副業の自分が、本業の自分を支える。

今の仕事(本業)がストレスで10月頃から体調を崩している。
上司からは休職や週4での勤務を勧められたが、それらを選択すると、会社や ひとのためになれていない(迷惑をかけている)気持ちになってしまったり、自分はまともに働けない人間なんだと感じてしまったりするのが嫌で、初めは受け入れられなかった。収入面の心配もあった。
休みが増えたとて、何になるの?ちょっとは休めるかもしれないけれどマイナスなことの方が多いのでは?と思っていた。

それでも週5で働き続けることには、心身ともに限界があった。
だから、働けないし、休めない・・・、完全に八方塞がり状態だったのが、1月のお話。

だから何かを変えなきゃいけない。そう思って、上司から休むことを提案された後、2〜3日の間でいろいろ考えた。そして、今の仕事に ”加えて” 副業をしてみるという選択が思いついた。この発想が出たのは、個人的には奇跡だと思っている。というのも、
働いていて具合が悪い⇒休む、というのが自然な流れなのに、
働いていて具合が悪い⇒もっと働くという方程式が出来上がるからだ。
それでも、その後者の方程式が成り立つのは、今の職場で満たされない部分が満たされるからだと思う。今の職場は「楽しくない」「体調を崩していて迷惑をかけており、自分が役に立っている感がない」という現状だが、副業の方で「楽しい」「ひとの役に立つ」「自分はまともに働ける人間だと思える」が満たされるのであれば、自然とストレスは減っていくはずなのだ。それに給料も入ってくる。


その後『週4勤務にして、残り1日分は副業で まかなえばいいんだ!』というアイディアが思いついた。そして、この矛盾しているようでしていない方程式を上司に伝えて、週4の勤務体系を希望したところ、「週4勤務を希望する期限は切れている」と言われた。最高のアイディアは、叶わなかった。

それでも、週5で働きながら、副業をしていく決断を1月末にした。
大丈夫?休まなくていいの?と言われるのが普通だと思うが、むしろ、本業の方では満たされない部分を副業が満たしてくれるから、副業の仕事が入ってくると、嬉しい。
「楽しい!」「役に立ててる!」「こっちの職場ではうまく働けるんだ!」と思わせてくれる。

同時に、今の職場に固執しなければ(環境さえ違えば)、気持ちも体調も、こうも違うんだと思わせられた。

副業の私が、本業の私を支える形で、今後も歩んでいきたい。
いつかは、本業の環境を変える(転職する)ことも意識しながら。


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