注射がマジで無理な話

今日、１回目のワクチンを打った。遅いのはわかっている。ただ本当に注射が無理なのだ。いつもならベー痛ッッ！！！！！！！

失礼。いつもならベースの弾きすぎで内出血を起こしていても「痛いな〜」ぐらいで終わるのに、ご覧の通り注射を打ったせいでタイピングしているだけなのに「痛ッッ！！！！！！！」というぐらい痛み指数が跳ね上がっている。

どのぐらい注射が無理なのかを簡単に説明したい。

まずかか痛ッッ！！！

失礼。まずかかとが痛くなる。グロテスクな話ならばジャンルは関係なく、自分の苦手な話になるとかかとが痛くなるのだ。だから立っているのがしんどくなる。厳密にいうと、敏感になりすぎるが正しい。敏感になりすぎるとただ触れただけなのに痛くなるのは想像できるだろう。

そしてかかとが痛くなった後はそれが全身に広がる。全身敏感変態男になるのだ。

敏感というのはそっちの敏感では無いが、触れられただけで｢痛っ｣と言ってしまうのでSの方達は歓喜待ったなしだろう。

そんな話はどうでもいい。重要なのは今日俺が注射を打ったということだ。

 仮設住宅のような会場で打った。この時期に１回目を打つということで相当怪しまれた。俺が「１回目です」と言うと、「い、１回目ですか…？」と鸚鵡返しされた。そしてどこかに連絡され、３人ぐらいの大人が来た。そして通知書を確認され、「あ、大丈夫です。」と言われた。なんの時間だったんだろう？と少しイライラしたが、感情はすぐに恐怖に戻った。手続きはスムーズに進んでいった。スムーズにいって欲しくないことほどスムーズにいくのは何でだろう。

 手続きはみんなアルバイトの人達だった。だが最後の手続きだけは剛毛ゴリマッチョの白衣を着た医師のような人だった。お母さん、ありがとう。どうやら俺はここまでのようだ。そう思っていると、別室に移動された。よかった。注射を打つのはこの剛毛ゴリマッチョ先生じゃないんだ。と安心していると、40代後半くらいのクッッッッッッッッソかわいい先生が担当だった。

俺はこの日から世界が変わった。「え、見た目40代後半なのにかわいいってどうゆうこと？？？？？」元々自分が年上好きというのはわかっていたが、際限というものがあるだろう。と思っていたが、どうやら俺は年齢なんて関係ないらしい。どこまでも馬鹿のようだ。

そんな鬼可愛い看護師に注射を打たれた。打たれる寸前の俺はこの世の終わりのような顔をしていたが、針を刺されてから１秒経って「はい、終わりましたよ〜」と言われた。

「…？、え？今打ったんですか？」

「はい。おわりましたよ？」

俺は何が起こったのか分からなかった。針を刺されたのはわかった。だが、針を刺されただけなのだ。何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった。

頭がどうにかなりそうだった。催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてない。

もっと恐ろしいものの片鱗を　

味わった。

B

思ったよりも痛みは無かったがいつも通り発作は起きた。かかとから始まり、全身が敏感になり、息が荒くなった。

事前に看護師から15分横になってても良いと言われていた。俺は迷うことなく寝させてもらった。15分はあっという間にすぎていき、体感2分を過ぎた頃、看護師が俺を起こしに来た。

「え、もう15分経ったんですか…？」

どうやら時空が歪んでいたらしい。何を間違えれば15分を体感2分と感じるのだろうか。そんなのは朝だけだ。ワクチンは体内時計を午前8時にする作用があるのか？

つまらない事を考えていたが、これならいくら寝ていてもしょうがないと思い、体に力が入らないまま帰ることにした。

帰りの手続きをしていた時、少し離れたところから注射を打ってくれた看護師が俺の事を見ていた。きっと俺の事を好きなのだろう。15分寝ていた時も何度か俺の様子を見に来てくれていた。きっと俺の事を好きなのだろう。手続きが終わって俺が帰ろうとした時、看護師が口を開いた。

「大変だ〜ありゃ。」

俺は惨めな気持ちになりながらも自分へのご褒美を受け取るためにスターバックスへ向かった。

終わりに

最後まで読んでくれてありがとうございます！今回は注射が無理な男が注射を打つ話でした！どうだったでしょうか？☺️てかこの時期に打つってそりゃ怪しまれますよね笑
 なんで今更になって打とうと思ったかというとですね、なんとアメリカに行くからなんですね！
 いや〜この歳になって初めての海外ですよ。しかも自由の国アメリカ！場所はロサンゼルスです。どんな旅になるのか全く分かりませんね🤷🏻‍♂️
 ま、それが楽しいんですけどね！友達と行くしなんとかなるでしょう！アメリカで経験した事も記事に出来ればなと思います！それも楽しみにしてたください〜！

まぁ、アメリカに行く前にまだ2回目がのこってるんですけどね。

では。😞

（- ̗̀⚠︎ ̖́-この記事は9月22日の出来事です！）