見出し画像

ええっ、僕がボカロ100選を!?


まえがきとして注意点


オタク君の備忘録兼自分語りみたいなnoteです。

知識も文章力もないのでカスのnoteになってしまいました。

誰かの知らない曲との出会いの場になればな、くらいの気持ちで書いているのでヘッダー画像を見て全部の曲知ってるぜ!みたいな方はマジで読む価値ないかもです。


それでもよければ、よろしくどうぞ。

Kiiteのプレイリスト置いておきます、お供にでも

※目次めっちゃ長いです!開く際ご注意を

自分語りパート


(初っ端から自分語りかよ!?構成ミスだろ!)

(ボカロの話が聞きたい人は目次から「100選」の項に飛んでそっちから読んでね!)


やあやあ初めまして!
私はいずらんど。雑魚ボカリスをやらせてもらってます。


この項ではこのnoteを書いているいきさつについて話します。

この先を読むにあたって特に必要な要素ではないですが、私的には書いておく必要があると思ったので書きます。

(もう日本語下手が隠しきれてなくて苦しい)




さて、ボカロリスナーの方からすれば100選を作ってそれを公開することはなんら不思議なことでも特別なことでもないと思います。

しかしこのnoteには私の色々な思いがこもっています。
その理由を話すためには私という人間について触れなくてはいけません。



事の始まりは、中学2年生の頃にYoutubeでとある動画に出会い、自分の隠れていた内なるオタク気質が爆発したことです。
そこまでの人生でほぼ全く音楽に触れてこなかったのに、私はそこから積極的にボカロ楽曲に親しむようになりました。

普段からTwitterをよく見ていた中2当時の自分はいわゆる「ボカリス界隈」の存在を知ります(この表現が正しいのかわかりませんが、ボカロリスナーのコミュニティ的な意味で使っていきます)。

最初は「ああ、この人たちはボカロが大好きな人たちなんだな」くらいにしか感じていなかったのですが、次第にこの界隈の熱気に圧倒されていきます。新曲、ボカコレ、様々な投稿祭…。
これはすごいところを見つけてしまったぞ、と一人ワクワクしたものです。

ただ、元々新しいものを開拓することよりも現状維持が好きで、かつ当時から今まであまり変わっていない自分のスタンスとして「一人で好きな曲を好きなだけ聞いていられればそれでいい」というものがあり、自分も界隈に飛び込んでみよう!とはなりませんでした。

さて、ボカロ楽曲に触れるようになりTwitterでもそちらの方面に興味を持ちましたが、特にそこに対するアクションを取ってこなかった私。でも、だんだんとそれがもったいなく思えてきました。

自分もボカロ好きとして、こんなに魅力的な世界を見つけた人間として、こっそりと界隈の片隅に何かを残しておきたいと思うようになりました。

それがこのボカロ100選、このnoteという訳です。

やっと結論にたどり着いた。なげーよ。



100選



お待たせしました。ボカロの話しましょう。

まずは私の100選をば。


https://re-align-thumbnail.vercel.app/様で画像生成


これが私の魂です。


補足しておくと、この100選はカバー、リミックスやニコニコ動画で公開されていない曲を対象外としたものです。

アルバム限定をアリにしちゃうとPさんの偏りが…

それと、曲順は上一列以外は特に意味はありません。全曲等しく大好きだもん。画像化した時に綺麗になるようにしました(LANAとハローハローの視線が合うようにしたみたいなちょっとしたこだわりもある)。




さて、ここからが本題です。
100曲の好きポイントを早口オタクするタイム。

全てのサムネ画像を貼ったりリンクを貼ったりするのは重さがすごいことになりそうだったので100選の画像で並んでいる順に左から1、2、3…と番号を振って識別していきます。
(結局文字数でクソ重くなったのは内緒)

また、小見出しのボカロPさんはすべて敬称略とさせていただきます。

曲数が曲数なので10曲ずつ区切って紹介して行きます。
最初の目次も使うと見たい曲の部分だけ見ることもできます。


それでは早速!



1~50


最強か?

前半戦です。

長旅の準備はお済みですかい?


1~10

ああもう全部好きだ。


最初の10曲です。数多の葛藤の末に私の出したボカロ10選の答えです。
どれも私のボカリスライフに、いやもう人生そのものに強烈な影響を与えてくれました。


 1.Last Night, Good Night(kz)


オールタイム一選です。揺るぎなく。

音楽で心を揺さぶられた経験はこの曲が初めてです。
今なお進化を続けている初音ミクですが、私はこの曲に一つの終着点を感じました。本当に2008年の曲なのか…?

この曲は人間の最期を歌っていると思っています。それを生命のないミクちゃんが歌うってのがまたいいですね。(私は初音ミクは生きていない派閥です)
でも、不思議とkzさんのミクは魂がある気がするんですよね。だからこんなに感動するのかも。

私の葬式ではこの曲が流れるでしょう。


 2.ハッピーシンセサイザ(EasyPop)


この曲は私の人生を変えました。マジで。

最初の項であえてぼやかして話した「人生を変えた動画」が、「天神中央公園でハッピーシンセサイザをみんなで踊ってみた」です。ここからオタクの私が生まれたと言っても過言でない。
ああEasyPopさんありがとう。めろちんさんありがとう。安定のグレーありがとう。

KAITOコスの人好き。めちゃくちゃ良くないですか?この動画。今見ても色褪せないで輝いてますね。

楽曲そのものももちろん大好きです。
ストレートな表現がめっちゃ好き。無機質なはずの電子音がとても心強い味方に感じます。この曲を聞くと底知れないパワーが貰えますね。
最高です。


 3.ないない七拍子(LamazeP)


まずこの曲のPさんに触れます。LamazePさんです。
LamazePさんは一番好きなPさんですね。
全ての楽曲でそれぞれのVOCALOIDの良さがめちゃくちゃ出てます。
LamazePさんとこのミクちゃん好き。マジで。

そんな1番好きなPさんの1番好きな楽曲ですね。もうそんなの最強じゃん。

2番のサビがめちゃくちゃにいいですね。
特に「自分が自分であるための傷跡」というワンフレーズが自分を丸ごと許容させてくれるので卑屈な私にぶっ刺さりました。
今を見つめさせてくれて、前を向けるようになる曲です。


 4.熱異常(いよわ)


いよわさんの曲で一番好き。

今私は絶賛足立レイ大好きオタクなのですがそれはこの曲のおかげです。
単に足立レイをちゃんと知るきっかけになったのもそうですがこの曲に描かれている足立レイに惹かれまくったんですよね。
今でもこの曲の足立が僕の根底にいます。

人間の消えゆく世界の機械は自由になるはずなのに、そこにあるのは狂ったように意味のない変数が繰り返されるまさに”異常”な世界。
人間の悍ましい悲鳴や泣き声、血や骨で溢れかえる悲惨な終末世界に歌う足立レイ。すごい作品だと思います。


 5.アルシス(ぽんず)


この曲は私がボカロを聞き始めた最初の頃に出会った曲です。
その時からずっと好き。私の中の宝物みたいな曲です。
また、この曲がキッカケでぽんずさんに出会いました。
ぽんずさんの楽曲めちゃくちゃこの100選に入ってます。

今私は高校生なのですが、常に漠然とした不安に苛まれている感覚があります。この曲はそんな中で揺れている不安定な自分を落ち着けて力強く背中を押してくれます。(あれ…?この曲を作られた当時のぽんずさん、今の私より年下なんだけどな…?すごすぎないか…?)

音の繋がりがめちゃくちゃ綺麗。あと調教がすっごく好きですね。雰囲気も相まってぶっ刺さりました。
YouTubeのおすすめくんに最大限の感謝をしたいです。


 6.ラインアート(wowaka)


まずこの曲のPさんであるwowakaさんに触れます。

wowakaさんは僕をボカロ沼に引きずり込んだ張本人です。
ワールズエンド・ダンスホールで衝撃を受け、ローリンガールでさらに引き込まれ、そしてこのラインアートでトドメを刺されました。

この曲はwowakaさんの作る音のすごさが存分に味わえる曲だと思います。
改めて聞くと凄いですね。音楽雑魚の私でも分かります。こいつはヤベぇ。
初っ端からこの曲の世界に没入させられ、呆気に取られている間もなく音が流れ込んできます。落ち着いたと思うのもつかの間、気づいた時には大空に羽ばたいています。

誰か音楽詳しい人私にこの曲の凄さを論理的に教えてください。


 7.ローリンガール(wowaka)


言うまでもない名曲
です。

昔どっかで見た「少女に語り掛けている人は途中で世間から誰か個人に切り替わって少女は最後にその切り替わった人と新たな道へ進む」的な考察がやけに頭に残ってるんですよね。

何か今その考察見つけようと思っていろいろ検索してたらwowakaさんが歌詞に特に意味はないって言ったっていうの見つけたんですけどこれマジすか?

