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あの時の近未来がすでに過去という現在
現在、令和四年であり西暦2022年です。
ふと、そういえばエヴァンゲリオンのセカンドインパクトって西暦何年だっけ? と調べてみると「2000年」でした。それから15年後の「2015年」がエヴァの本編です。
新世紀エヴァンゲリオンのTV放送開始が「1995年」。
あと5年でセカンドインパクトが起きるかもしれない……
いやでもその前にノストラダムスの大予言の恐怖の大王が「1999年」にやってくるのでは?
などと大きな不安と小さな期待を秘めて過ごしていたあの頃。
幸いにも「1999年」に恐怖の大王は来ず、「2000年」にセカンドインパクトは起きなくて「2015年」に使徒襲来もなく現在に至ります。
近未来かと思ってたらすでに過去だった。
そんな作品をいくつかご紹介します。
『鉄腕アトム』手塚治虫著
![](https://assets.st-note.com/img/1646121480819-XDCVlGDTlp.jpg?width=800)
1952年4月から1968年3月にかけて、「少年」(光文社)に連載され、1963年から1966年にかけてフジテレビ系で日本初の30分テレビアニメシリーズ[注 1]としてアニメ化された。
原作の公式設定では、2003年4月7日がアトムの誕生日とされています。
2022年現在、人間に近い動きをするロボットや受け答えのできるAIはありますがアトムを作れるかといえばまだ無理でしょう。
「人工知能(AI)」が人類の知能を超える転換点(技術的特異点=シンギュラリティ)の到来は2045年という説を信じるならば、あと20年はアトムに会えなそうです。
『AKIRA』大友克洋著
![](https://assets.st-note.com/img/1646122347950-m6y82WmD8t.jpg)
講談社の漫画雑誌『週刊ヤングマガジン』にて、1982年12月20日号から1990年6月25日号にかけて連載。
東京オリンピックを予言していた!? と話題になった全世界的な人気を誇る大友作品です。
1982年12月6日午後2時17分[5][7]、関東地方で「新型爆弾」が炸裂し、東京は崩壊。これが引き金となり起こった第三次世界大戦から、世界は再建の途上にあった。
2019年。東京湾には超高層建築物が林立する新首都「ネオ東京」が建設され、その繁栄は爛熟の極に達していた。しかし、その足元では反政府デモ隊と警察が衝突する騒然とした状態が続いていた。崩壊ののち放置されていた「旧市街」(かつての東京)でも、2020年の東京オリンピック開催を機に、都市再開発が進められようとしていた。
『機動警察パトレイバー』漫画ゆうきまさみ 原作ヘッドギア
![](https://assets.st-note.com/img/1646123257664-6U75mzW4se.jpg?width=800)
「ゆうきまさみ:原案および漫画」「出渕裕:メカニックデザイン」「高田明美:キャラクターデザイン」「伊藤和典:脚本」「押井守:監督」の五人からなる「ヘッドギア」による漫画・アニメで展開されたメディアミックス作品。
漫画・アニメ共に1989年開始で、ロボット技術を応用した歩行式の作業機械「レイバー」が活躍する近未来(1998年)の東京が舞台。
「劇場版第2作 機動警察パトレイバー 2 the Movie」(1993年公開)は2002年という設定。
2022年現在、「レイバー」が開発されていないのでそれを悪用した犯罪に対抗する警察の装備であるパトロールレイバー、通称「パトレイバー」もまた存在していません。
物語の設定年代を超えてしまった漫画やアニメは他にも沢山あると思いますが今回は以上です。
ドラえもん? あの青いタヌキ……もといネコ型ロボットは22世紀生まれなので、追い抜くのはもう少し先になりそうです。
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