偏見しかない16タイプと仕事

俺から見た16タイプの仕事の役割と理想の使い方。業種にもよるし、人にもよるってことは承知の上。要するに俺の偏見しかない。

INTJ

優秀。情報を与えとけば勝手に成長し、使えるようになる。細かいケアとかいらない。ただ、情報を与えるだけ与えとけばいい。多少の得意・不得意はあれどいずれ克服してくる。割りかし万能。

INTJを無能と言う人がいたら、それはINTJが無能なのではなくて、その人がINTJを嫌いなだけ。

スタートダッシュは人より遅い。しかし、臨界点を超えると急激に成長する。1から10まで教えなくてもいいが、1から10まで聞いてくる。こいつにとってのコミュニケーションは情報収集なので、雑談や世間話は不要。

万能ではあるけど、物になるまで時間がかかる傾向にあるので、その間をカバーできる人間が必要。完成すれば自動アップデート機能付きでメンテナンスフリーの最強兵器。

使い方のコツは最終目的と注意点をまず伝えること。最終目的という部分をうまく伝えられない人が多いので、INTJが腐りやすい。優秀な人間だったらたいていそれが出来るので、優秀な人間と組ませるのが手っ取り早いし、そうしないとINTJが育たない。それか、いっそのこと放置した方が優秀に育つ。INTJを育てられる器がない奴がINTJを教育すると成長が鈍化する。

ENTJ

最強。成果を確実に出してくれるし、どんな困難も強引に突破してくる。周りの人間も強制的に巻き込んで使うので、組織を進化させる。

メンバーを疲弊させてしまうが、組ませるメンバーをローテションさせて適度に休ませておけば、本人は無尽蔵に駒を使って働くので使える。

デメリットは、欲深いので自己利益のみを追求し始めると全てを乗っ取られる。

一気呵成な運用。長期運用すると権力をもち腐敗するので、プロジェクト完了後コイツのチームは一旦解散させて力を蓄えないようにする。

使い方のコツは、下手に出る。こいつに何か教えようとか、動かそうとかそういうのは無理。コイツを変えるのではなくてコイツの周りを変えることで、制御する。

INTP

有能。肉体労働以外だったら万能なのでは?頭がいいので大抵のことはうまくやるし、出来る。省エネなので、全力を出さないところがあるがベースが優秀なので、許容できる。

動いてくれているうちはいいけれど、サボり始めると気づかれないようにサボるし、それを責めてもあの手この手で回避してくるのでそれは厄介(サボるというかやってほしいこと以外にこだわるというか)。敵に回すと理論武装してきてテコでも動かない。

働かせようとするより、働いてもらおうとする方がパフォーマンスが高い。コイツがやりたいことやりたいやり方に仕事をマッチさせる方が良い。特殊部隊として、基本部隊とは別働隊として対〇〇といった専門業務担当として運用させたい。

使い方のコツは、なぜやらなければならないのか伝えること。そして、それをやると何が分かるのかを伝えること。基本面倒くさがりなので、意味のないことはしたがらないし、結果が見えていることだったり、分かって価値がないと思うことはしない。

ENTP

賢者。頭が良くて柔軟。NTタイプなのに対人受けも良い。

世間的にENTPが天才あるいは賢いキャラに映るのは、NTの知性を薄めて外に出すのがNTの中で一番うまいから。

NTタイプと他タイプの架け橋になってもらいたいところではあるけど、いい加減というか面白さを優先するから、トリッキー。

T型の宣教師として運用。イメージはひろゆき。良くも悪くも「それって感想ですよね?」「なんかそういうデータとかあるんですか?」といったT型が良いそうなことを世間受けする形で広める。「感想で何が悪い!」「データがなんの役に立つ」とか言う輩を劣勢に追い込むのに役に立つ。TとFの勢力均衡のための尖兵。

使い方のコツは、こいつの言うことを言葉どおりに受け取らないこと。単に逆張りしてこっちに考えさせようとしていたり、挑発してどう動くか試していたりするだけだったりすることが多い。こいつを反射板にして自分自身で答えを出そうとするのが大事。

ISTJ

秀才。部下としては優秀。上司だと老害。
努力家なんだけど、応用が効かないから使い所が限定される。

優秀なマネージャーの下でうまく使ってもらえているうちは超優秀な駒。でも、管理してくれる人がいなくなると自分のこれまでのやり方に固執して進歩しなくなる。昇進して偉くなっちゃうと自分のやり方を周りにも押し付け、その組織は老いる。

