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48日目_芸術とは【イギリス/ロンドン】

3/13(月)

目を覚ますと肩はややこっているものの、身体はすっかり軽くなっていた。

今日は10:20から大英博物館の予約を入れているので、それに合わせてゆっくり起床するつもりだったが、いつものように早めに目が覚めてしまったのでそのままの勢いで仕事をした。

朝から仕事が進むと気分がいい。
いい気分のまま大英博物館ドミトリーを出る。

出発

ちょっと早めの電車に乗れたので、まずは大英博物館じゃなくてキングクロス駅に向かった。
ここには「ハリーポッター」でホグワーツ魔法学校に向かうための電車に乗り込む「9と3/4番線」があるのだ。

有名なやつ


こんな感じで記念撮影をしてくれる。

私は恥ずかしいので撮らなかったが、係員さんのカメラと(渡せば)自分のスマホで撮ってくれて、カメラで撮った写真を買うか買わないかは後で判断するという観光地システムはどこにでもあるんだと感動した。

ハリーポッターの大ファンという訳では無いが、やっぱり知ってるし、子どもの頃思い描いた想像もつかない国の、想像もつかない駅の、想像もつかない乗り場を大人になって見にこれたのはすごく嬉しい。

大英博物館

キングクロス駅から20分ほど歩くと大英博物館の裏手が見えてくる。

これは後で撮った正面

一応予約は10:20に入れていたが、確認されることもなく荷物検査をして中に入ることができた。
ちなみにロンドンのほとんどの美術館/博物館は入場が無料になっている。
その代わりに併設のカフェで食事をしたり、入り口の寄付ボックスにお金を入れたりする。

大英博物館は広すぎて1日では見きれないので、ピンポイントに行きたいところを決め、それを巡る途中で気になったものがあればじっくり見るという作戦にした。

まずはラムセス二世の像からだ
エジプト熱が来ているのでエジプトゾーンは面白かった。

想像より大きい
ロゼッタストーン

ヒエログリフ解読のきっかけとなった石板である。こんな名前だけは誰でも聞いたことあるような有名なものがたくさんあるのだ。

モアイ像

イースター島から持って帰ってきたらしく、返して欲しいと言われているらしい。

せっかくなので昼ごはんを食べた。

野菜たくさん

まだまだいっぱい見たが、載せきれないので次へ!

ナショナルギャラリー

大英博物館から20分くらいなので歩いた。
ここも入場は無料で、寄付を募っている。

こっちからは入れなかった

ナショナルギャラリーはロンドン有数の「絵画」の美術館であり、モネ、ドガ、ターナー、ゴッホなど素人の私でも聞いたことのある、そして見たことのある絵がたくさんあった。

ゴッホのひまわり


中でも一番楽しみにしていたのがターナーの「雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道」である。

すごい

この絵が描いたのは写実的な一瞬ではなく、超現実的な一瞬であって、、
つまり写真で切り抜いたような綺麗な絵ではなく、人間の目で見たような一瞬なんだなと思った。
本当に精巧なものよりもリアルという。

思わず見入ってしまった。

また、絵を模写している人が何人もいたのが印象的だった。
日本ではあまり見られない光景だが、これはとても贅沢だなと思った。

あとはヴィクトリア・アルバート博物館も行きたかったが、それは明日にする。
今日は日本にいる妻と電話する約束があったので、お酒とかご飯を買って早々にホテルへ。

いい過ごし方ができた。

今日はたくさんの芸術と呼ばれるモノを見てきた。
「芸術とは何か」みたいなことを言うつもりはないし、多分言えないが、自分の中の何かをアウトプットするのは間違いないと思う。

今日、私自身も自我が揺れ動く様を意識する出来事があったのだが、それをこうやってちょっとでも残したいというのは芸術だろうか。

わからん。

つづく!

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