踏絵? それとも絵踏?
昔々、歴史の授業で習った『踏絵(ふみえ)』。
それが現在では『絵踏(えぶみ)』と習うと聞き、びっくり仰天です。
まあ、言葉としては『絵踏』のほうがあっているのかも? なんて納得したりしなかったり。
では『踏絵』は淘汰されてしまったのかというとそうではなく、
「『絵踏』に使われたのが『踏絵』」
となっているとか。
『絵踏』は、キリスト教の信者を発見するため、キリストの絵やマリアの像などを踏ませた行為のことで、
『踏絵』は、絵踏のときに使われた絵や木板・銅板などのこと。
『絵踏』が行為で『踏絵』が物。
私が習った時は『踏絵』一つ覚えればよかったものが、単純なこととは言え二つ覚えなければならない今のキッズたちはちょっと大変ですね。
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