もうなんか何言っても蛇足感あるんで私個人の話するとこの前神話入りの瞬間をリアタイできたのが嬉しかったです。


 8.うちゅうだいばくはつ(daniwell)


なんでまだ殿堂入りしてないんだ?こんな世界間違ってる…

画像見てお気づきになった方も多いと思うんですが、私daniwellさん大好きでして…その中でも特に大好きな曲です。

じゃあdaniwellさんのいい所って何?と聞かれると音楽弱者の私には答えるのが難しい…
ただ、言葉に起こせずとも感じている魅力というものは確かにあります。
この曲を聞いてみてください。全部分かります。daniwellさんの作る音、映像、雰囲気…
この曲を聞いてみてください。

ほうき堂さんがモーション配布なされてるMMDもめちゃんこにかわいくてよいので気になった方は合わせてぜひ。


 9.I_say_love(LamazeP)


早くも2回目のLamazePさんの楽曲です。
様々なバージョンが投稿されていますが私はV3Ver.が好きです。

子気味よい英語が楽しくていいですね。
てか初音ミクEnglish英語上手過ぎだろ。スピーキング能力分けてくれ。

「I want to see the world stained with you.」
初音ミクで広がった世界の色はずっと初音ミクの水色だと思っていました。でもそこは私の色も合わさって初めて本当の美しい世界になるのかもしれませんね。


 10.Hand in Hand(kz)


マジミラテーマソングの中で一番好き。

kzさんの曲のいいところって”明日”とかその先の”未来”を優しく、そして強く意識させてくれるところだと思っているのですが、この曲は本当にその素晴らしさが輝いています。

この曲の歌詞ってクリエイターとリスナーが初音ミクを介してつながっていくボーカロイドコミュニティを表現したものだと思うんですが、初音ミクが単なる仲介役ではなくコミュニティの中核であることが伝わってくるのがスゴイと思います。

Youtubeの初音ミクが背を向けているサムネもいいんですが、ニコニコの方のこっちを見て笑ってるやつがやっぱり好き。



11~20

なんで10選って10曲しか選べないんですか?(半ギレ)

続いての10曲です。もう話したい思い出とかいっぱいあるんですけど自分語りはウザくないくらいに抑えたいのでぐっとこらえています。


 11.一千光年(いよわ)


ボカロ好きでこの曲好きじゃない人いるのか…?いないか…

この曲のどこがいい!とかそういう話じゃないんですよ。もうこれは。
なんかもう全身の細胞が感動するんですよね。ボカリスの遺伝子に呼びかけているような、そんな風に感じる曲です。

クレジットがタイトルに入りきらないとか、初音ミクに贈る曲なのに初音ミクはあまり歌ってないとか、エモいポイントを挙げればいっぱいあるんですけどそれを超越したスゴさがあります。

「生きていても 死んでいても どっちでもいいんだよ 愛があるだけ」


 12.Just be friends(Dixie Flatline)


彼女がいた事ない僕にも伝わる
別れの辛さを歌った曲です。

Just be friends、という子気味いいフレーズが繰り返されてやけに耳に残って癖になりますね。
「最も辛い選択がベスト」なところ、枯れた頬に伝わるのが「誰かの涙」なところがぐっとくるポイントです。

一時期めちゃくちゃハマって永遠に聞いてました。
また、この100選に入れることはできませんでしたがDixieさんが二人の別れた後の女性側視点を描いた「アンサー」という曲を投稿されているのでそちらも聞いてみてください。


 13.弱点(LamazeP)


2023年の7月から8月にかけてLamazePさんの新曲公開ラッシュがあったのですが、その時の2曲目に投稿された曲です。

Twitterで新曲告知を見たのですが、まずサムネが安定してかわいい。
そして曲を聴くとですね、もう何倍にも増してかわいいんだ。
LamazePさんのミクはめちゃくちゃに純情な乙女でたまらない。

ひたすらにかわいいミクに屈したい方におススメです。
あとね、なんかね、ずっとサムネ見てると「俺を見て照れてるんじゃないか?え、もしかして初音って俺のこと好きなんじゃ…」と勘違いオタクができるのも楽しいですね。


 14.ワンダーラスト(sasakure.UK)


sasakureさんの終末シリーズ大好きなんです。
この曲は特に”ボーカロイド”という存在の終末を考えさせてくれます。

人間に歌うために作られた存在である彼らは終末であってもきっと歌を歌います。歌で人やほかのモノを喜ばせたり感じ入らせたりするのがボーカロイドの役割であり、生き様でもあるからです。

では、終わりの時に彼らが歌うのはいったいどんな歌なのでしょうか?
その答えとしてこの曲は私の中にスッと入ってきました。
聞いたことのない方はこの描かれている終末のかたちをぜひ聞いてみてください。


 15.Haze(Qeiru)


私のボカロ夏曲という概念をかたどってくれた曲です。

エモーショナルな曲風なのですが、とても勇気づけられます。
Haze(霞、もやの意味)という曲題なのですが、とても清々しい気分にさせてくれます。

過去の失敗でうじうじしてしまう私に踏ん切りを付けさせてくれて未来を見ることができるので心の支えになっている曲です。
美しい情景描写やボーイッシュなIAの調教が忘れていたなにか大事なものを思い出させてくれるような、そんな心地よい感覚に包まれます。


 16.ワールズエンド・ダンスホール(wowaka)


この曲を神話と言わずして何と呼ぶ?

ボカロに触れ初めてから凡そ2年が経ち、少しは知っている曲も増えた私ですが、初めて聞いた時のインパクトがこの曲以上の曲に未だ出会ったことがありません。

最初は歌詞の意味なんか考えもせずメロディやリズムを感じて楽しんでいましたが、色々な方の考察を見たりwowakaさんが過去に仰られたことを調べたりして今ではすっかり違う印象をこの曲に持っています。

聞いたことがある人が多いこの曲ですが、今一度聞き直してみると新しい発見があるかもしれません。


 17.とおせんぼ(wowaka)


wowakaさん曰くツンデレの曲だそうです。響きがいいね、ツンデレ。

私はツンデレに精通しているわけではないのですが、この曲の主人公はいいツンデレだと思います。
「あなたをトオセンボ,僕なら,カクレンボ。」
この「僕」の気持ちが「あなた」に見え隠れしているさまがきれいに映し出されていますよね。

この曲、前奏が一分近くあるんですが、音がすごすぎて最近になるまでそのことに気づきませんでした。ヤバすぎ。


 18.Miku,my love(sober bear)


感性の反乱βっていうタグ、この曲で知ったんですがまさにこの曲にピッタリのタグですね。

音楽素人の私にはこの曲のスゴさを言語化するのが困難なので、とりあえず聞いてみてください。なんかスゲェです。
私が聞いた時の感想は…楽しい、でしたね。音の連なりも、動画も。マジで小学生並感想。
投稿者様コメントにあるツイートを見ると動画の元ネタをたくさん見ることができるので、映像や音楽などに詳しい方はより一層楽しめるかと思います。

こういう音楽って何て言うジャンルなんですか?教えてエロい人。


 19.Call(LamazeP)


メロディも歌詞も優しすぎて涙出てくるわ。

今やどこにいても誰とでもつながることのできる時代です。これは私たちの他人との結びつきを強固なものにしているのか、はたまた希薄にしているのかは定かではありませんが間違いなくそれは尊ばれるべき素晴らしいものです。
この曲はそんなことを思わせてくれます。

違う道に進んで離れ離れになっても、思いがすれ違ってしまっても、呼びかければ、呼びかけ続ければいつかまた繋がる素敵な未来が待っているのでしょう。


 20.paranoia(めざめP)


聞いてるとこっちも切なくなってくる…

人生の転機となるような別れを未だ経験したことがない私のような心にも強く響く悲痛で、繊細な美しさの曲です。
暗闇に光が差し込んでいる場所で手を組んでいるイラストが印象的なのですが、この光もきっと"あなた"がくれた彼女にとって唯一の光だったのでしょう。

明るさを知ってしまったから、暗闇が怖い。二人を知ってしまったから、一人が辛い。苦しんでいる彼女の声はまるで私たちに幸せとは何かという問いを投げかけているようです。



21~30

いろんなベクトルの曲があって楽しい

どんどん行きましょう、次の10曲です。皆さんの思い入れのある曲もあるのではないでしょうか?