管理者タイプっていうけど、少なくとも人の管理には向いてないと思うので、文書管理とか経理とかそういうのをやらせる。

最強の兵隊なので、実働部隊としてガンガン運用したい。
異常時には弱いので、臨機応変に対応できるリーダーを頭につけ一括統治。

使い方のコツは指示内容と達成目標を明確に伝えること。文書にするのが良い。曖昧な指示を出すと、動けないことはないが、独自のルールを設定して動き始める。そして、それは大抵”面倒くさく””堅苦しい”。そこまで求めていないってレベルの過剰品質で仕上げてくるので、達成目標伝えていおかないと効率が落ちる。

ESTJ

秀才2。第3機関みたいな管理部門においたら優秀だと思う。
でもこの人をボスにおいた組織はミスが少なく、優等生ではあると思うけど進歩はないと思う。

マイナスから0にするとか現状維持を目標にする組織では優秀だろうけど、プラスに持っていきたい時は寧ろ反対勢力となり、障害となる。

人の管理は上手いと思うけど、マネージャーじゃなくてコントローラーだから、問題児抑制とか新人教育(洗脳)とかをやらせる。

監督・監視役として運用。暴走を止めるスタビライザー的な役割。
ただし、ブレーキは強めなのでアクセル踏みたい時はコイツは除外する。

使い方のコツは、上限を定めること。100%にしようとコスト度外視、目的度外視で管理しようとするので、組織が疲弊する。上限を定めても勝手に上限引き上げようとする可能性が高いので、ある程度品質が改善されたら、別の部署に飛ばしたほうが良い。

ISTP

器用。なんでもそつなくこなす。自律行動出来るしそれを好むので、世話の必要がないのは楽。だけど、ホウレンソウしないし要求しても最低限なので、管理するのは大変。

監視役をつけて、その監視役からコイツの動向の報告受けるスタイルでの運用が良い。

フリーランスとして運用。部隊に編入させても結局部隊内で孤立してマイペースに仕事するので、わざわざ部隊登録する必要性がない。必要な時に必要な資源を与えて適当に対処してもらったほうがお互いやりやすいだろう。

信用出来るけど、自己判断で突っ走るので、知らない内にやばいことしているとか、緊急事態なのにSOS出さずに一人で抱えているとかあるので、やっぱりある程度の監視は必要。

ESTP

フッ軽。行動が早い。どんどんタスクをこなしてくれる。T型らしく、ノリと勢いで動いていると思いきや結構理屈で物を考えている。

不良ぽさはあるけど、礼儀正しくてT型のわりに気を使える。

詰めは甘いが、柔軟であるのでカバーはきかせられる。汎用性が高い。

スタンドプレーができる組織人なので、あまり枠に嵌めずに運用したい。

使い方のコツはあまり構わないこと。こいつは自分で判断できるし、行動できる。困れば自分から聞いてくるし、頼ってくる。こっちの意図とか目的も察していい感じに動いてくれる。危なっかしくっても本当にヤバいギリギリは見極められる。逆に構いすぎると、パフォーマンス下がるし、ストレス溜め込むから信用して放置一択。

INFJ

菩薩。雰囲気善人。でもその内面に鬼神を飼ってる。

考えていること自体はいい線いってる。だが、実現する能力に乏しい。実現出来てしまった時は暴走気味。独善的すぎるきらいがある。思い込みが激しい。

一人で決めさせたらだめ。現実的な落とし所を模索できるINTJやISTJあたりがうまく支えてやらないとだめ。

アイデアマンとして運用する。現実的ではないけどもしかしたら絵に書いた餅とも言えないかもしれない位のアイデアをポンポンと出すので。

ただし、自分で動くのではなく、周りをそれとなく乗せて合意形成をとってやろうとするやり方が、自律行動が好きな俺のやり方と合わないので使いづらい。

有能なINFJは組織を団結させるが、無能なINFJに仕切らせると組織が崩壊する。

有能は希少なので、大半は敵集団に工作員として送り込んでCIA式サボタージュマニュアルを素でやらせるのが良いかもとか思っていたりする。

ENFJ

バッファー。自身はあまり能力高くないけど、周りの能力を底上げする。

意識高い系な感じではあるけど、それに触発されて周りの意識が高くなることもあるのでそれに期待。

ヒーラー的なこともできる。失敗して落ち込んでいる奴を励ましたり、ストレスで疲れた奴を癒やしたりそういったことをできる奴であると思う。

年上キラー。おじさん、おばさんの相手させとくのに使える。

デメリットは能力高い奴にも世話焼いたり、皆横並びにしようとしたりして足を引っ張るので、レベルの低い集団の底上げや地位だけ無駄に高い老害対応要因として運用する。

パイプ役、潤滑油、起爆剤としての利用価値は高い。が、それしか取り柄がないとも言える。努力家ではあるので、そこそこ出来るが特筆性はない。どこまでいっても凡人って感じ(なんだけど特別なことやりたがる)。凡人の中でのリーダー役が適任。ENTJで疲弊した兵隊をENFJの元で療養させるみたいな使い方がしたい。

