「なんちゃってユーザー目線になってたかも」Xデザイン学校ベーシックコース振り返り#2 2022

自分ごと化するにはその組織や状況に身を投じるのがベストなの?

エスノグラフィ(=組織の準メンバーとして参加して自分ごと化すること)の話がありその話を聞いて、自分は今まで自分ごと化したつもりになってたかもなぁとドキっとしたし、「あーーなるほどそのやり方いいかも!」と少し感動した。
これまでサービスを作るときとか企画に参加する時、また実装をするときに描くシナリオでは「きっとユーザーはこう思うし、こんな行動をするだろう」となんとなく描いたユーザー像でものづくりをしていた。結果、直接的に「求めてたのはそうじゃない」と言われたことはないけれども、そう思われてたこともあるのかなとソワソワしてしまった。
自分の想像したものだけでは不十分で自分ごと化した「つもり」(=なんちゃってユーザー目線)で、本質は捉えられていなかったかもしれない。

エスノグラフィを活用することで、自分ごと化しそれをプロダクトに反映させることは納得した。確かに本質を捉えるには必要な方法だとも思う。
が、最初聞いた時は「そのやり方いいかも!」と思った一方で、組織や状況に身を投じるには時間もその分かかるしクライアントワークの場合は難しいのかなぁとも思った。そこはヒアリングや行動観察を重点的に行うのかな。(別物だけど)
やってみないと分からないけど、寸劇でもしてみようかな。

余談だが、俳優さんとか演者の人はその役に入り込んで演技に反映させている。どうやって役に入り込んでいるんだろうと脳内を開けてみたくなった。

「良い」を言語化すること

今回のワークでは「筋がいいと思うプラットフォームビジネスを分析する」というものがあった。
各自「いいな」と思うプラットフォームを分析するワークだったが、その中で自分が「ここがいい!推しポイント!」を言語化する必要があった。

普段なんとなく使っているサービスは多分どこかに「いいな」と思っている部分があるから、利用しているのであってそこを言語化するのは「これだから良いと思う」を論理的に話すトレーニングにもなった。

私はUber eatsを挙げたのだが、「出前館との違いは?」を問われた時に恥ずかしながら答えられなかった。浅野先生が「例えば……」と色々と例を挙げるたびに「なるほど確かにそうだ!」と視野が狭かったところが少しずつ広がる感覚で嬉しかった。
その夜はUberではなくて出前館を利用して炒飯食べた。

まとめ

講義は「エスノグラフィと行動観察」、ワークは「筋がいいプラットフォームビジネスを分析する」だった。
今回の講義とワークで以下2点自分の気づきと新しい疑問が生まれた。

気づきとこれから

  • 今までなんちゃってユーザー目線になっていたかもしれない。

    • 可能であればその組織に身を投じてみる。叶わないなら行動観察やヒアリングを頑張る。

  • 「良い」を言語化するのはトレーニング

    • 生活の中で「これいいなぁ」と思ったらなぜいいのか・どこが素晴らしいのかを言語化したメモをするようにする。

疑問

  • エスノグラフィを実行するにはお金や時間もかかるけどこれはクライアントワークや事業によっては限界がある?

    • 例:家を売るサービスを作るときに実際家を購入しないといけない?!等

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