出会いに期待してもしょうがないって話
出会いに飢えた夏がやって来た。いや、出会いに飢えているのは365日四六時中かもしれない。そうだ。そもそも俺は夏だからといってはしゃぎ倒すパリピが心底嫌いなのだ。
夏だからといって意識を変えてはいけない。平凡な人生に季節は関係ないのだ。どうせまた何も無く夏が終わる。プールも入れずに終わる。祭りもまだ開催されないだろう。出会いに飢えているのは長い間出会ってないからだ。
そもそも出会いとはなんだ?
素敵な人?素敵な趣味?素敵な景色?
景色以外は出会った後が重要だ。景色は自分がそこに足を運べばいつでも出会えるが、人や趣味は出会った後にどうするかでその後の人生が決まる。
だが俺はそれが分かってない。
まるで「それ」に出会えば全て上手くいくと思っているのだ。
趣味に関して言えば、俺はエレキベースを弾くという趣味がある。歴とした趣味だ。
だが、それに熱中できていない自分を趣味のせいにしている。練習や努力を見て見ぬふりして、また新たな趣味を探している。本当に救えないやつなのだ。俺は。
こんな自分が新しい趣味に出会っても、魂が震えるわけがない。
だから待っているだけなのだ。魂が震える瞬間を。
人に関して言えばもっと簡潔な話だ。
モテない
以上。
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