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被災地へ本を送ることはやめましょう

令和6年能登半島地震に関連して日本図書館協会が異例の呼びかけを行っています。

(1)被災地へ本を送ることはやめましょう
 緊急支援物資並びに支援物資で、被災地、特に避難所に直接本などを送るのはやめましょう。
 置き場所に困る、読書ニーズのミスマッチなど、東日本大震災をはじめ多くの災害でこれまで課題となりました。
 被災地から要請が出てくるまでは、本を送らないようにしましょう。被災地から要請が出た際には、日本図書館協会も広報の協力をしてまいります。

https://www.jla.or.jp//tabid/262/Default.aspx?itemid=7425

良かれと思って送った本が、現地では重荷になってしまう。
それでは誰のためにもなりません。

電気の復旧もままならない状況でも、本なら癒しの一助になるかもしれない。
そんな善意からの行動なのは百も承知です。
私も同じことを考えました。

しかしながら、置き場に困りせっかく送ってもらった本を処分せざるをえないという心苦しさを現地で奮闘されている方々におわせてよいものでしょうか。
少しでも負担を減らすためにも本を直接送ることはやめましょう。

それよりもまずは義援金です。
先日募金関係の不祥事が発覚したばかりなので不信感をなかなかぬぐえない気持ちもありますが、そうも言ってられません。
ご自身で「ここなら信頼できそうだ」という場所に納得の上で行ってください。

石川県のホームページでも振込先が掲載されてます。


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