私のしょうもない人生
私は現在、看護学の大学院生となり専門看護師を目指していますが、ここに至る道のりは決して順風満帆ではありませんでした。今回の内容を、おおまかに言うと、
【高校時代】
【高校卒業~1浪目(新聞奨学生)】
【2浪目~はじめての大学時代】
【再受験~看護大学時代】※今回はここまでにします。この後、退学~暗黒時代へ突入します。
私のしょうもない人生が皆さまのお役に立てば幸いです。
それでは、行きましょう~。
【高校時代】
中学生の頃、大学に進学したいと考え私立の進学校を目指していました。第一志望は不合格となりましたが、滑り止めとして受けていた高校には合格し、その高校に進みました。一応進学校だったこともあり、同級生は進学という同じ目標を持つ仲間だったので、励ましあいながら部活や勉強に取り組めたと思います。しかし、現役ではどこの大学にも受かりませんでした。今思うと、はじめから「現役で受かるはずない」「一浪か二浪くらいはしてもいいんじゃないか」という気持ちだったと思います。
【高校卒業~1浪目(新聞奨学生)】
高校を卒業した私は、早く家を出たいという気持ちから、新聞奨学生として都内の新聞販売店に所属しながら予備校に通いはじめました。
新聞奨学生とは、新聞配達をして給料をもらいながら予備校の学費も返済不要で100万円前後の援助を受けることができます。朝刊と夕刊の配達でひと月10万円ほどもらえたと思います。朝刊と夕刊の配達に加えて集金もすると、もうちょっと給料が良かったですが、私は勉強時間を確保したかったので配達だけを選択しました。集金もしていた友人は、思うように集金が進まず結構時間をとられていたと話していました。集金に行っても不在だったり、居留守をしてなかなか新聞料金を払ってくれないお客さんもいたようです。
新聞奨学生の一日は、朝3時から始まります。3時に起きて、販売店に行きます。私は、販売店の二階に寮費無料で住んでいたので通勤時間は0分でした。当時、同じ販売店に5~6人奨学生がいました。2~3人は、販売店の上ではなく、近隣のアパートに住んでいました。このアパートも、販売店が借り上げた奨学生用の寮です。
販売店に行くと、だいたい3時ころには新聞が運ばれてくるので、その新聞にチラシを挟んでいきます。自分の配る分の新聞にチラシを挟み終わったら、自転車に積み込みます。前かごに上手に組み上げていきます。これにはコツがいるので、しばらくは苦労しました。私はだいたい200部くらい配達していました。4時ころから配達をはじめて、6時ころに配り終わります。自転車で配達をするので、いい運動です。6時ころに帰ってきたら、販売店で朝食を食べます。無料か有料か忘れましたが、販売店のお嫁さんが作ってくれたものをみんなで食べました。
配達後は、予備校へ出かける準備をして、電車で予備校に向かいます。その予備校は新聞奨学生向けの予備校で、みんな新聞奨学生でした。なので、共通の話題も多く楽しかったです。この一年間で、英語と地理の成績はかなり伸びたと思います。しかし、重要な数学や理科は相変わらず弱かったです。
【2浪目~はじめての大学時代】
一年後、センター試験では現役時よりは良い成績が取れましたが、受験は失敗に終わりました。もう一年新聞奨学生を続けることは可能でしたが、勉強時間を十分に確保するため、実家に戻りました。
実家に戻って、また予備校に通い始めました。浪人生活2年目なので、もう後がないつもりで頑張りましたが、あまり成績は伸びなかったと思います。自分の能力に見切りをつけ、受かりそうな大学を受験しました。行きたい大学でもなく、行きたい学部でもありませんでした。
一応は進学しましたが、やはり勉強をする意味が見い出せず、1年半で退学することとなりました。退学してどうするつもりだったかというと、再受験です。
【再受験~看護大学時代】
子どもの頃から看護師になりたかったわけではないですが、母親が看護師をしていた影響もあり、看護大学を受験しました。この時は、勉強期間は半年ほどでしたが、公立の看護大学に合格することができました。
晴れて看護大学生となったのですが、この時の私は本当に大学をなめきっており、バイトばかりしていました。今思うと、看護師のことすらなめきっていたと思います。勉強などしなくても、楽になれると考えていました。まあ、そんなわけないのですが。看護大学では、3年生から本格的な実習が始まります。実習に行くには、すべての単位を取らなければいけません。私は、何度も再試験を受けながらもギリギリの成績で単位をとりました。実習が始まってみるとまったくついて行けず、同級生の中でも孤立していたと思います。このような状況から、看護師を一生の仕事とすることにも嫌気がさし、なんと、私はまたしても大学を辞めてしまいました。
長いので、一度区切ります。2回も大学を中退して、私はどうなっていくのでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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