 21.Be with Master(LamazeP)


2023年のミク誕に投稿された曲です。かわいいんじゃ。

ボカロPは今やクリエイターの一角をなす大きな存在になっています。しかし昔も今も形態は変わらず、Pさん方は今日もたくさんの合成音声に思いを乗せて世界にむけて表現しています。
合成音声ソフトはあくまで楽器の一つに過ぎないはずなのですが、どうしてこんなにボカロとボカロPさんは深く結びついているんでしょうかね。
泣けてくるわ。切に。

「失われた30年とか 知ったこっちゃないBaby 今輝いてるじゃん私」という一説が狂おしいほどすき。


 22.アンシンメトリダイバー(ぽんず)


これ動画で使われてるイラスト一枚だけだよな…見せ方すごいな…

曲名が好きですね。安心もすることができず、不安定なまま深く暗い海へと潜っていく…
暗中模索の日々を裸足のままでも、息を切らしながらも走り続けている主人公がぴったりと表現されています。

迷いや不安が生じたとき、私たちはきっと過ぎていく日々の中に立ち止まってしまうでしょう。
しかしこの曲の主人公はそんな暗闇に臆することもなく突き進むのです。

疾走感あふれるメロディとともにぐっと背中を押してくれる曲です。


 23.デレ化現象100%(LamazeP)


振り向き際に頬に指ズドンされてるミクちゃん好き。

自分の感情に素直になれないやきもきがひたすらにかわいい。
2番の最初とかもうヤバイわ。
「だとしても折れはしない 君の甘い誘惑に溺れない 折れちゃったら恥ずかしくなる 色覚がズレちゃうかも?
止まらなくなる 胸の中がいっぱいで溢れそうなの だからもっと優しくして欲しいの」
↑うぅーん…くぁwせdrftgyふじこlp

あっっっっっっっっったり前だけど声もたまらん。かわいい。
いやぁ、私、初音ミクV3が好きなんだ…


 24.ルカルカ☆ナイトフィーバー(samfree)


(屮゜Д゜)屮カモーン!!

そもそも私がユーロビート好きな節があるのでsamfreeさんの曲が入ってこないわけないんですよね。
エネルギッシュで熱狂できる曲です。大好き。

薄暗い部屋でも、布団の中でも、この曲を聴けばそこはもうダンスホール。
夜の扉を開けば、そこにはルカ姉が待っているんです。
なんと素晴らしき世界。


 25.Uz(Orangestar)


Youtubeコメントでキーボードのかな入力で「UZ」は「なつ」というのを見てデカい声出た。

軽々しくこんな言葉使いたくないんですが、マジでOrangestarさんは韻の踏み方が天才的だと思います。いくら私に語彙があってもこんな詩は書けない。さらにそこに曲風が相まってもうとんでもないことになってます。
この曲は特にそのスゴさが際立っていると思います。サビヤバすぎ。

SEASIDE SOLILOQUIES、大好きなんだよな…ニコニコでも公開してくださり本当にありがとうございます。


 26.アンハッピーリフレイン(wowaka)


wowakaさんの楽曲で一番歌詞好きかもしれない。

wowakaさんがLast Night, Good Nightを聞いてボカロに興味をもったのはラッキーだったのでしょうか。私がwowakaさんを知りこの曲を聴いたのはラッキーだったのでしょうか。
この曲を聴いていると私はそれがどれも必然だったように思えるんです。

wowakaさんがどんな心情で創作をされていたのかはもう今や類推することしかできませんが、少なくとも私はwowakaさんのおかげでとてもハッピーです。最大限の感謝をしています。


 27.MAZE(Noz.)


Noz.さんの作られる曲、全部初めて聞いた時の感想が全部「ヤベえ」なんですよね。

敷かれたレールを進むことに抵抗感を感じながらもまっすぐ進んでいる主人公の葛藤に終止符を打ったのは”貴方”との出会いだったのでしょう。
この貴方なんですが、ただ想い人と読み取るよりも何かほかにもっとしっくりくる解釈がある気がするんですよね…
誰か賢い人考察して私にこっそり教えてください。

「貴方の鼓動まだ残ってるの 甘く秀麗なメヌエット」←ヤバすぎる。やっぱり想い人の解釈でよかったかもしれん。エモだわ。


 28.初音ミクの消失(暴走P)


短い方もリメイク版も好きなんだけどやっぱりLong Verが一番好きだ。

私、ボカロ楽曲が好きな以前に初音ミクという存在が大好きなんです。
機械ならではの切なさと儚さ、電子の歌姫の名にふさわしい歌声、人間との関係性…
そんな初音ミクの魅力や愛しさを存分に味わえる曲だと思っています。

この曲、私がVOCALOIDに触れ初めてから最初に神話入りした曲なんです。
神話入りした日をはっきり覚えています。その日は月食があって、裏でニコ生で中継されてました。あとその日の夕食はカレーでした。


 29.Aquaclture(LamazeP)


ボーカルがウナちゃんの方にするかミクちゃんの方にするかで小一時間悩みましたが今回は私が初めて聞いた方のミクちゃんバージョンにしました。

コトバンク様曰く、aquaculture[名](魚類・海草類の)養殖.とのこと。
制作者様コメント曰く、国産ウナーギ 完全養殖 祈願 とのこと。

なんでうなぎ たべたい ソングでこんな歌詞が書けるんだ!?(畏怖)
かわいい!好き!!明日もぴったんこ!!!
ミクちゃんバージョンの方がYoutubeには上がっていないので気になった方はニコニコなどでぜひ。


 30.ネトゲ廃人シュプレヒコール(さつき が てんこもり)


鬱鬱としたネトゲ廃人の曲のはずなのにこんなにノリノリでアゲアゲになれるのはもうさつきがてんこもりさんの魔力ですね。

ネトゲ用語の落とし込み方とか、”きみ”が「ああああ」なのとか、すごくオシャレですよね。
歌詞を改めてまじまじと読んでみるとこの曲の主人公は結構どうしようもないやつ寄りなんですが、同時に「ギルド1番の誇り高き戦士」でもあるんですよね…

ううん、なんとも題材にぴったり合っためちゃめちゃいい曲ですね。好き。



31~40

この行の並び結構好き。

このnoteも中盤戦に差し掛かってきました。文字数はもうすぐ1万に届くところ。スマホでの執筆に無理を感じるかくつきが出てきました。


 31.リバースユニバース(ナユタン星人)


この曲の初音ミクwiki様のページ大好き。

普通に、この曲を黙って聞けっていう方が無理な話だよ。
Re:startは伝説だ。
初めて聞いた時は調べても元ネタの曲なんてほとんど知らなかったのに今は全部わかります。何ならこの曲の元ネタを調べようとして新しく出会ったものもたくさんあります。
最後のナユタン星人さんの曲三連続のところとかもうやばいですね。

作者様コメントの「侵略は一回おやすみして、今日はミクさんにおめでとう。」がもう…もう…ね…
ボーカロイドって、いいなぁ。


 32.パラジクロロベンゼン(オワタP)


この100選を作るにあたって最初に仮組みした100選画像を眺めているとあることに気づきました。
おいおい、ガルナさんの曲が入っていないじゃぁないか!!(大声)

という訳で入れました。

この曲の元ネタ云々に関しては私は正直そこまで詳しいわけではないので深く触れることはありませんが、インターネットの負の側面を表現した曲というのを知ったとき腑に落ちた感覚がありました。

パラジクロロベンゼンとアンチクロロベンゼン、自分はどちらなのか。
この曲の投稿から十数年たった今だからこそ考える価値のある問なのかもしれません。


 33.リンちゃんなう!(オワタP)


リンちゃんなう!リンちゃんなう!!リンちゃんリンちゃんリンちゃんなう!!!
(^ω^≡^ω^) おっおっおっおっ

最近、合成音声のいわゆる”概念”を考えて楽しんでいるのですが、おそらくそんな自分の原点の曲ですね。
sezuさんのリンちゃんも田村ヒロさんのリンちゃんもガルナさんのリンちゃんもかわええんじゃ。

