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#縄文 noteまとめ

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縄文に関するnoteで面白そうだなーと思ったもの、面白かったものをまとめていきます。
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#浅間縄文ミュージアム

#わけわかんない縄文の写真展

約一ヶ月をかけて主にインスタで投稿していただいた「#わけわかんない縄文」写真、浅間縄文フォトエキシビジョン。たくさんの投稿ありがとうございます。その中から、縄文ZINE:望月と、(株)アマナ:佐々木上席執行役員と、浅間縄文ミュージアム:堤館長とで協議した結果、大賞と各賞を決めました。 インスタ投稿という、インスタをあんまりやっていない縄文ファンにはハードルの高かった企画なのでは、と不安しかなかったのですが、400点ほどの投稿をいただき、胸をなでおろしました。「いろんな人がい

釣手土器は生活と「まつり」をつなぐ縄文人のアート

長野県の御代田町にある浅間縄文ミュージアムで開催中(2019年4月21日~9月1日)の「縄文人間」展に行ってきました。 いろいろな土偶やら土面やら人面把手やらがあり、そのことは別のところに書きましたので、こちらもぜひお読みください。 それはさておき、この展示で一番惹かれたのは実は釣手土器でした。 釣手土器というのは、器の上に「釣り手」がついていて、手に持ったり吊り下げたりできるような形状の土器です。奥に写っているもののようなシンプルなものが多いのですが、中にはゴテゴテと

焼町土器の真髄がここに-浅間縄文ミュージアム

浅間縄文ミュージアムは、軽井沢からしなの鉄道で3駅の御代田駅から歩いていけるアクセスの良い博物館。御代田町の公民館「エコールみよた」の中にあり、観覧料は500円です。 常設展は1階が「浅間山麓の縄文文化」、主に御代田町で出土した土器が豊富に見られます。それほど大きな町ではないのに、早期から後期までかなりのボリュームの土器が出土していて、縄文時代は住みやすい場所だったんだろうなぁと想像が膨らみます。 早期から前期の尖底土器群にもいい状態のものが多いです。 滝沢遺跡の耳型土

#わけわかんない縄文

推理小説なら、たいてい最後にはトリックが解けて犯人が判明する。どんなに難解な数式だって、いつかは誰かがその答えをみつける。餅界のポアンカレ予想と言われた「信玄餅のきな粉の飛び散らない食べ方」でさえ正解はある。問題があったら答えを求める。それは、誰にとっても当たり前の考え方だ。 縄文時代はそうはいかない。なぜ土器があんなことになっているのか、土偶とは一体なんなのか、なんで彼らはあんなことやこんなことを飽きもせず続けたのか……。わかりやすい絵も文字もなく、使われていた言葉もわか