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国内最大級の女性&ノンバイナリーの方向けハッカソンを大学生が主催した話

こんにちは、いしてぃです。noteを定期的に更新する詐欺を行い、ようやく久々に書く覚悟ができました。

今現在3/27の11PM、Dots to Codeのピッチイベントが開催される前々日です。なぜこんな時に書き始めようかと思ったかというと、Dots to Codeを目前として、長文で関係者の皆様に感謝をお伝えしたいと思ったからです。

ハッカソン運営のTips(私は何をやったのか)なども組み込んでいくため、少しが話が長くなると思うのですが、お付き合いいただけると幸いです。

※なお、下記(Twitterに公開している)情報や固有名詞が出てきます・・・。もし修正してくれ!と思うような箇所がございましたら、ご連絡ください!

※3/29のピッチイベントの無料チケットは以下になります!よければみにきてください!


なぜハッカソンなのか

そもそも何で国内最大級の女性&ノンバイナリーの方向けハッカソンを企画しようかと思ったのかについて、まずはお話ししたいと思います。

ハッカソンでの鮮烈な経験

私のハッカソンデビューは2022年に行われたJPHACKSという学生ハッカソンでした。参加動機は"ジェンダーギャップを解消するアプリを作りたいから"。なんともいしてぃ的な動機ですね。

実は参加する以前は「私がハッカソンなんて出れるわけないでしょ・・・」とか思っていたのですが、石戸谷は(自分のこといしてぃと呼ぶのがキモイので苗字にします)衝動的な人間ですので、深夜に突然「やるしかないっしょ」という謎のノリで個人で応募しました。そして実際に出場して、あんしん夜道というアプリを開発して(あんしん夜道は現在β版実証実験中です)、いろんな賞を取って、めちゃくちゃ楽しかったのを覚えています。

その後、未踏IT人材発掘育成事業に応募して、採択されて、自分の人生が今までになかった色で染まって、自分が大きく変化したことを感じました。どのような変化かというと、さまざまではありますが、一番は自信がついたことです。自分の中に価値を見出せた気がしました。そして私の中にはいつも、その原点がハッカソンであるという認識がありました。

感動しよう!

つまり私はハッカソンで感動的な体験をしたんです。しかしそれと共に見えてきたのは、ハッカソンの現状です。参加者の女性が少ない・・・。ハッカソンという男女両方に開けた機会なのに、なぜこんなに少ないのだろう。理由はさまざまで、そもそも理系の女子学生が少ないとか、それに伴ってハッカソンにチームで参加したいのに仲間が見つけられないとか・・・。女子学生や女性にとって、ハッカソンに参加する前の障壁が大きすぎると私は考えました。

今までハッカソンに参加したことのない、たくさんの女性やノンバイナリーの方が一挙に集まって、ハッカソンをして、みんなで大きな変化を生んだらどんな感動が生まれるんだろう。この疑問への好奇心が私がハッカソンを主催するにあたった原動力になりました。

まずは何しよう

前章に書いたことが、2023年の夏に私が考えていたことでした。そんな私の元にチャンスが突然降りかかってきます。ちょうど夏の終わり頃(多分)、私の友人が東京ドームさんとのコラボイベントを開催し、それに招待してくれて、さらに私を東京ドームの皆様に招待してくれたんです。本当にありがとう!

初めてお会いした際に、東京ドームさんが「・・・ハッカソンとかできるといいよね・・・以下略」とおっしゃったんです。私はこれはチャンスだと思い、次の日即企画書を書いて、東京ドームの皆様に送りました。そして数日後、「いいですね、やりましょう」とのお返事をいただきました。この時、Dots to Codeが動き出しました!東京ドームの皆様、本当にありがとうございます!

また、私が企画書を書くとともに、Twitterランドで「一緒にハッカソンやろうぜ!」とツイートして、そこからずっと一緒に協力してくれている、あーーさー、こしむ、本当にありがとう!

次何しよう

東京ドームの皆様のおかげで会場は抑えられたのですが、次に何をしたかというとスポンサー集めでした。Dots to Codeはセックス・ジェンダーに関係なく楽しめるハッカソンであると同時に、開催地である東京から距離の離れた地域の方でも気軽に参加できて、楽しめるようなハッカソンにしたいという思いがありました。そこで計画したのが、交通費・宿泊費の支給です。それには膨大なお金が必要と考え、スポンサー集めを開始しました。

スポンサー集め

スポンサーを集めるために行ったことは下記となります。

  1. 持っている名刺にご連絡させていただきまくる

  2. LinkedInでご連絡させていただきまくる

  3. 企業や機関のダイバーシティ系の部署にメールを送らせていただきまくる

  4. 企業の方がいらっしゃるイベントに出まくる

  5. 知り合いのツテをあたらせていただきまくる

です。

①持っている名刺にご連絡をさせていただきまくる

日本語が変ですみません^^;。あの頃は必死すぎて、持っている名刺のうち、スポンサーをしていただきたい企業の皆様50名以上の方にご連絡させていただいておりました・・・(ご迷惑をおかけして申し訳ございません)。もちろん返信はほとんど返ってくることはありません。たまに返ってきては、検討しますで終わってしまったところもあります。しかし、その中でもご協力しますと言ってくださった方がおり、本当に感謝しております!ありがとうございました!