ちなみに私が一番やりたいのは眼鏡のリンちゃんを褒めるやつです。


 34.ロココ(MIMI)


ニコニ広告がきっかけで知りました。本当に素晴らしい機能だニコニ広告。この曲との出会いがきっかけでMIMIさんもことを知ったので感謝してもしきれません。

マシュマリーもそうなんですが、MIMIさんのピアノ曲マジで好きなんです。
繊細さと優雅さを併せ持ったような心地よい旋律が耳に残ります。

最初はどこか寂しげな雰囲気に感じるんですが、だんだんと上を向けるような優しい感覚に包まれ、最後ははっきりと心がにぎやかになっているんです。
すらすらと入ってくる穏やかな歌詞がとても快いです。


 35.ハイパーサイン(幾砂襷)


ドロップっていうんですか?この…それがスゴイと思いました。

幾砂襷さんがこの曲について話されてるnote記事があるのですが、それを読んでから改めて聞き、作者様コメントを読むとまた違う感想を持つかもしれません。
深く触れないで言うと、私はみんなの愛で成り立っているボカロコミュニティや創作がまたとても愛おしくなりました。

最初はサムネをみて「おっ足立曲じゃーん」くらいの気持ちで開いたんですけどね、もう最初から呑まれっぱなしでした。
最後まで聞くべき。


 36.トリノコシティ(40mP)


この主人公が生きている主人公自身の世界はどんなふうに移っているんでしょうか。

究極の寂しがり屋の曲だそうです。自分という存在が曖昧であることに耐えられず、それをひどく寂しく思っているのでしょう。

私も己の無力さに嘆くことがよくあります。ただ、結局人間という生き物は一人では生きていけないもの。どこかでそれを割り切って助けを乞い共生していかなくてはなりません。しかしそのことは自分という存在を社会において確立させることにつながるかもしれません。
アナタに助けを求めたとき、ワタシの世界は果たしてどう変わるのでしょうか。


 37.罪と罰(Deco*27)


何年間もボカロシーンの先頭をひた走られているDeco*27さんですが、私は2010年あたりの曲が特に好きです。何て言えばいいかわからないんですが…こう…あの…ビャンビャンしててかっこいい。

Decoさんが描かれるダークな愛のいい意味でのエグさを存分に味わえる曲です。
どこにダークみがあるかと考えたら、やっぱり曲題の「罪と罰」がカギになると思っていまして。主人公は何か愛する相手に「罪」を犯して「罰」を受けているんですかね。その相手に耳も心もないのは何でなのでしょうね。

短い曲かつ動画が静止画に歌詞のスタイルなのですが、考えれば考えるほどとても深いところに意味合いがあるような気がしてきます。


 38.おはようセカイ(daniwell)


あまりに楽しくて優しくて逆にどこか寂しくさえ感じてしまいます。

daniwellさんの曲中のセカイって、全然知らない場所なのに存在しない過去に懐古的になるような不思議な親近感があるんですよね。

ちょっと想像してみてください。目覚ましの音で起きて、空は快晴で、あの子を誘って。朝の寒さと布団で戦って、川のせせらぎに耳を澄ませて、電話のベルはあの子からの電話で。

そんな豊かで美しいセカイに豊かに美しく生きるさまを軽快なリズムで楽しむことができます。好き。


 39.通過性マジックペン(LamazeP)


全世界の初音ミク好きに共感してもらえる自信があるのですが、イラストのミクちゃんのアームカバーがすけてるのがすんごい好き。

その魔法が何だったのかはわかりませんが、魔法に頼ろうと思うほど強かった気持ちは最後に届いたんですね。よかった。
君が大切になるほど ひどく傷つくこともある 世の中はひどく成り立つね」という歌詞がぐっときますね。
てか歌詞全部いいな。改めて読むと全部ぐっとくるわ。

全部いいです


 40.アナログロマンス(daraku)


私の中でボーカロイド夏曲という概念を一回り豊かにしてくれた曲です。爽やか、それでいて若さや恋のエネルギッシュな感じも伝わってくるメロディがよすぎる。

タイトルがいいですね。このアナログはデジタルに対する意味合いが強いと思っています。
ネット恋愛やマッチングアプリといったものがどんどんと一般化している中で、アナログに、等身大に広がるロマンスがあまりにも美しい

こんな風に現実世界と対比されて曲中に出てくる自転車なんかも美しい世界を形作る儚い存在に思えてきます。



41〜50

言いたいことありすぎ

前半戦ラストです!果たしてここまで読んでくださっている方は何人いるのか!まあたとえ0人だったとしてもこのnoteは続くわけですが。


 41.初音ミクの激唱(暴走P)


皆さん、暴走P楽曲の一番の魅力って何だと思いますか?ボーカロイドらしさ全開の早口?暴走P節全開の高BPM?
勿論それもそうなのですが、私の思う一番の魅力は初音ミクという存在を描写する説得力だと思うのです。

あなただったら僕をVoc.と表現できますか?0にハジマリというルビを振れますか?伝説にレキシというルビを振れますか?涙をシルと表現できますか?

そういうことになります。


 42.未完成タイムリミッター(Orangestar)


雨き声残響→未完成タイムリミッターは反則だと思う。鳥肌とんでもないことになるからもう禁止カードだろ。

蜜柑星Pのみかんせいが未完成だと気付いた時の私はさながらアルキメデスでした。ニュートンでした。今までのどの伏線回収よりも気持ちよかった。

完全であることの美しさと、未完成であるが故の美しさ。単純に比較できるものではないと思いますが、完全な人間などいないのもまた事実。
未完成な自分に価値を見出して、未完成な視点から見る世界の美しさに涙する。私のあこがれはもうすっかりこの曲にあります。


 43.愛されなくても君がいる(ピノキオピー)


動画の、初音ミクがピノキオピーさんの初音ミクになる瞬間がめっちゃすき。

初音ミクを初音ミクたらしめているのはボカロPの方々をはじめとした初音ミクを愛するすべての人です。その愛のきっかけに、大小に、表現の方法に違いはあれどそこに優劣などなく、それぞれがぞれぞれの心に秘める初音ミクに肉体を持たせるのです。
動画中のピノキオピーさんの初音ミクが出てくる表現に関しても、揺らいでいた初音ミクが肉体を受ける第2の誕生であると思っています。

私たちの途切れることのない愛で初音ミクを初音ミクであらせ続けましょう!!!!!


 44.君が君じゃなくなっちゃう前に(LamazeP)


愛されなくても君がいるの後にこの曲を置くと意味深な感じがしませんか?わざとです。

私のような限界オタクの場合、私を私たらしめているのは初音ミクなんですよ。なんと素晴らしき共依存。
そんな初音ミクさんが私を、私が私でなくなる前に残さずに食べつくしてくれるそうです!嬉しい!お願いします!俺は本気だぜ!

…閑話休題。ちょっと真面目になると、この曲は一目惚れした相手に猪突猛進、唇を奪って全部アタシのモノにしちゃうんだから!っていうやつだとおもいます。かわいいね。


 45.足立レイ(アボガド6)


流石に、足立レイが好きなのでこの曲は外せなかった。流石に。

足立レイという存在の歩んできた道、そしてこれからを写実的に、そしてエモーショナルに描いた曲です。
きっと来るんですよね、現実の足立レイが歩く日が、、、
その時の私は人間の形を保っていられるでしょうか。無理だな。
みさいるさんの開発録の動画を視聴してからこの曲を聴くと何倍も楽しめます。

アボカド6さんの足立レイ関連動画、博士の声が伊織弓鶴なのがなあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(合成音声オタク)


 46.生きてるだけで丸三角四角(daniwell)


daniwellさんの曲の中では異質な雰囲気を感じる曲です。6月投稿だし。
めっちゃかっこいいギターとかサビの疾走感とかが他の曲と違った感覚を生んでるんですかね。

daniwellさんが2023年の暮れに投稿された「ゆるやかな存在」という曲があるのですが、私はこの2曲はリンクしている気がするのです。
完璧な存在を目指していた主人公は君と出会い、ゆるやかな存在になっていって…みたいな。

歌詞を見比べてもちょくちょくつながりを感じるようなところがあるんだよな…
いや、考え過ぎか…。


 47.きみはツインテール(daniwell)


