サービスに興味がないという残酷な真実を知る(泣)
社員は意外なほど会社や会社の商品サービスに興味がなく、知識も少ないという残酷な真実を知る(泣)
社外向けの情報発信と同じくらい
社内向けの情報発信も大事(難しい)
年末のカレンダー配りとか、手帳配りとか、なくなったなぁ(しみじみ)
そもそもリモートワークでオフィスにいない
大分市でWEBマーケティングを頑張ってる変態で半裸のパーソナルトレーナーと出会ったのでネタにしてみたら、意外にシャイガイだったけど、どこでも脱ぐからやっぱり見せたがりの変態だった話をnoteに(文字数)
「年末年始休暇でIT担当がいない!WEBサイトがなんかおかしい、ちゃんと表示されてない!!」ってなったとき、エンジニアじゃなくても対処できる方法
1, ドメインの有効期限
2, サーバー障害
3, SSLの有効期限
↓
WEBサイトの改ざんを疑う
仕事納めも仕事始めも無い
「夢は何?」と子どもたちに聞いて、例えば「サッカー選手」と答える、そこで職業を答えるようになったのはいつからだろう?
5年後、その職業があるかどうかもわからないし、職業よりも「どういう人生を歩みたいか」を語るべき / footballtimeより岩政大樹氏談
参考になる
大手企業の社長とゴルフしている写真を見せられて「すごいコンサルタントだ」と信用してしまい、高額の契約を結んでしまう。
高額の契約を結んだコンサルティングファームから、分厚い提案書が届き「この通りにやれば上場できる」と言われ上場できなかったら「この通りにやってない」と言われる(号泣)
経営者交流会で出会った綺麗な女性社長から食事に誘われ、2次会のテーブルでアムウェイのカタログを広げられる。
記事を書いた人の自己紹介
こちらの記事を書いているボクは小さくて良い会社のためのWEBサイトを制作している会社を経営しています。電機メーカーの営業から始まり、外資系PCメーカー、ベンチャー立ち上げ、挫折、会社清算、2回目の起業、など経験したので、小さな会社の社長あるあるを書いてみました。
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shima-ryo / 小さな会社のWEB屋さん / アイランドマーケティング
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