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倍速再生でタイパばかり求めるのはダメという意見の考察|メリットデメリットを踏まえて再生速度を選べば良いと思う

最近は動画視聴は早送りで見る習慣が一般的になりつつあります。かく言う自分も倍速、時には3倍速も使っています。2時間の映画を1時間でみることができるということは、同じ時間で何本も映画が見られて効率が良いです。タイパ(タイムパフォーマンス)最高というやつです。

一方で早送りすると、本来の作品を楽しめないのではないか。脳に負荷がかかりすぎているのではないかという見方もあります。

今日は、自分なりに結局どちらが良いのかをまとめてみたいと思います。個人的な見解なので、これが必ずしも正解というわけではないのでご了承ください。

1.早送りはテクノロジーの進化でオリジナルの作品の良さはそれほど損なわれていない

まず、最近の早送りについてに述べます。このnoteを見ているユーザーさんなら、YoutubeやVOD(動画配信サービス)などを見ている方も多いと思います。

なので、早送りは2倍速でも、3倍速でわりと声は早口でしゃべっているくらいで、品質はあまり変わってないという印象ではないでしょうか。

しかし、昔の早送りを知っている世代からすると、違った見方はをする方ももしかしたらいるかもしれません。それは、あんな甲高い声で聴き続けるなど長時間は無理ではないかという意見である。

ここで2つの歌を紹介します。


「返ってきた酔っ払い」「初めてのチュウ」過去の早送り技術を生かした新しい歌

次に紹介する2つの曲の冒頭だけでも聞いてみてください。

帰って来たヨッパライ

はじめてのチュウ

昔懐かしい曲ですよね?それとも初めて聞かれましたか?

両方とも歌は、共通していてそのまま歌っていません。

あえてゆっくり歌い、歌を後から倍速などにして、再生したものなのです。

昔録音したテープの早回しをすると、高い音になるのと同じで、その現象を応用して作った歌なのです。

声が高くなる理由としては、全ての音声を短い時間に凝縮して再生すると、音の波長が短くされて甲高い声になってしまうのです。

しかし現代は違います。

一方、現代は、音声をサンプリングしてくっつけています。例えば1分の音声なら、30秒分だけ抜き出して、それをつなぎ合わせます。

再生時間は半分、だけど音の波長は変わってないため、オリジナルの声そのままです。弊害といえば、サンプリングで切り出している分音飛びがしていることでしょうか。

そこは、耳がそこまで敏感に作られていないことが幸いしてか、飛んでいる音は脳が補完しくれるようです。(とはいえ限界があるので、高倍速だと飛びすぎて聞き取れないこともあるみたいですが)

2.数倍速で効くことのメリット・デメリット

ここでは、数倍速で効くことによるメリット・デメリットを上げてみたいと思います。

メリット1)時短できる

最大のメリットは時短だと思います。再生速度を上げて聞くことで、短い時間でたくさんの作品を見たり聞いたりできるので効率が上がります。

実際に映画もたくさん見れますし、ストーリーの把握も可能です。

メリット2)集中力が養える

再生速度が上がると、間引きされる量も増えるので、聞き取りにくくなるのは確かです。そのため、しっかり聞かなきゃとなるので、集中力が上がります。

その結果、集中して取り組むことができます。

メリット3)CMを高速でカットできる

動画コンテンツなどは、CMが挟み込まれていることがあります。そこは必ず再生しないと次へ進めませんので見なければなりません。しかし、高速再生機能を使うと超速で再生させてしまうことができます。

これは、動画クリエーターとしてはデメリットでのちに述べますが、一応今回はメリットとさせてください。(VHSビデオの頃もCM飛ばしありましたもんね

ちなみに、VODによって、再生速度をコントロールできるところがありますが、できないのもあります。しかしプラグインによって解決できることがあります。後で書きたいと思います。

次からはデメリットです。いくつか出てきますが、対応すれば克服もできます。

デメリット1)疲れる

再生速度が上がると、頭と集中力がフル回転となるので通常よりも疲れます。ただここには慣れも存在するので、慣れてくると集中力が長続きもしてきます。

あと、集中力をキープできる時間は限度があります。通常速度で視聴するとそれなりに時間がかかるので、疲れないけど結局集中力が切れてしまって見切れなかったということもあります。

慣れていき、自分の集中力と相談がよさそうですね。

デメリット2)早すぎて頭に入ってこない/何度も聞き返す

欲張って3倍速、4倍速としてくと、間引く音が多すぎて何を言っているかわからなくなることもあります。そのため、何度も前のところに戻って聞くことがあります。結局時間がかかったというオチがつきます。

自分が理解できるスピードを把握し速度を調整する必要があります。

ちなみに、2倍速で聞き取れたらずっと2倍速でいいかというとそうとはかぎりません。話者によって読むスピードが速い人も遅い人もいるからです。なので微調整は必要です。

あと、何度も繰り返すのは、あえて繰り返さないことも一つのトレーニングです。聞き逃したところは、後の聞いたところで予想し補完できる可能性があります。あえて聞き返さないことでこうした補完能力も鍛えられます。

デメリット3)作品本来のだいご味が薄れる

こればかりはどうしようもありません。等倍速で効くことで得られる、その時の感情の動きなどは、再生速度を上げるとどうしても薄れてしまいます。

なので、自分は大好きな作品や気になる作品は早送りなしで聞くようにしています。それが至極宝物のような時間となっています。

ああ、いつか時短せずとも通常再生でじっくり楽しめるような状況になりたいです。しまった・・・「いつか」を使ってしまった。いつかは来ないからだ💦

デメリット4)動画クリエーターの収益が減る(かも?)

メリットとして、CMを飛ばすことを上げましたが、これは動画クリエーターの収入減にもなる可能性があります。CMだけでなく本作の高速再生もちょっと怪しいところもあります。

動画クリエーターは動画を作りそれをどれだけ見てもらったか、また間に挟まれたCMをどれだけ見てもらったかで収益が入ります。

しかし、それを高速再生でカットされると、見たことにならず収益減となる可能性があるためです。ちょっとまだ調査は足りないので可能性だけですが、そんな可能性があるということです。

3.まとめ:高速再生は一概に悪いものではないので、適度に使って効率を上げよう

最近の高速再生と、高速再生におけるメリット・デメリットを上げました。デメリットの方が多くなってしまいましたが、対応方法があるので利用する分には問題は少ないと思ってます。

再生の技術力はアップしており、高速再生も本来のだいご味がある程度残り視聴ができます。なので、適度に使って効率を高めるのはアリというのが結論です。

再生速度を上げられるプラグイン「Video Speed Controller

再生速度を上げるならこちらのプラグインがお勧めです。YouTubeなど倍速再生の機能がありますが、このツールを入れるともっと速く再生することができます。

さらに、倍速再生の機能がついていないVODも速く再生させることができます。また、キーボード操作で素早く速くしたり遅くしたりできるのも醍醐味です。

#3行日記  : 今日からまた月曜日が始まります

土、日はいろいろと忙しくやることがありました。ただ学習は進みませんでした。毎日日課の10キロ自転車ができなかった・・・。しかし少し進んだので良しとします。完璧な週末ってなんだろうな。日々後悔の連続ですが、試行錯誤で楽しみの連続ととらえることもできます。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。





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