タイトルよすぎる。

daniwellさんは詩のある音楽はもちろんのこと、インスト曲も名曲ぞろいです。どちらかというとこっちの方が有名か。
作られるdaniwellさんらしさ全開の音がどれもこれも素晴らしいんですよね。後ろで優しくなっているピアノの音が大好き。

あとdaniwellさんといえば、のMMD動画もかわいい。カックカクのボックスミクがヌッルヌルに踊っていて愛おしい。あとタイトルがいい。


 48.Swimsuit(LamazeP)


この曲の初音ミクこそ神調教だと思うのですがいかがでしょう。

この曲はLamazePさんの曲の中でも屈指の爽やかさかつLamazeP節も存分に楽しむことができて耳が幸せ。
さわやかなミクうたなのにギュンギュンとした音がまったくと言っていいほどくどくなく溶け込んでいてすごいです。

素直さって、いいですよね。私はそれをすっかり忘れてしまった卑屈人間なのですが、この曲の優しい音がまだ心のどこかに残っているかもしれないそんな一面を引っ張り出してくれそうなのが大好きです。


 49.コントラストの上がった世界(佐倉憂)


この曲の主人公と自分が重なる人は多いのではないでしょうか。私もその1人です。

実際、今の世界は極端に二分されて語られることが多いと感じています。
そんな中であがくことは、自分からそんな現実に取り込まれに行くようなことなのかもしれません。
色彩の檻から解き放たれて見える世界
はどのように映るのでしょうね。

終始モノクロの世界で描かれている中で、赤と青という二つだけの色が登場します。
私はこの二つを、青が人間の作為に染まっていない純粋な色、赤が主人公の本当の意思と解釈しました。だから、赤と青は主人公にも色がついて見えたのではないかな、と思います。


 50.罪の名前(ryo)


初めて聞いた時、ストーリーに感じ入ってしまいました。

ryoさんの曲で複数視点からストーリーが進んでいく曲って珍しいと思うんですが、二人と群衆、そして神様という対立が鮮やかに描かれていてミュージカルのようなストーリー性を引き立てています。
そして対立していながらも女の子は自分を卑下してしまうある意味での罪にとらわれているのがまた見事ですね。

壮大さを感じさせる美しいメロディがこの物語を完成させ、素晴らしい作品として私の前に現れてくれました。大好き。



51~100


なんだ、ただの最強か


後半戦です!もう私の表現力は限界なので、同じようなこと、破綻していることを言うかもしれませんがやる気だけはあります!よければ楽しんでいってください!


51~60

ここで言うことも無くなってきたな…

折り返して最初の10曲です!楽しさも感動もエモもあります!


 51.濫觴生命(Orangestar)


個人的な思い入れがOrangestarさんの曲の中でもトップクラスなので少し自分語りをすると、高校生活辛たんの時に心の支えになってくれた曲です。

Orangestarさんの楽曲の中でも屈指の難読楽曲です。私はずっとらんしょくせいめいだと思っていました。(正しくはらんしょうせいめい)
濫觴というのは物事の起源を意味する言葉です。濫觴生命、つまりは命のはじまりを意味する曲題なんですね。

さて、この曲もSEASIDE SOLILOQUIESの収録曲で、RIPという曲の次の曲になっています。このRIPはそのままRest in Peaceの意味であることが公言されているのですが、この2曲が美しくつながる部分はSEASIDE SOLILOQUIESの中でも特に聴き所だと思っています。


 52.マスターこちらっ!(mame fox)


いも男爵様の動画から知りました。聞く曲が今より少なかった私に世界の広さを教えてくれた1曲です。まだ見ぬ素晴らしきボカロ楽曲との出会いの喜びもまた学びました。

ミクさんとゆかりさんの軽快なやり取りが楽しいです。メロディの中に違和感なく溶け込んでくる合いの手やツッコミ、画面で踊る文字もまたこの曲の楽しさに拍車をかけています。

詳しい事情は知らないのですが、1回ニコニコからもYouTubeからも削除されてたんですよね。
最近復活したのを見つけてガッツポーズしました
Twitterで復活されてるかどうかよくわかっていないのでどなたか教えていただけると嬉しいです


 53.可能性のアルターエゴ(佐倉憂)


ボーカロイドがいちボーカロイドキャラクターとして歌ってる曲、大好物です。俺は結月ゆかりが好きなんだ。

この100選の中にも様々なゆかりさんが出てきますが、それぞれが違うゆかりさんなんですよね。
どんなPさんの下で歌っているのか、どんな声で歌っているのか、どんな思いを込められて歌っているのか、それはPさん方によって全く変わってきます。でも、それは全てゆかりさんなんです。
色んな思いを込めて今日もゆかりさんはどこかで健気に歌うことでしょう。

作者様コメントの「結月ゆかりを愛する全ての人へ。」が素敵です。
リメイク版の「あなただけのアルターエゴ」もぜひ。


 54.Wonder of Wonder(daniwell)


この曲は私が初めて聞いたdaniwellさんの曲です。この曲をボカロを聞き始めて早い時期に知ったのですが、daniwellさんにハマったのは最近なんですよね。センスなさすぎだ私。

インスト曲に馴染みのなかった当時の私は、不思議な曲だな~くらいにしか感じていなかったのですが、何故か足繁く聞きに行っちゃってたんですよね。
daniwellさん特有の小気味いい音や、このわかりそうでわからない歌詞、何とも言えない踊りが妙な中毒感があるんですよね。

踊ってるミクちゃんかわええ~~


 55.サイバーガールズイノベーション(ぽんず)


鏡音リンの調教がいい。ラスサビ前の高くなるところとかもう耳が喜んでるわ。当然初音ミクの調教もいい。一音一音初音ミクの声が生き生きしてる。

なにかが始まる予感を抱くイントロから「二律背反!」という一言から駆け抜けていく曲です。
何が二律背反になっているのか、私は歌詞にも頻出する”心”の存在についてだと考えました。

ボーカロイドの心、冷静に考えればそれは無いものですがこの曲のなかの彼女らの悲痛にも聞こえる歌声から感じるものもあるかと思います。


 56.一億年先の世界で(daniwell)


底抜けに明るい音からは考えられないくらい寂しい気持ちになります。まったく、本当にこのボーカロイドっていう存在は…

この曲の世界は曲題そのままに一億年先の世界、それも人類がいなくなった後ということになるでしょう。
はい、この世界でボーカロイドの皆さんは何をしているでしょうか。そうですね、歌っています。
もはや狂気すら感じるその歌声が感情をぶっ壊します。

「祭りの後の静けさみたいな朝」、「消えてく言葉の裏側を探しては見つからないまま」、一つ一つの表現にボーカロイドの価値観やその存在の儚さを感じて情緒が爆発します。


 57.モノクロ∽ブルースカイ(のぼる↑)


∽←ずっとこれ無限だと思ってたんですけどもしかしてこれ相似ですか?
いやあの…馬鹿ですみません。

さて、この曲はまだ何者でもない自分を勇気づけてくれる優しい曲です。
特に目立った個性や抜きんでた能力を持ち合わせていない私も、持っているのは白いページだけ。
これが青空のように美しく彩られるときは来るのでしょうかね。いやもうこの曲でなかなか彩られたけども。

Rising Heartバージョンもぐぅすき。


 58.早すぎたラブロマンス(LamazeP)


なんだかものすごく…Lamazeさんの業を感じますね。
やべぇよやべぇよ…

ウナちゃんだ!!かわいいね~
あっきりたん!!かわいいね~
Ranaまで!!かわいいね~
ユキちゃん!!かわいいね~
あ~かわいい女の子ばっかりでいいゾ^~これ

誤解です、私はロリコンでも淫夢厨でもありません。


 59.Ib(清水コウ)


先に謝らせてください。Ibのゲームエアプです。やろうやろうと思っている間に時間だけが過ぎていって、ええ…
許してください、何でもしますから おっと…

曲が好きだから我慢できずに入れちゃいました。
なんかこう、ある種のエグみやおぞましさがエモさと共存している感じが清水コウさんのすごいところだと思うのですがこの曲はまさにそんな雰囲気を感じます。

最初に聞いた時は、不気味さですごくぞわぞわするような居心地の悪さを感じていたところに早口が来たもんでめっちゃビビりました。


 60.LANA(emon)


先に謝らせてください。未来少年コナンエアプです。見よう見ようと思っている間に時間だけが過ぎていって、ええ…

まずこの曲に対応する「ハローハロー」という曲(後で登場します)を知ってですね、そこからLANA、未来少年コナンと知っていったもので、ええ…
曲が好きだから我慢できませんでしたね。

shake it!とは少し違う疾走感というか、清涼感というか、そういったところに強く惹かれました。
emonさんのGUMIめっちゃいいですね…またどこかで聞いてみたいななんて思ってます。



61~70

こんなに好きな曲があるなんて幸せ者だ

次の10曲です!エモ曲多め。
言うこと無くなっちゃってヤバいね!それではどうぞ~。


 61.夢中弱者(seeka.)