創作での主人公に多いっていうけど、凡人が努力する感じが共感させられるのかな。

INFP

無能(ごめん)。頭が悪い訳では無い。実行する能力がないわけでもない。が、とにかく成果につなげられない。

しっかり教育すれば化ける可能性はある。だが、INFPにその労力を投資するくらいであれば他を優先した方が早く・確実に利益が出る。

我慢強さはあるので、どれだけ不遇の扱いをしても結構耐える。不満を爆発させて反抗してきても、職務放棄的な反抗なので、元からパフォーマンスが低く、放棄されたところで痛みは少ない。また、公に切り捨てる大義名分を与えてくれるのでこっちとしては寧ろ都合が良かったりする。

皆が嫌がる仕事で、かつ、失敗しても致命的でないような仕事をさせておく運用方法が現実的には最善手。

教育コストがとにかく高いので、費用対効果を考えるとどうしても使えない。が、考え方を変えて教育をする経験値として捉えると価値を見いだせるかもしれない。 

INFPはとにかく一つ一つ丁寧に教えないと上手く機能しない。なので、教える側の教育になる。教育する中で案外自分もなんとなくで仕事をしていた、あまり目的を意識出来ていなかった等と気づき、INFPではなくINFPを教えていた奴が一皮剥けるのを何度か見てきた。INFPと一緒にいると自尊心に目覚めるらしく、自発性が身につく。

INFPは他の個体を進化させる触媒なのかもしれない。

ENFP

ムードメーカー。INFPの外向タイプと言った感じで実務的にはあんまり使えないが、こいつがいると場が明るく和やかになるので、そういう場面では使える。

NTとSTJが有能な代わりに職場の雰囲気悪くするメンバーなので、その中和剤として使うのが良いと思っている。

良くも悪くもそのグループの色がこいつで決まる。カリスマがあるってやつなのかもしれない。周りからの評価は良くなる傾向(実体は問わず)。

今の時代こいつを武器に出来れば凄い成果が得られるんだろうなとは思う。だけど、こいつを使って得た成果はどうしても空虚に感じてしまう(実ではなく体な感じ)。

対大衆向け兵器として運用すれば絶大な効果を発揮出来るだろうが、こいつの存在が効果的に働く環境は馬鹿が多いということだと思うので、近づきたくない。

俺にとってはリーサル・ウエポン。強いがこれを使ったら悪魔に魂を売る行為。

使い方はコイツを添えるだけ。そうすれば勝手に雰囲気が変わる。でも雰囲気が変わるだけで中身はきっかけを起こさないと変わらないので、こいつを触媒にして、持っていきたい方向に全体を誘導する必要がある。

ISFJ

万能調味料。数合わせとしても使えるし、ベースとしても使えるし使い勝手が良い。

自分があまりないが、だからこそ誰とでもうまく組める。

与えられた任務は確実にこなすし、手を抜くようなことをしない。

異常時・緊急時といった突発的な状況には弱いが、強い人の方がまれなので、平常時にコンスタントにパフォーマンス上げてくれるだけで存在価値が高い。

ISTJが歩兵。ISFJが工兵。というイメージ。

普段は周りに気を使っていろいろ頑張るが、本当にやばいときは周りに無関心な態度を示すのでそうなる前に助ける。

ESFJ

マザー。世話係。甲斐甲斐しく人の世話を焼く。

人の世話(複数)が得意なので、何かを取りまとめる系の仕事を振るといい。取りまとめるのであって、この人を中心にしてしまうと共産主義ぽくなる(皆合意の上という体で強制・横並びにされる)ので、あくまで補佐役が適任。

集団の精神的支柱となりやすいので、こいつが折れるとそれに影響される奴らが一定数いるので、コイツ自身に無事でいてもらわなければならない。メンタル脆いので、折れると逆にコイツの世話を皆でしなきゃいけなくなる。

ISFP

無能2(ごめん)。INFPの影に隠れているけどこっちも割りと使えない。

基本的にいい加減。よく分かっていないのに分かった気になっているか、分かっていなくても何とかなると思っている。

性格が図太く、楽観癖がある。

楽観癖が良い方に転んで、普通の人がやらないようなことに挑戦して偉業を成すとかしたら、冒険家の名を冠するにふさわしい存在になるが、平凡な生活の中で楽観癖を発揮されるとその尻拭いをする人たちが迷惑する。

