前回は『活眼活学』でちょっと知恵熱が出たため(笑)、というわけで、今回はまた岩田松雄さんの著書を読んでみました。
スタバの元社長ですな。『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』にも書いてあったけど、この方の考えた方や姿勢は本当に好き。『ビジョナリーカンパニー2』にあった、経営者としての姿勢や強い会社の作り方をそのまま実践しているかのようで、読んでいて気持ちいい。第7章までで構成されているけど、やっぱり第1章の『ミッション』への考え方と第4章の『人事』の考え方がとにかく印象的だった。この本の要旨を一言で表すなら、『経営は、ミッションの共有をして浸透させていくことが肝となり、そしてそのためには人事での採用や昇格での判断が重要である』、かな。
そのほか、本のタイトルの通り結構社長としての実践的な経営のコツが書いていって、まぁそのへんは僕はわかんないんだけど、ステージが変わった時に読むとまた面白いんだろうなと思った。印象に残ったところ、書いていきます。
第1章:ミッション
ミッションの共有をしていればマニュアルもモチベーション管理もいらないわけだよね。それを人事評価につなげることで、会社の中にミッションへの信頼感が増すという好循環が生まれると。
そして意外にも、ミッション・ビジョン・バリューの3本立てはうちの会社もできている!笑
第2章:戦略立案
キャッチーなワードでの浸透って今、身に染みています・・・仕事での立案した戦略のタイトルが浮かばず。。。
クイックヒットについては今の常務が凄く意識していることだと感じた。あとそういえば、1on1ミーティングもうちの会社取り入れているわ。まぁまぁイケてるな笑
第3章:マーケティング
第4章:人事
西郷隆盛の名言はいいなぁ。
第5章:マネジメント
「経営者の器以上に企業は大きくならない」―――これは響くねぇ。経営者が信頼できなかったらその部下としては矛先を失うからね。
第6章:経営者のあり方
経営にはミッションの共有が大事であり、それに基づく企業風土を盤石にするには新卒採用が大切だと。新卒として、少し思うところがあった。
第7章:ベンチャー経営
冒頭にも書いた通り、この本は経営者向けの実践的な指南書。ただ根底にあるのは当然依然読んだ『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』であるわけだから、これは両方もう1回読みたくなった。
"読書の夏”―――
現時点で読みたい本が複数ある。次はね、、、一旦ビジネス書を離れて、話題のあの芸人さんの本を買うかもだよ。