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別にエモくない

エモくないよな。

だって別に旅に出るからって、今生の別れでもないし、普段から何ヶ月も会ってない人もいるわけで。
今年の下旬にはもう普段通りの生活に戻ってるし、なんなら仕事は続けながら行くし。

でも、やっぱり色々と(一旦は)最後になるわけで、今日は千鳥温泉の掃除がそれだった。

19時くらいから桂さんが誘ってくれた餃子の会で腹いっぱい飲み食いして、こうちゃんが21:30から番台やから、何となくみんなで歩いて帰ってたら誰からともなく「千鳥温泉の前で写真撮ろうよ」ってなったのがトップの写真。

別にエモくないって思ってたけど、実際ちょっとエモかった。

でも、よくよく考えると自分自身まだ明日の朝にはベトナムに向かっていると実感もなく、つまりしばらくみんなに会えない的なエモさではなく、これはきっとあれだ。

、、、葬式だ。

葬式だ。

こうやって俺がしばらくいなくなることで色んな人が気にかけてくれたり、行く前に会おうって言うてくれたり。
これは葬式に似ている。
俺は旅に出ることで擬似的に死んでいる。
人々の生活から。

それを偲んでくれているのだ。

俺はそれが嬉しい。
少なくとも俺がその人を大事にしたいなと思っている人々が、俺に対して同じ態度だったことがたまらなく嬉しい。
人生の目標をすでに達成したようなものだ。


そしてこの日記を書いている今、朝ランニングから帰ってきたところである。
明日の朝早く出発なので、今日が一旦ラスト。

いつものこすけ、しらこさんに加えて小堀さんとまつりちゃんも来てくれた。

ほら、影が5つ

最後は寝坊せず、走れてよかった。

つづく!

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