反省をしないわけではなく、寧ろ反省はする方ではあるようだが、その反省が生かされることが少ない。

複雑な作業が苦手で、自分で計画立てたり、プロセス分解したりできないので、誰かがやることを細かくタスク分解してやって、これやれ。できた?じゃあ次これやれってやると良い。

一回そうやって全てやらせたあとは、じゃあ次から同じように今度は指示なしでやってご覧ってやるとできるようになったりする。

真面目っちゃあ真面目だけど、ベースが怠け者なので多少スパルタ教育しないと使い物にならない。スパルタ教育しても鈍感さと図太さで全然耐えられる(というより復活が早い)のでプレッシャーかけてこそ伸びるタイプだと思っている。まあ、今はゆとり教育だとかパワハラ防止だとかで甘やかされる環境なので、このタイプはどんどん無能になっていくでしょうな(かわいそうに)。

ESFP

陽キャ。だけど、案外孤独。

INTJも組織に向かないけど、ESFPも対極的に組織に向かない。
INTJは周りがINTJに合わせられないけど、ESFPはESFPが周りに合わせる気がない。

そんな、陽キャだけど案外孤独なのがESFPなのかなと思っている。

16タイプを統べる存在をあえて上げるならINTJかESFPだと思っている。
知性や合理性による秩序に惹かれる人がINTJに付き従い、オーラや感性による混沌に惹かれる人がESFPに付き従うのだと思っている。

ESFPの価値観に共感はしないけど、絶対に周りに染まらない感じは認めざるを得ない。

仕事には結構熱心。やろうと決めれば苦手なことでもド根性で乗り越えてくるイメージ。俺には計算出来ないところが多いので、評価が大変難しい相手ではあるんだろうけど、俺にはどうしようもないと諦めた事をどうにかしてしまえそうな雰囲気を感じている。

まとめ

一緒に仕事したいのは
INTJ(バックアップとしていて欲しい),
INTP(その知識とスキルを貸して欲しい),
ENTP(悪魔の代弁者として俺を諌めて欲しい),
ISFJ(秘書として俺を支えて欲しい)

部下になってくれるなら欲しいのは
ESTJ(俺の命令に忠実に従う部隊の指揮官として活躍して欲しい。特に反乱分子が湧かないようにしてくれることを期待。),
ENTJ(部隊長として部隊のレベルを引き上げて欲しい。反乱起こすとしたらお前だから、ESTJを上に置くけど許せ。),
ISTJ(優秀な兵隊として限界まで働いて欲しい。
 余計な事は考えなくていいから上司の命令に死物狂いで従え)

組む必要はないけどいたら活躍してくれそう
ISTP(俺は状況把握を徹底したいので、君の行動の読めなさが少し怖い。もっと自由にやらせてくれる人の元で頑張ってほしい。),
ESTP(俺はきっと君を管理したくなるので、俺とは別働隊でその才能を生かして欲しい。),
ESFJ (精神的支柱としての機能は素晴らしいと思うが、俺の求める人材は自分自身でメンタル管理出来る人間。現実的にはそんな人ばかりではないので、いたら助かるけど俺が人事権握れるならそういった個体は排除するから活躍させてやれないかも。)
ENFP(広告効果、大衆扇動効果は凄まじい能力だと思うが、そもそも大衆を相手にしなきゃならないような仕事はしたくない。相手にするにしても有無を言わさず搾取する構造を作るので、人気取りのようなことをする必要性を感じない。そういうことで俺はうまくその才能を活かしきれないと思う。)

できればご遠慮したいのは
INFP(俺のスパルタについてこれない。友達としてなら好きだし、仕事以外であれば可能性を感じる),
ISFP(俺の期待に答えられない。人間としては嫌いじゃないし寧ろ好き。でも仕事は別だ。),
INFJ(俺の理想とやり方が違う。考え方が美しすぎる。俺の現実的で非情なやり方とは衝突する。),
ENFJ(コミュ力や動機付けの手段として、人を用いたくない。仕組みや構造によって出来るように俺ならする。そうなると、それらが武器の君は長所のない存在となり価値がなくなってしまう。それはお互いにとって不幸だろ?)

ライバルとしていて欲しい
ESFP(対極の存在として。俺には使いこなせない、ENFP,INFP,ISFP,INFJ,ENFJの力を引き出せるとしたらお前しかいない。俺には出来ない事を出来ると期待している。)

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