見出し画像

前に習わなくていいリードオフマン

こんにちは。世間では4連休なんだね。なんとなくウィークデーとは違う空気感。少ない交通量かな。コンビニが空いているからかな。


もちろん、わが社は今日も元気に通常営業!


15:00現在。さきほど新聞発行を終えたところ。配達員の皆さんが、バイクで地域をめぐっている。


同僚たちは輪転機の整備や取材、明日の紙面づくり、月イチ発行の情報誌づくりなど様々な業務にあたっている。


そんな中、しこしことノートパソコンに向かってこの記事を書いている。


テレビもネットも新聞も、ニュースはオリンピックであふている。でもなんだか大事なことが伝わってこない。

裏の裏の裏…と奇をてらっているうちに、何が表かメインなのか、よく分からなくなっているよう。


ちょっと前に日本で開催されたラグビーワールドカップが

「COOL JAPAN」なんて称賛されまくっていたのも嘘のようだ。


昭和感覚が色濃い自分がオリンピックから連想するのは、体育、運動、ファンファーレ、開会式の行進など。


それから少年時代の10月10日の体育の日も。


この体育の日に、ふるさと雄勝で開かれていたのが、まちを挙げたスポーツイベント「町民体育大会」だ。


会場周辺には出店も軒を連ねる地域全体の運動会。白熱し、面白かった。住んでいる浜(集落)の誇りをかけ真剣勝負を繰り広げる。


大会が近くなると、各集落の大人たちはそろいのジャージで夜な夜な小学校や広場に集まり、トレーニングに励む。普段は酒ばかり飲んでいる漁師や公務員の親父たち、お母さんたちが一生懸命走ったり、飛んだりする。笑いも起きるが、勝ちたい気持ちは本物だ。


大会には老若男女が参加。当日は縄跳び、つなひき、タイヤのホイール転がし、オリジナル競技「愛の献ケツリレー」、子どもたちの100メートル走など様々な競技が行われる。得点方式で総合優勝が決まるのだが、最後に行われるメインイベントが地区対抗リレーだ。小学1年から中学3年までの男女各1人が代表選手となって出場する。


バトンを持って疾走する代表選手たちは羨望の的。


なかでも一位になってゴールテープを切る選手は、映画で見るアメリカの高校アメフト部のクォーターバックのように輝いていた。


あのキラリとしたあこがれの気持ち。この東京五輪からパラリンピックから味わいたいのだけなのだが。それもヨコシマなのだろうか。何が表か裏か分からない。少し混乱している。


まあ、前置きが長くなったが、この記事のタイトルにしたリードオフマン。もったいぶるつもりはない。小学6年生で身長170センチを超えていた自分。学校の体育の授業ではいつも列の最後尾だった。


今思えば、アホな子どもなのだが、秋山少年があこがれたのはそう、「前へならえ」の際、先頭が担当する手を腰に当てるポーズだ。


なぜだろう。「前ではない、俺にならえ!」みたいだと思って、ロックな魂を感じていたんだろうか。


しかし、どう考えても、最大級にデカい自分は先頭にはならない。くだらなすぎて口に出すことはなかったが、心の中で体育の時に密かにあこがれ続けた。


オリンピックのゴタゴタがくだらなすぎて。自分もくだらない話。

お付き合いくださった方、またまた、ありがとうございます。


選手の皆さん、コロナだし暑いし、大変な状況ですが、つちかったチカラを精一杯出せるよう祈っております。


競技が始まったら気持ちよく応援したいね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?