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そういうとこだぞ、テレビ局!
初めて使ったnoteのつぶやき機能でお知らせした「YouTubeで『劇場版銀河鉄道999』が期間限定無料配信」ですが、この記事を書いている時点(3月10日午後18時)で63万再生を越えています。
配信終了まで残り3日間。
このままいけば100万再生も夢じゃありません。
あくまで再生回数なので、すべての人が最初から最後まで観たわけではないと思いますがかなり凄い数字です。
テレビで放送していたらいったいどれくらいの視聴率になったのでしょう?
少なくともつまらないバラエティ番組より稼げたことは容易に予想ができます。
松本零士先生が星の海に旅立たれてから早3週間。
てっきりテレビで追悼番組なり過去作の放送をすると思っていましたが、まったくやる気配がありません。
これは故人に配慮しているわけではなく、軽んじているだけだと思います。
テレビ局に配慮なんて感情は一ミリもあるわけないので。
思い返せば、松本先生と某シンガーソングライターの間で盗作問題があった時もテレビ局は松本先生を「虚言癖がある金に執着した人間」扱いしてました。
ちなみに問題の部分は、
某シンガーソングライターの曲の歌詞
「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」
松本零士「銀河鉄道999」の台詞
「時間は夢を裏切らない 夢もまた時間を裏切ってはならない」
どうですか?
私がこの曲を初めて耳にしたのはテレビCMでした。
「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」というフレーズに、
「おおっ、松本先生が作詞を担当したのか!」と喜び勇んで曲の詳細を検索すると、松本零士の名前はどこにもありません。
どういうこと? と思っていたら数日後のワイドショーで話題にされていてびっくり仰天。
松本先生ご本人も登場されていましたが、ハナから某シンガーソングライター擁護の空気で、見ていて不快になるほどの凄まじいアウェー感でした。
その後の裁判では「盗作ではない」という判断がされています。
某シンガーソングライターが「銀河鉄道999」および松本先生の発言を”見聞きしたという明確な証拠がない”からだとか。
それを言うなら、”見聞きしていないという明確な証拠もない”と思うのですが、推定無罪というやつでしょうか。
なんともモヤモヤする判決です。
見聞きした明確な証拠がなく、一言一句同じじゃなければ全然オッケー!
なんとなく似ているだけ、偶然同じワードが使われただけ。
文章を扱う仕事ってチョロいですね。
そう言えば最近も、日曜朝の番組でコメンテーター全員が松本先生の作品を全く知らないという状況で訃報に対するコメントを言うという、意味不明な放送をしていました。
知らないなら何も言わず次の話題にいけばいいのに。
ズレまくっているテレビ局のこと、もしかしたらYouTube限定配信の再生回数を見て、急遽テレビで『劇場版銀河鉄道999』の放送が決定するかもしれません。
観たい人があらかた観終わってしまった現状ではさすがに視聴率も振るわないでしょう。
その場合は「ざまあみろ」と言いたいところですが、松本先生の評価が理不尽に下がることになりそうなので複雑な気分です。
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