「超・自習法 」 vol.044 (「しみこませる英語力 vol.044)
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~「しみこませる」英語力 by ロービーティジャパン 石塚とも~
「超・自習法 」 vol.044
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こんにちは!
ロービューティジャパン代表の石塚ともです。
このメルマガは、かつて5年間生徒の皆様に
英語を教えてきた経験をまとめて皆様がより効率的に外国語能力を
アップしていただくことをめざすメルマガです。
記事は、読むことによって得られる効果が高いものは
有料で配信する場合があります。
ご了承ください。
バックナンバーで配信した練習問題が一部消失してしまっているのですが、
大部分はこちらから見られます。
https://note.com/ishizukatomo_rbj/
消失部分は、今後の配信で補っていきます。
現時点でオススメの書籍はこちらになります。
★『ドラえもんの英語おもしろ攻略 ひみつ道具で学ぶ英語のルール』
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オススメの理由詳しい解説
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勉強を始める(再開する)最初に発音を学習しておくと
その後の学習がラクに楽しくなります。
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今回の記事は無料配信でお送りいたします。
今回のお話は、語学学習そのものではなくて、
すべてに共通する「上手な学習の方法」についてです。
最近読んだ学習法の本が興味深かったのでシェアしようと思います。
タイトルは、
『ULTRA LEARNING 超・自習法 どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド』
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という本で、日本での発売が2020年なので少し前の本ですが、
賛否含めて150ぐらいレビューがついていて
話題の本だったことがわかります。
著者は、全米屈指のブロガーで、
「マサチューセッツ工科大学(MIT)の4年間のコンピュータ科学のカリキュラムを
1年でマスターした、しかも入学せずに」
という実績で著名になった人だそうです。
潜在意識の力を借りて…とかそういう話ではなく
・きちんと戦略を立てる
とか
・その戦略を検証する
・自分に合う方法ややったことのない方法は、実験して決める
など、基本的なことを、
しかし体系的にまとめているのがよいです。
興味深かったエピソードは、画家のヴァン・ゴッホについてです。
ゴッホというと、空がぐるぐる回っている絵を描いたり、
生存中に人が買ってくれるような絵を一枚も描けなかったり、
友人と決闘になったり、入退院を繰り返したり、
そして、自分の耳を切り落とすという有名な事件を起こしたり…と、
かなり気性が激しく、感情の赴くままに生きていたような
エピソードに事欠きませんが、
年齢を経てから絵を描き始めたゴッホは、
かなり戦略的に自分の技術を磨き、新しい芸術世界の実験を
重ねていた、というのです。
つまり、「天才」と言われるような人の成功は、
決して運によるものではない、と。
語学学習に関連するハックでいうと、
学習した内容を「回想」する。つまり「暗記」ですね。
完全に暗唱できなくてもいいのですが、
寝る前とか、起きたときとか、電車の中とか、
本を開けないような状態で、頭の中に残っていることを
思い出してみる。
これ、やってみるとわかりますが、
脳みそが、受動的の反対、かなりの能動性が要求されるんですね。
この能動性が、わたしたちの学習スペックを爆上げする。
これも、言われてみれば当たり前のことなんですが、
そういう認識も薄いし、実行もしていないように思います。
(大きな負荷をかけて筋トレするようなものだから、
よいしょっとやるのが大変なのです)
19世紀に女性として初めてイギリス王立天文学会の会員にノミネートされた
メアリー・サマヴィルという女性は、
当時、「女性が学習すること」に対してものすごく制限があったなかで
独学で科学を修めた人なのですが、
彼女は、子供に授乳していたとき、
明かりがつけられないので、暗闇の中で、学習したことを
思い出そうとしていたとか。
この作業が、彼女の脳に、学習した知識を「染み込ませた」のです。
ロービューティジャパンの勧める語学学習方法は
毎度お伝えしているように、
1に発音、2に文法、3に音読、4に語彙増強、ですが、
4の語彙増強と一緒に取り組みたいのが「暗記」です。
「暗記」は理屈抜きに最強のジョーカーみたいな手札なのですが、
わたし自身もさぼってばっかりです。
ただ、語学の能力が上がるに連れ、暗記の能力も上がります。
わたしたちが、
「レストラン〇〇に行くには、駅の東口から出て商店街の中を通って
3つ目の曲がり角を曲がった左手、ローソンの前」
ぐらいのことはメモをしなくても覚えられるように。
「暗記」については、いずれまた詳しく解説しますが、
「学習したことを、手足が忙しくて(たとえば通勤中とか)
頭だけが動かせるときに回想してみる」
ということだけでも、ちょっとやってみてください。
きっと効果があると思います。
脳を動かすことなので、
「今まで脳みそがなまってたけど、動かしてみたら気持ちがよかった」
というような感じを得られるのではないでしょうか。
参考文献はこちら。
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今回もお読みいただき、ありがとうございました。
今後も英語学習(ときどきフランス語学習にも)にも役立つ内容をシェアしていきます。
バックナンバーはこちらから。
https://note.com/ishizukatomo_rbj/
vol.044 超・自習法 (「しみこませる英語力 vol.042)
発行人 石塚とも
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