69日目_イエローカード取得【ポルトガル/リスボン】
4/3(月)
夜行バスの中ではぐっすり眠っていたようだが、ぎゅうぎゅうだったのもあり身体がしんどい。
しかも予定よりかなり早く、朝の6:30くらいについたのでまだ薄暗い。
さて、リスボン市街へ向かうか。
リスボンへ
寝ぼけ頭だったのでどこから市街へ行ったらいいのかわからず、なんかかっこよかったので駅のホームみたいな所にきたが、ちょっとよくわからないので降りた。
とりあえずおしっこがしたいと思っていた事以外あまり覚えていない。
グーグルマップで調べて、地下鉄でいけるぽいので切符を買い乗車したはず。
リスボン市街に到着する頃には明るくなっていた。
海の見える街
そうか、リスボンは海の見える街なのだ。
ろくに街のことを調べずにきたので、坂道から見えた海に驚いた。
そして、同時にとても楽しみになった。
海の見える街はほぼ100%大好きになるのだ。
インドのムンバイも、ジョージアのバトゥミも、エジプトのアレクサンドリアも本当に大好きな街だ。
きっとリスボンも大好きになってしまうんだろうな。
まずは
朝ごはんを食べに来た。
パンの表面にも薄っすらとバターが塗られており、食へのこだわりを感じた。
友達からポルトガルはご飯が美味しいと聞いていたのだが、朝ごはんを食べて更に楽しみになった。
イエローカード
そうそう。
先延ばしにして忘れていたが、そろそろ本当にイエローカード(黄熱ワクチン接種証明書)を取りに行かないとまずい。
ということで朝からやってる病院に向かう。
見知らぬ土地のニッチ情報は足で稼ぐのが1番だと信じているので、ここでは打てないだろうとは思いつつも受付の男性に聞いてみた。
すると案の定「ここでは打てない。私立と公立があって、公立のホスピタルに行ってみてくれ」との返答。
サン・ジョゼー病院
3つあるうちの1番近いサン・ジョゼー病院へきた。
結構広く、とりあえず外でタバコを吸ってる関係者ぽい人に話かけてみた。
すると
「この道を右に行って、突き当りを左に曲がったところに行ってみて」
と返答があった。
大丈夫かなと思いながら、そんなに忙しくなさそうなので、とりあえず受付に聞いてみた。
「ここじゃない、本棟の方に行ってくれ」
そう、基本的に海外では教えてくれることが正しいとは思ってはいけないのだ。
再度本棟へ。
次は受付の人に聞いてみた。
「ここじゃないよ。エマージェンシーの方に言ってね」
めげずに再度エマージェンシーへ。
「本棟に行ったらワクチンはエマージェンシーに行ってと言われたんだけど、もう一回確認してくれませんか」
さっきのスタッフにそういうと色んな人に聞いてくれて、1つの場所を教えてくれた。
ここにある「CONSULTA DO VIAJANTE」に行けばいいらしい。
CONSULTA DO VIAJANTEへ
正直この情報も半信半疑だが、ここの病院で得られる情報はもうないので向かうしかない。
CONSULTA DO VIAJANTEにはバスで30分くらいだった。
これはめちゃくちゃ期待できそうだ。
中に入ると「アポイントはある?」と聞かれた。
すぐに打てないパターンだろうかと不安になったが、アポイントの費用がかかるけど、今日打てるわよとのことだった。
お医者さんからの問診みたいなのもあって、黄熱ともう1つよくわからないワクチンも打とうということに。
料金を支払いいざ接種。
ちなみに料金は150ユーロ(21,000円)とかなり高額。
「特に大きな副作用があるようなワクチンじゃないけど、多少熱が出たり頭が痛くなる可能性はあります」と説明を受け、無事終了。
もしリスボンでイエローカードを取得したい人がいたらここに行ってほしい。
昼ごはん
もう今日はやりきった。
昼ごはんを食べようとレストランを探したが、せっかく病院にいるのだから、食堂みたいなところに行きたいと思った。
その方がその街に暮らす人がいつも食べているご飯を食べられるからだ。
しばらく歩くと敷地内にあった。
メニューがたくさんあるわけではなく、日替わりみたいな感じだった。
メインの煮豚みたいな料理にじゃがいもとお米を盛ってくれて、サラダ、スープ、デザート、水がついて6.25ユーロ(875円)とめちゃくちゃ安かった。
そしてめちゃくちゃ美味かった。
食堂のおばちゃんは東洋人が珍しいのか、ニコニコと接客してくれていい気持ちだった。
以前ノンフィクション作家の高野秀行さんに「海外の言葉で、挨拶を抜きにしてコミュニケーションを取るために1つだけ覚えるならなんですか?」と質問したことがあって、その時の答えが「美味しい」だったので、この旅からちょこちょこ現地の言葉で美味しかったですと伝えることにしているのだが、ここでもやってみた。
スマホでポルトガル語の「美味しかったです」を調べると「エスターヴァ・ゴストーゾ」だった。
帰り際におばちゃんに向かって「エスターヴァ・ゴストーゾ」と伝える。
するとおばちゃんはもちろん、周りのお客さんも笑顔になってくれてとても幸せな空気感になった。
確かにいつも行く喫茶で、見知らぬ外国人が「オイシカッタデス」とか言ってたらめちゃくちゃ微笑ましいよなと思った。
これからも続けていこうと思った。
チェックイン
チェックイン時間が近付いてきたのでドミトリーに向かう。
住所を見ようとbooking.comを確認するとメッセージが来ていた。
今日はぐっすりと眠りたいのだが、それは期待できないらしい。
もちろんパーティの準備もできていないので、今から準備しないといけない。
なかなかハードな夜になりそうだ。
※チェックインすると普通のドミトリーだった
それから
それ以降はちょこっと仕事の追加修正があった以外は特にすることもなかったので、ぶらぶら散歩したりご飯を食べたり、夕焼けが綺麗と教えてくれた広場に行ったりした。
晩ごはん
宿の近くにいい感じのレストランがあったのでそこに行ってみた。
ラムのグリル、ポテト、サラダ、ライスとサングリア。
ここもめちゃくちゃ美味しかった。
夕焼けを見に行ったら、昼間に見たバンドがまた演奏していた。
夜行バスで疲れていたので、帰ってからはすぐに寝たが、1日でリスボンの虜になってしまった。
明日は丸1日何もすることがないので、適度に「何にもしない」をやりつつ、リスボンの街を満喫したいと思う。
つづく!!
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