②LinkedInでご連絡させていただきまくる

こちらも粘り気の濃い作戦です。LinkedIn(https://www.linkedin.com/in/yuriishitoya/ よければ繋がってね!)を使用して、とにかくスポンサーしていただきたい企業の方にコネクトの申請を送っては、ご協力いただけないかとメッセージを送らせていただいております。こちらもご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした・・・。しかし、やはりこちらでも何名かの企業の皆様にご返信をいただけました!また、その中でもProgateの皆様には、イベント開始時からずっと支えていただき、誠にありがとうございます!!!

③企業や機関のダイバーシティ系の部署にメールを送らせていただきまくる

またまたネバネバ作戦です。メールを送り続けます。ダイバーシティ推進企業とか、女性活躍推進をしている企業の皆様にめちゃくちゃメールを送らさせていただきました!ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

裏話ですが、正直この作戦はうまくいきませんでした・・・。やはり、企業内部の方と何かしら知り合いなどの方が話がうまく通るようです。

④企業の方がいらっしゃるイベントに出まくる

まんまです。イベントでて、名刺交換をさせていただき、家に帰ったら即連絡!以上!ご迷惑をおかけした皆様、誠に申し訳ございません!

裏話ですが、プラチナスポンサーをしていただいた企業の方とは、とあるイベントで私が猪の如く様々な方にDots to Codeについて布教活動をしてくなかで、たまたま出会った方がきっかけとなって、スポンサーのお話が進みました・・・。本当にありがとうございます涙

⑤知り合いのツテをあたらせていただきまくる

最後に!この方法が一番効果があった気がします・・・。やはり、人間も企業も信頼が一番です。大学でのつながりや、未踏でのつながり、さまざまな方が応援してくださり、いろいろお繋ぎしていただいたおかげで、開催まで漕ぎ着けることができました!皆様本当にありがとうございます!

また、ハッカソン企画初期にご連絡させていただき、ずっとサポートいただいたギブリーの、そしてJPHACKSのまっくすさん、本当にありがとうございます!

イベント運営

以上がスポンサー関連の内容になります!そして、次に行ったのが実際にハッカソンを運営する人員の募集です。

人を集めるにあたり、とにかくもてるあらゆる媒体とコミュニティに呼びかけを行いました。するとなんと、ピッチイベントの当日運営を合わせて合計35人のボランティアの学生さんが集まっていただきました!(大号泣、涙ちょちょぎれどころではない。)

この話をするたびに私は日本の未来は明るいですよ・・・とか偉そうにのたまっているのですが、本当にこんなに多くの方が集まっていただいてすごくすごく感動できるし、ハッピーでした!皆様本当にありがとうございました!

また、中心メンバーとして支えてくださった中川さん(LT会とか最終報告会の運営してくれた)、徳田さん(スポンサーさんに繋いでくれたり、中間報告運営してくれた)、池奥さん(死ぬほど短期間で教材作ってくれて、いつも夜遅くまでメンターしてくれた)、めちゃくちゃスーパーありがとうございました!

大変だったこと

運営するにあたり大変だったこととしては2点挙げられて、1つはスポンサー契約周りの管理と、もう1つは人をマネージすることでした。

スポンサー契約周りの管理

これに関しては、本当にスポンサー企業の皆様、大変お世話になりました。不慣れな私の運用に対して、カバーするように契約等々手続きを進めていただきありがとうございました!本当に感謝しております!

人をマネージすること

これでもいろいろ部長や生徒会長をやってきたタマですが、流石にこの多くの運営に入っていただいたみんなをマネージするのは大変で、正直うまくいかなかったな〜と思います。やはり人をマネジメントするには、ある程度1on1ミーティングする時間は必要ですし、限られた時間の方で、組織の末端までうまくマネジメントするには、ちゃんと階段の踊り場のような、サブマネジャーという言い方はアレですが、トップの次の層のリーダーをちゃんと立てることは大事だと感じました。階層化は大事ですね。今回学んだのは、一定の期間に最大4、5人ぐらい(ちょっと盛りすぎ?)をマネジメントするのが今の石戸谷にとっては限界であることでした。世のマネージャーの方すごい!

最後に

明後日、というか今現在3/28の0時を回ったのでいよいよ明日ピッチイベントが開催されます!普通にうまくできるかナーバス!緊張!

しかし、ピッチイベント開催するにあたり、東京ドームの皆様によって多大なるサポートしていただいたおかげでなんとか実施できそうです涙。またギブリーの皆様によって、参加者のみのアフターイベントも無事に終わりそうです涙

本当にDots to Codeがここまで来れたのは、また石戸谷がここまで走り続けられたのは、出会ってくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました!Dots to Codeは石戸谷ではなく、人と人との縁でできています・・・。少しばかり宗教ちっくになってしまったのですが、人との縁は偉大です!何かしたい!などありましたら石戸谷にお気軽にお声がけください!新しい縁をお繋ぎします!

最後まで見ていただき、誠にありがとうございました!皆様にも素敵なご縁がありますように!(縁結び神社みたいな締めになってしまった・・・)


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