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大人数が一斉に食事をするだけの映画『聖者たちの食卓』が世界を映していると言えるわけ

インドのシク教寺院で400年以上続けられている、寺院が用意した食事をたくさんの人々が一緒に食べるという行事を映したドキュメンタリー映画『聖者たちの食卓』。

比較的短い作品で、難しいところもなく、映像が綺麗なので、今回のUPLINK見放題の中でもぜひみんなにサラッと見てほしい作品のひとつです。

さらっと気持ちよく見られる作品ではあるんですが、見ると色々考えさせられるところがあり、今はこんなみんなで会食なんてできないから尚更かもしれないですが、大人数でご飯を食べることって意味があるんだなと思います。

以前書いた感想はこちら。

ここにも書いたんですが、食事を作ってみんなで食べて片付けるという一連の行為を淡々と映しただけの映像から感じるのは、食べるとこ自体が外部との関わる行為であるということです。動物は食べることによって自分の外の世界とつながる、宗教的な映画なので宗教的に聞こえてしまうかもしれませんが、そうではなくて物理的に外とつながる行為の最たるものが食べることなのです。

そんな事を考えながら、今の暮らしに目を向けて、ウイルスを含めた外の世界とどう関わるべきなのか、改めて考えないとなと思った次第です。

UPLINK見放題作品リスト、思いの外、沢山の人に見てもらえているようなので、やる気が出てきました!「いいぞ!やれ!」という方はコメントなり支援なりしてもらえるとさらにやる気を出しますのでよろしくおねがいします。

UPLINK以外でも見れますので、こちらもご参考に。


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