川波朋子

TOÏRO代表 / 会社員を経て2016年〜フランス在住

川波朋子

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マガジン

  • 「今年のオススメの本」 アドベントカレンダー2018

    • 22本

    https://adventar.org/calendars/3713 人に本の話を聞くのが好きです。 誰かにこの本面白いよ!とオススメしてもらうのも、 人にこれすっごく面白いよ!!とオススメするのも好きです。 個性が愉快な仲間たちに、ひたすら好きな本語ってもらうアドベントカレンダーです

  • コロナのある日常

    • 13本

    コロナのある日常について紡ぐマガジンです。ふつうの人たちによるゆるやかなエッセイリレー

最近の記事

最小限のコミュニティ

先週から、2回目のロックダウン中のフランス。とは言え今回は、レストランなど一部のサービスは停止しているものの、様々な許可条件を理由に人々は普通に外に出ているし、春に比べるとかなりゆるゆるで、ロックダウンの意味とは・・?という微妙な状況。 私は前回のロックダウンの後、パリ東側の郊外に引っ越した。フランスの夏は夜10時ごろまで明るい。9月頃までは毎晩テラスで晩御飯を食べ、コンポストでできた堆肥で野菜を育てたり、七輪でトウモロコシを焼いたり、街に繰り出さなくても、小さな範囲で新し

    • 最高のエンターテイナー

      コロナの影響でフランスで外出規制が始まって、7週間ほどになった。美術館、レストラン、コンサート、メトロに乗るといった類の日常の楽しみや当たり前だった習慣が突然なくなって、自分の事業にも大いに影響が出ているけれど、何より喪失感が大きいのは、うちの前の広場で週2回開催されるマルシェがなくなったこと!マルシェのおじさんやお姉さんたちは今頃どうしているんだろう?という心配心が毎日のように募る・・。そんなに?!と思われるかも知れないけど、実際そんな感じです。 今の家に住むようになり約

      • #24日目 : 皿と血

        2016年3月、東京・目黒の金柑画廊で行なわれた造形作家TAKAGI KAORUのライブに参加した。ギャラリー内に展示されているKAORUさんの作品の中から好きな器を選んで、用意された色とりどりの食材を使って器に絵を描いてみる。展示されている値付けられているたくさんの器の中から、割らないようにドキドキしつつ好きなひと皿を選んだ。KAORUさんはカラフルな野菜を刻んだり、生クリームを泡立て、ギャラリーオーナーの京子さんは何やらココットでグツグツ煮物をし始めた。 小さい頃から「

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