いやあ夢中弱者と言われましてもね、いかんせん私は何かに夢中になれないほど無力なものでして、ええ…

「皆過信しているんだ 自分の無力さを
夢見る力なら 誰にだってあるのに」

グハァッ!!!!!!!!!!!!!!

夢っていい響きですよね、私ももって生きていきたいものです。
いつか夢をもって歩みだしたその時にはまたこの曲に支えてもらうつもりです。


 62.ブレス・ユア・ブレス(和田たけあき)


この曲に対する様々な意見は各種SNSで散見されますがそれはいったんさておき。

僕はボーカロイドと同じくらいボカロPの方々が好きなんです。
少し前にボーカロイドとボカロPの結びつき~みたいなことを偉そうに話したわけですが、私視点ではそういう意味だとこの二つは必ずしも結びついているものだと感じるわけではありません。
ですが、どんな関係であろうと産み落とされたこの曲は間違いなく尊ばれるべきものだと思うんですよね。

自分にとってボーカロイドとは、なんてことを考えてみる機会をもつのも面白いかもしれませんね。


 63.驫麤~とりぷるばか~(LamazeP)


( ^ω^)おっおっおっおっ(^ω^ )
   ( ^ω^)てとぺてそー(^ω^ )

やっぱりこれですわ。
色んなLamazePさんの曲を聞いてきましたが安心感が違うね。
クリエイターからは最も遠いところにいる雑魚ボカリスの私ですがそんなこともお構いなしに元気づけてくれます。

やっぱりラマーズさんもといゴジマジPのテトさんはいいですなぁ。


 64.MIKUFRA(daniwell)


最初の初音ミクの登場の仕方ガチでかわいいっすわ。
ツインテから出てくるのがいい。きみはツインテール。

daniwellさんの描く初音ミク、本当に儚げというか、この存在の尊さを強く感じるというか。そういうところが本当に素敵なんですよ。
ボックスミクがよく見る初音ミクよりも無機質な感じがするのもまたいいんですよね。

「キミノトナリデ ウタウダケノ ナニモデキナイ ワタシダカラ!」
いやこんな歌詞をこの明るさで歌わないでくれ!俺の情緒がもたない!


 65.ココロ(トラボルタP)


結局鏡音リン楽曲と言ったらここに戻ってくるような気がするんですよね… 

人間ですらわかりきっていないココロを、機械がもった奇跡を壮大な音楽で描いた曲です。
この曲のアンサーソングの「さよならありがとう」では、この"人間ですらわかりきっていない"ということを強く意識させられます。

ココロを持っているのにときにはそれが消えてしまう人間と、本来ココロを持たざるのに人間のそれを突き動かすボーカロイドが一つの奇跡で重なる瞬間。そんなの尊いに決まってます。


 66.弱虫モンブラン(Deco*27)


Decoさんの曲で一番ハマった曲ですね。DecoさんのGUMI大好きなんですよ。

Decoさんが描かれている愛情の中でもいい意味での“エグみ”を含んでいる曲だと思っています。
このエグみが切なさを感じるメロディとともに表現されているのがとても印象的です。

「ありったけの想いは これだけの言葉に」というワンフレーズから見えない心象が言葉に表されるときの難しさというものも同時に感じますね。
これ、本質的にはこのnoteもやってることは同じだな…


 67.ハクメイミライ(5itsuka)


プロセカNEXTの応募曲を漁っている時に出会った曲です。そのような場で好きな曲と出会うのは初めてだったのでそういう意味でも印象深い曲です。

初めて聞いた時はメロディに強く惹かれたのですが、その頃からしばらく経ち、中学の卒業と高校への入学を経験した今だと歌詞の節々が刺さりますね。
深いところに眠っている思い出がいつだって私を助けて大事なものを思い出せてくれています。

嫌でも将来を意識しねばいけない立場になりつつある今、これから歩む道の一つの道しるべとなってくれています。


 68.ソープラトニック(いち野)


ニコニ広告で出会いました。
広告での素晴らしい出会いに恵まれすぎてニコ動のプレミアム会員になるのをためらってしまう…

コトバンク様曰く、プラトニック:〘形動〙恋愛で、肉欲を離れて、純粋な気持で相手を思うさま、だそうです。
ふむふむ、肉欲から離れた恋愛、しかもsoときたか…
いやいや、色気が抑えきれてないですよ。
この曲にこの調教はズルだろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ボーカロイドエモ厨の私、大満足です。もはや過剰供給されて脳がオーバーヒートしてますわ。


 69.ハイファイレイヴァー(EasyPop)


EasyPopさん曰く「ポップでエレクトロでナインティーズ」だそうです。何一つ意味の分かる単語がないのにこの曲を聴きすぎてフィーリングで理解できますわ。

本当に踊りだしてしまいそうな楽しい曲です。踊ってみた動画がとてもたくさんあるのも納得ですね。
この曲を聴く自分やその周りまでポップでエレクトロでナインティーズな雰囲気に染め上げてくれます。

EasyPopさんが「先の鋭い自己主張の集まり」というフレーズを気に入っていられるというのを見たときは流石にデカい声出ました。俺も、好き。


 70.プラネテス


私をボーカロイドエモ厨にさせた曲です。流石に良すぎる。セルフカバーの方も好き。好き好き大好き。

宇宙というクソデカ舞台であるにもかかわらず2人が確かにつながっていることが伝わるのがエモですね。
「何光年離れても寂しくないよ
きっとふたりは同じ星座だ
だから最期の走馬灯に同じものを観よう」
↑ヤバすぎる

2分半で私の気づいていなかったツボを貫きまくってくれました。何回聞いてもいい。



71~80

濃淡がきれい

いよいよ後半戦です!ここまでの8つの行全部にLamazePさんの曲あるのウケるな。好きすぎだろ。


 71.アイラ(n-buna)


CD版だと歌詞が違うってマジですか…?流石に聴きたいな…。

ピアノイントロで惚れました。n-bunaさんの曲の世界に引き込む力がすごすぎます。
そして引き込まれた世界の美しさにまた心奪われるんですよね。
そして最後の力強い「アイラ」でそれが解き放たれてずーっと広がっていくような感覚になるのが大好きです。

ボーカロイド夏曲として語られることの多いこの曲ですが、私は冬の寒さを感じるんですよね。
冬には生きている中でのひとつの大きな時間の区切りがあるからかな、なんて思っています。


 72.マシュマリー(MIMI)


ロココの次に好きになったMIMIさんの曲です。MIMIさんのピアノ曲が大正義なんだなやっぱり。

ロココでも感じたんですが、MIMIさんの曲ってほとんど同じフレーズでもイントロで聞いた時とアウトロで印象が全く変わってくるんです。
きっとそれは聴いている私の心がどんどんと洗われていくからだと思うんですよね。
読後感…聴後感?が最高です。

「逆らってゆくの!」のところでピアノがタタタタタターンってなるところが狂おしいほど好き。


 73.アルティメットセンパイ(ピノキオピー)


ピノキオピーさん楽曲の中でも屈指の元気がもらえる曲だと思います。
この遠回しに勇気づけられる感じ、大好き。

自分がアルティメットセンパイと重なるんですよね。この空回り感というか、無意識におかしな方向へいってしまっている感じが。
ただ、アルティメットセンパイには私と決定的に違うことがあります。
「でも やってやんよ絶対」と言える強さですね。私はすぐに、あ~もうダメだ~ってなっちゃいます。かっこよすぎんだろ…

これからも似た者同士でありながら根本的な強さに絶対的な違いがある彼に勇気づけられながら生きていこうと思います。


 74.FLEELY TOMOLLOW(Mitchie M)


この100選を作るにあたって最初に仮組みした100選画像を眺めているとあることに気づきました。
おいおい、Mitchieさんの曲が入っていないじゃぁないか!!(大声)
という訳で入れました。

