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ホドロフスキーが『リアリティのダンス』で現代に投げかける権威と周縁とフリークスと犬と私たちの心

アレハンドロ・ホドロフスキーの最新作『ホドロフスキーのサイコマジック』が4月24日にオンライン先行公開されると聞いて、重い腰を上げてUPLINK Cloudのホドロフスキー作品に手を付けました。

ホドロフスキーと言えば『エル・トポ』。カルト的な人気で、難解な印象があります。

そのホドロフスキーが少年時代をテーマに撮った作品が『リアリティのダンス』。1920年代のチリを舞台にした物語です。

しかし、これが幻想的と言うより幻想。ホドロフスキーの少年時代の幻想をそのまま映像にしたエピソードが連なるという印象の作品です。

でも、思ったより一つ一つのエピソードが面白く、全体としては意味がわからなくても見ていて楽しい。難解という印象ではありません。

ただ、振り返って考えてみるとやはりそこに何が描かれていたかを解きほぐすのはかなり大変。でも、いまホドロフスキーがこの時代をモチーフに選んだ意味はなんとなくわかったと思います。

そんなことを書いた記事はこちら。

やっぱりホドロフスキーはすごいなと思うので、みなさんも食わず嫌いはやめてぜひ見てください。

リストはこちらをどうぞ。ホドロフスキー関連作品は3本をラインナップしています。

この作品は他のVODでも見ることができます。


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