昭和をカタルシス[6] 空想、掘り炬燵
もし今、居酒屋を始めるのなら、靴を脱いで上るスペースには、
必ず“掘り炬燵”を置く。これが、大事な集客ポイントらしい。
何故なら、団塊ジュニア最後の昭和49年生れ(現39歳)をピークに
人口は減少し、若者が減っていること。さらに、30歳までの若い
人に、お酒を飲む習慣を持つ人が少なく、居酒屋離れが顕著な事。
反面、団塊の世代を初め年配者は、お酒を飲む習慣を持っていて、
居酒屋に行く人も多いが、加齢と共に足腰が弱まる人も増えて、
足に優しい“掘り炬燵”のある店が選ばれやすい