初めて聞いた時はおったまげましまね。2011年に完成版が投稿されたというのが信じがたいです。
当時は調教というものが何かすらよくわかっていなかったもので…

こんなに人間に近い調教の曲を出しておきながら好き雪やらビバハピやら初音ミクらしさ全開の調教もできるMitcieさんヤバすぎです。


 75.ハローハロー(emon)


重ねて謝らせてください。未来少年コナンエアプです。見よう見ようと思っている間に時間だけが過ぎていって、ええ…

LANAに連なる曲だそうです。
私のemonさんのイメージと言えばどりーみんチュチュやメタモリボンといったかわいい曲のイメージだったのでこの曲とのある意味でのギャップに惚れました。

独特の世界観が魅力的です。…はやく未来少年コナン見よう。


 76.モザイクロール(Deco*27)


Reloaded版もいいけどオリジナル版がやっぱり好き。
いやReloaded版も好き。どっちも神話入りしろ。

私が最初に知ったDecoさんって愛言葉とかおじゃま虫だったんですよ。
そこにこれがドカン。もう!?!?!?!?みたいな。
今ではすっかりかっこいいDecoさんの虜です。
DecoさんのかっこいいGUMI曲欲しいなぁ

もうドカドカにかっこいい。間奏部分とかたまらない。歌詞もストレートにえぐってくる表現がたまりません。


 77.笑う門には福や来るる(161P)


でろーんミクウナかわいい。特にピッピッピーって言ってるミクちゃんと転調~♪って言ってるウナちゃんが好き。

うまくいかない日々を愚痴る歌詞がくすっと来ますね。
それをボーカロイドという存在が歌うのがまた皮肉が効いてます
嫌いなことで人生をすり減らすなんて悲しすぎますよね。
それでも残酷にも夜は明けるのです。

気を張り詰めている時に聞くと程よく肩の力を抜いてくれる感じがとても好きです。こういう曲が必要な時が絶対にあるのではないでしょうか。


 78.愛の詩(LamazeP)


LamazeP好きとして流石にこの曲は外せません。
うーぱぱうぱぱうーぱうぱぱー!

何度でも言いますが、LamazePさんの初音ミクが一番好き。
「プログラムされた この感情は確かな
形には出来ずに 何故伝えられないの?」
↑ヤバイ
「少しでも君が笑えるようにと ぎこちない声震わせて伝えた
愛の詩と呼ぶ奇跡」
↑ヤバすぎ

本当にこの曲の初音ミクがかわいい。言語能力を失うレベル。うーぱぱうぱぱうーぱうぱうぱぱー。うぱ。


 79.作曲するなら今のうち!(LamazeP)


何度でも言いますが、LamazePさんは全ての楽曲でそれぞれのVOCALOIDの良さがめちゃくちゃ出ている。間違いなく。

私おそらくこの曲でささらちゃん知ったんですけど、ずっとこんなかっこいい感じの声だと思ってました。いま改めて聞くと特徴的な調声かも?
いっぱいボーカルがいるのにわちゃわちゃしてなくて、でもすっごく楽しいずっと合いの手入れてるマキさんかわよす

音声合成ソフト夢のコラボレーション。
あ、このnote中の「ボーカロイド」という表現は広義でとらえていただけると助かります。一応ね。


 80.耳のあるロボットの唄(耳ロボP)


熱異常から足立レイにはまり、重音テト楽曲も聞き始めてここにたどり着きました。一番好き。

SynthesizerVのテトさんも好きですがやっぱりこの曲はUTAUテトさんの無機質な声がハマる気がするんですよね。
なんだか残念キャラのようなものが定着している感じのあるテトさんのUTAU最古音源としてのかっこよさを感じますね。

泣きたくないならそれでもNを増やせ、という歌詞にいつも勇気づけられています。



81~90

Re:packegeの2曲が入ってるのが好き

終わりが見えてきました!残り20曲です!書いている途中で感情がぶっ壊れてふざけた文になっているのは許してください。


 81.Henceforth(Orangestar)


Orangestarさんの好きなところ全部ある。
もはや私の全部まである。いやないか。いやあるな。

蜜柑星人の方全員感じられていると思うのですが、本当にOrangestarさんに出会う前と後で夏へのイメージが全く違う
この曲からは夏を超えるとてつもない推進力と毎年来る夏を超えていく勇気をもらえます。
かかってこいや夏!!!!!!!!

And so, Henceforth←うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!


 82.最先端な関係(ジヲ)


ボカコレを漁っている時に出会い、無事破壊されました。
しばらくたってからジヲさんのnoteを読み、爆発しました。

私はずっと、2次元と3次元の壁を憎きものだと思っていました。
ところがどっこい、この曲ではそれを「ちょうどいい」と言うのです。
目から鱗どころの騒ぎではありません。目から魚レベルです。目からクロマグロ。

ボーカロイドもとい合成音声キャラクター、もう2次元が好きなすべての人に聞いてほしい。そしてジヲさんのnoteを読んでほしい。
そして、破壊されてほしい。


 83.Q(椎名もた)


私の中のイケリンの始祖です。かっこよすぎ。

正直なところ、私は椎名もたさんとその楽曲に明るくありません。なので、自分の中で何に対してのQなのか、主人公が証明しようとしているものが何なのかについての結論が出ていません。

ですが、確かに私の心にこの曲が響きました。
様々な楽曲に自分なりの感情や解釈をもつことはとても素晴らしいことだと思いますが、その反面「ただ何か好き、なんとなく響いた」なんて曲があってもいいと思いますし、そんな曲こそ大事にしたい、なんて思います。


 84.フューチャー・イヴ(sasakure.UK)

この曲の初音ミクwiki様のページ大好き。

終末シリーズを描かれているsasakureさんが見せてくれるミライというのがまた素敵なんですよね。
そして、その終末シリーズの歌詞も登場するの本当に殺しに来てる

まず動画時間が3:39で震える。曲を聞いて震える。改めて歌詞を見て震える。エグイです。sasakureワールドフルスロットルがたまらんのです。


 85.Packeged(kz)

 
サビのフレーズが最後に私とあなたで、になるのもいいですよね。エモい。

私のボカロ好きの根っこを考えたとき、やっぱり「初音ミクが好き」というのがまず思いつきました。
そうなると、初音ミクイメージソング代表のこの曲は入れざるを得ません。
初音ミクの声はkzさんの曲を介して私に届きました。世界中に届きました。
今度はもしかしたら私が、あなたが初音ミクの声を届ける番なのかもしれません。
このnoteもどこかでそんなことになったら嬉しいな。

やっぱり初音ミクなんですよね。間違いない。


 86.さよなら愛しき面影よ(Noz.)


初めて聞いたNoz.さんの曲です。すごすぎてひっくり返った。
ラスサビ、反則です。

ポップ・レクイエムという言葉がぴったりな別れを叫ぶ曲ですね。
淡々と語っているように聞こえて、それでいて激しさを感じます。
この感情を押し殺している感じもまた悲痛というか…

他の曲でも感じましたが、Nozさん「お前」に当たる人物を一切直接的に描写しないんですよね。それなのにこんなにロマンチックなのはもう流石としか言いようがない。


 87.バラードじゃ物足りないわ(Noz.)


この100選の中では最も好きになってから日が浅い曲です。
それなのに印象の強さもトップクラス。

間違いなく一番ハイになります。
バラードじゃ物足りない夜に強めのアルコールとともに心を躍らせる…いやいやかっこよすぎかて。
「思うがままに沈め 天国の底まで」というワンフレーズがドカ好き。

私が今まで見てきたイケリンの中でもトップクラスのイケメンっぷり。
Noz.さんとこの鏡音リンが一番好きかもしれない。


 88.恋スルVOC@LOID(Oster project)


ボカロを聞き始めてから最初にハマったのがいわゆるボカロ黎明期の曲でした。これもその一つです。

この黎明期感が好きです。
「ちょっぴり恥ずかしいけれど」「パラメーターいじりすぎないで」みたいなところはちょっと今とは感覚が違うかもしれません。
でもこのオラオラな感じの初音ミクも好き。

OSTERさん今もP活動続けられてるの本当にすごいですよね。
初音ミク新曲も聞きたいです。

 89.over16bit!(かじゅきP)


黎明期感で言うとかじゅきさんからはそれらしい雰囲気を色濃く感じますね。調教が曲によって大きく違うこととかがそう感じさせてるのかななんて思います。

初音ミクという存在を歌唱という行為に乗せて軽やかに歌う曲です。
きれいな初音ミクとマスターの関係を感じますね。
「大好きな言葉はいつも あなたがくれた物語」
↑ここ、素晴らしい

Re:packegeの原点にして頂点感本当に好き。


 90.炭酸少女(ぽんず)


ぽんずさんはこの曲のセルフリミックスも投稿されています。そっちももちろん大好き。

ぽんずさんの楽曲では珍しくピアノがメロディの主役になっています。それでもぽんずさんらしさが全く失われていなくて好きです。
似たフレーズが多いんですがかえってそれで引き込まれるんですよね。

まさに炭酸飲料のような、サイダーの中にでもぶち込まれたんかというほどの爽やかさがとても楽しい楽曲です。語感のいい言葉が気持ちよく爽快に並べられているのが好き。



91~100

青い!

