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娘が生まれました

先々週、妻が無事に第一子を出産した。出産を支え、祝福してくださった全ての方にまずお礼を申し述べたい。妻は計画無痛分娩で前日に入院し、出産の5日後に退院して娘と共に元気に家に戻ってきた。出産時には私の立ち合いも可能だったが、入院中の面会はできず、寂しい限り。産院が近いこともあり、毎日でも面会に行こうかと思っていたのに。

出産直後、妻は感極まって号泣していた。私が分娩時の様子を妻のiPhoneでビデオ撮影していたが、ビデオを見返す度にもらい泣きしているらしい。無限に泣けるね。私は妻と娘の退院後、娘の世話と自分の世話で手一杯だし、それで満足しているので、分娩時に自分が撮った写真もビデオも見ていない。それに、実際に立ち会った時のことをよく覚えているので。

退院後、妻の母親が付き添ってタクシーで妻と娘を私の家まで送ってくれたので、私は速やかに市役所に向かい、出生届提出等の手続を済ませた。命名の由来として、私が古典文学等々をいろいろ調べたが、妻は大して関心がない様子。その翌日、児童手当や健康保険証等々に係る諸々の手続のために職場にも行く。ついでに職場の人たちにも娘の誕生のご報告。

この時期は職場全体が極めて忙しく、部署によってはゴールデンウィーク返上のところもある。同僚の1人は、先日突然の頭痛に襲われ、仕事を1日休んだ、とのことだった。病院に行って検査もしたが、コロナウイルス感染ではなかったので、「過労だから大丈夫」と言って次の日出勤してきたらしい。休めよ。「過労だから大丈夫」って何?

同僚たちには疲れたら休んでほしいし、私は疲れる前に休む。ただ、育児は疲れたからと言って休めないのが辛い。むしろ産褥婦の妻の方が元気な様子。分娩時に700ccも出血して、会陰切開もしてたのに。私の体力がなさすぎるだけだった。私は段取りが悪く手際も悪いし、そのうち娘に大きな怪我をさせたりするかもしれない。怖い。そんなことになるくらいだったら、育休をやめて仕事に行った方がいいような気さえする。

仕事ができない男性は育休を取っても育児ができないし、仕事ができる男性はそもそも育休を取らないのかもしれない。いずれにしても妻にばかり育児の負担がかかっている気がする。育休を投げ出さず、育児をし、娘を元気に育てることを目標にしたい。

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