ハリソン・フォード、おまいう
映画関連でネットサーフィンしていたら『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の記事でこんなやり取りがありました。
「シャイア」とは出演者の若手俳優シャイア・ラブーフのこと。
これに対して主演のハリソン・フォードが、
一見、大ベテランが若手に対して愛のある喝を入れている微笑ましいやり取りです。
しかし、昔から、特にスター・ウォーズのハン・ソロ役のハリソン・フォードを知っている人なら思わずこう言ってしまうでしょう、
「ハリソン・フォード、お前が言うな」と。
スター・ウォーズファンなら一度は耳にしたことがある話だと思いますが、ハリソン・フォードはスター・ウォーズ嫌いで有名なのです。
自身の存在を世に知らしめた出世作にもかかわらず、インタビューでハン・ソロのことを聞かれると露骨に不機嫌になり、俳優人生における黒歴史とまで言ったほど。
「俳優は、自分の出演した作品を支持するのが義務だ。恥をさらすべきじゃない」(byハリソン・フォード)
あれれ? スター・ウォーズは? ハン・ソロは?
とは言え人は歳を取ると丸くなるもの。
これまでの半生の反省を込めた言葉と思えば、これほど重みのある言葉はないのかもしれません。
事実、この記事が掲載された4年後に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でハン・ソロ役でしれっと出演しています。
ファンとしては嬉しい限りでしたが、肝心の映画の出来はゴニョニョ……。
時には自分のことは棚に上げて後進にアドバイスするのも大事なこと。
ツッコまれる覚悟で発言したハリソンはカッコイイですね。
いや、都合の悪い事は綺麗さっぱり忘れるタイプだったりして。
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