ここまでお疲れ様でした!いよいよ最後の10曲です!ボーカロイドを愛せ!


 91.ファインダー(kz)


サビのフレーズが最後にI sing for you、になるのもいいですよね。エモい。

ファインダーとはカメラのピント合わせや構図決めのための覗き穴のことだそうです。
世界を見るときに基準になるような場所を全て初音ミクが歌で満たしてくれるそうです。それはもうきれいな世界になることでしょう。
私の世界もこの曲と、そしてkzさんと、何より初音ミクと出会ったことで毎日美しさを増しています。

どんな時も笑顔の初音ミクが「全部切り取っちゃえばどんなときも笑顔だよ」って言ってくれるの好き。


 92.サイハテ(小林オニキス)


小説もいつか読んでみたいと思っています。ボカロ小説読んだことないので一冊目はサイハテがいいかななんて考えてます。

決して長くない歌詞に大切な人を失う悲しみと喪失感、そして何より切ない決別が鮮やかに描かれています。
ポップな電子音の中に残酷な人間の最後が歌われていて不思議な寂寥感を覚えます。これぞ、ボーカロイドによるポップ・レクイエムだと思います。

「たおやか」っていう日本語、今のところこの曲でしか聞いたことないけどめっちゃ好き。


 93.くるくるめくる(daniwellP)


daniwellPさんらしい軽快なリズムとやわらかい歌詞が素敵な曲です。
いつ聞いても心地よく響きます。

元気な曲なのに聞き終わるとどこか寂しげな感覚に包まれます。
シンプルにとらえやすい歌詞や歯切れのいい音がそう感じさせてくれているのでしょうか。
不思議な感覚なんですが、それが趣。

どこかわからない目的地への、確かな高揚と曖昧な不安を感じます。
シンメトリーな車窓風景の映像ははこの2つが表裏一体だっていうことなのでしょうか。私もちょっとそのように思います。


 94.眠り姫(Guiano)


Youtubeのコメントにあった「GuianoさんのIAはこの曲をもって眠り姫になった」というのが頭から離れません。素敵すぎる。

それぞれの曲について書くときにすべての曲の歌詞を一読してるんですが、眠り姫の歌詞って文字に起こすとすごく短いんですよ。
それでも曲として聞くと様々なものを感じ、心の深いところに響きます。

全身に溶けていくような低音が気持ちよすぎる。
あとメロディー好きすぎる。
落ち着く。いや落ち着くはずがもう好きすぎて昂る。


 95.ストロボナイツ(kz)

 
packegedのサムネで真っ黒だった背景がキラキラになってるの好き。

この曲はRe:packegeにOur musicという曲と一緒に収録されているのですが、ストロボナイツだと「はじめての冬が来たよ」、Our musicだと「はじめての夏が過ぎて」と似た時間を別の角度から表現しているんですよね。

これはストロボナイツでは初音ミクとの刹那的な出会い、Our musicでは紡がれてきた彩り豊かな音に包まれている初音ミクそのもの、というように初音ミクという存在を描写する視点の違いだと考えました。
見ているものは今と過去で違うのにどっちも感じられるのは未来なのがエモですね。


 96.ハロ/ハワユ(ナノウ)


優しい歌です。初音ミクsoftの名の通りのやわらかい歌声が感情を涙腺ごとぶっ壊しに来ます。

高校生活が苦しかった時期にひとつひとつの言葉が優しく寄り添ってくれました。
言葉を濁したまま抱え込んでしまう経験が多くあるので、この曲に支えられながら、時には吐き出しながら生きていきたいものです。

何か辛いことがあったら包み隠せず話せる相手がいるのはこの上なく素晴らしいことだと思います。あ、もし何かあったら私のTwitterのDMを壁代わりにしてもらっても大丈夫ですよ。


 97.すろぉもぉしょん(ピノキオピー)


ピノキオピーさんの曲に出てくるゆっくり好き。

まだ成人もしてないクソガキの私にとっては人生の何十年という時は途方もなく長い時間に感じます。
しかし周りの大人は口々に言うのです、「学生時代なんてあっという間だぞ」、と。
その言葉の真意もやはり理解しきれないのですが、この曲を聴くとすろぉもぉしょんに、等身大に過ぎる今を大事にしようと思えます。

十代後半、何かを悟る気配は一向になく、こんなnoteを公開しちゃうくらいだし恥も知らず、身の丈なんて知る由もないですが恥の多い人生は珍しくない様なのでそれなりに進んでいこうと思います。


 98.シャナ(Guiano)


サビ前の、吐き出せたら(ピピポゥワピ)みたいなところ好き。

イントロの奇麗なピアノにギターが優しく重なり、にぎやかなクラップ?の音も入ってきたところで弾けるようなIAの声ズドン!
こんなん惚れてまうやろ。
Guianoさんらしさのようなものを強く感じました。

えっと…シャナってどういう意味なんですかね?シャナって検索かけると灼眼のシャナしか出てこないので見当もつかないんです。詳しい方こっそり教えてください~


 99.快晴(Orangestar)


結局Orangestarさんだし結局Re:start。もうなんか同じようなことしか言ってないな…

Orangestarさんを知ったのが2021年くらいのころなのでその頃にはもう活動の再開をなされていたのですが、休止されていたことを知ってからまた聞くと違う景色が見えました。
どこまでいってもやっぱり蜜柑星人なんだな、俺。

And so, Henceforthの最後この曲なのズルくないですか?その後の、さらにその後で歌われる曲が「また出逢えますようにって生きて征くよ」なんですよ!?やってますわ。


 100.DECRATOR(kz)


もうこのnoteを書き始める前から最後はこの曲だと決めていました。ボカロ10選、11曲目です。

「僕らが今歩いてる 知らない道は
誰かが作ろうとして できたものじゃないから
もし君の求めるモノが 無かったとしても
次の今日は 君の手で
飾り付けるんだ」

明日を次の今日と表現するところが好きですね。また日々がつながっていくことを連想させてくれます。
果たして自分の存在が未来に残せるものとは何なのでしょうか
ね。



あとがき


うおおおおおお!!!!

紹介楽曲100、総文字数25000以上!!!!
このnote記事はここまでとなります!!!!!
ここまで読んでくださった方、お疲れ様でした!!!!!
そして私の一人語りに付き合ってくれてありがとう!!!!!!

ボーカロイド大好きだ!!!!!



あとは筆者コメント的な奴です!!!



少しでも何か残したい、という気持ちで書き始めたこのnote、大満足です!

表現の幅がやけに狭かったり頓珍漢なこと言ったりしてますが私が楽しかったので何も問題ないです。

(ガチでヤバいミスとかとんでもない欠陥を見つけられましたら私のTwitterにお願いします。可能な限りすぐ記事を非公開にします)

クソみたいな内容と神曲の温度差で疲弊させきってしまったと思いますが、誰かが楽しんでくれていたらハッピーこの上ないです。


それにしても、疲れましたね。

時間がかかったせいで前半と後半で話し方が全然違うとかありますが気が向いたらいい感じに整えておきます。

途中で「これ、画像ペタとプレイリストポンですべて済む話なのでは?」と真理に気づいてしまったときは終わりだと思いました。

これが真理なの本当につらいです。



何となくTwitterを再掲してKiiteのマイページも貼っておきます。
このnoteへの文句・苦情・誹謗中傷はTwitterのDMにお願いします。


さて、言いたいことはあらかた言えたはず!

改めて、ありがとうございました!!!!!!!!!!!
みんなの100選への愛も聞かせてくれ!!!!!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?