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30.5日目_お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか【オマーン/マスカット】


23:00出発予定だったGO FIRSTのムンバイ→マスカット便はおよそ40分遅れで出発した。

そしてなんと「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか」が発生したのだが、無事に容態が安定したようで一安心。

所要時間は3時間だが、時差があるので2/24の深夜1:00過ぎくらいに到着したことになる。

深夜の空港

オマーンの首都、マスカットにあるマスカット国際空港。
ここは搭乗ゲートこそ多くないが、中東らしいリッチな空港だった。

ちなみに「オマーン国際空港」というのはないらしく、オマーンにある国際空港という意味ならばここ、マスカット国際空港がそれに該当する。

到着したゲートから入国までは少し歩いた。

怪しく光る通路

arrivalの表示がないが、みんな行ってる方向へ進む。

広くて綺麗な通路

今日は朝10:10のドバイ行きに乗ることになっているので空港で夜を明かす予定だ。

深夜の空港の入国審査は人が少なくてスムーズなイメージだったのだが、オマーンはかなり人が多かった。
入国審査のレーンは大きく分けて4つあった。

1.オマーン人専用レーン
2.ファミリー(?)レーン
3.海外からの来訪者専用レーン
4.ファーストクラス/ビジネスクラス用レーン

私は恐らく3なのだが、ものすごい列だった。
更に進みも遅い。

そこで思いついた。

どうせ入国してから空港泊するなら、ここの広いソファで仮眠をとればいいんじゃないか?

これは自分で言うのもなんだが名案だった。
理由としては2つある。

まずここは国際線の到着ゲート付近だということ。
誰でも入ってこれる空港のチェックインカウンター付近に比べ、危ない人は限りなく少ないはず。

次に全然混まないこと
空港泊をしたことがある人は知っていると思うが、まぁまぁの人数が毎日空港で夜を明かす。
つまり長い椅子とか寝心地がいい場所は争奪戦なのだ。

それが到着ゲート付近はこの通り↓

寝るために作られたかのような椅子

枕までついている!
ここで仮眠をとりつつ、入国審査の列が短くなるのを待つことにした。

ドキドキ入国

入国審査の列はいつまで経っても短くならない。
深夜だというのにどんどん人がやってくるのだ。
あと進みがめちゃくちゃ遅い。

一時間くらい寝たが、列はむしろ長くなっていた。

もしかして、このまま仮眠していると一生入国できないのでは?
入国後、チェックインカウンターでチケット発券、荷物検査、出国審査をしないといけない身としては多少の仮眠はするがあんまり長居はできないのだ。

諦めて列に向かう。
しかし何とかしてこの長蛇の列を飛ばせないか。
そのまま並ぶのはなんか嫌だったので、ダメもとで係員さんに「私はどこに並べばいいですか?」と聞いてみることにした。

すると予想外の返答が。

「ここを真っ直ぐ行って右側です」

そこはファーストクラス/ビジネスクラス用レーンだった。
疑いつつもレーンを進むと5人くらいしかならんでいない広めのゲートが出てきた。

順番はすぐやってきて「あなたはファーストクラスもしくはビジネスクラスですか?」と聞かれた。
まぁファーストクラス/ビジネスクラス用のレーンなので当然の質問だが、もちろん違う。

「違うけど、日本人はここに行くようにと係員さんが案内してくれたよ」

と言うと、私の後ろに誰もいなかったのもあり審査に入ってくれた。

ビザなし入国

一応事前に調べてはいたのだが、オマーンは恐らく14日間以内ならビザなし入国ができる。
そういうページを見たので安心していたのだが、今もう一度調べると電子ビザを取らないといけないとか、到着ビザは停止中とかネガティブな情報が出てきた。

まぁ入国審査の最中にもう何もできないので、堂々と振る舞うことにした。

「何日いるの?」という質問に対してすかさず今日出発なので一日しかいないんだ。と返答。

なんか時間がかかって不穏だったが、スタンプをもらうことに成功した。

ありがとう日本のパスポート!

オマーン

オマーンは空港の周りもめちゃくちゃ綺麗だった。

空港前の広場

景色も見てみたかったが、深夜なので空港敷地からは出ず、すぐに屋内に戻った。

綺麗な空港

チェックインカウンターの階を探し、そこで仮眠を取ることにした。

チェックインカウンターの階

とても綺麗で、人もあまり多くなかったので安心して寝れた。

起床

目が覚めると7:00前だったのでそろそろチェックインの準備をする。

その前にまた外を見に行った。

空港からの景色

暗い間はよく見えなかったが、周りに山があって大陸の雄大さみたいなのを感じた。

そして出国へ

ここからドバイ経由でジョージアへ向かうのだが、今回は同じ航空会社なので自分で乗り継ぎをする必要がない。

到着予定の115分後に出発するという本来ならばタイトな乗り換えだが、入国審査、チェックイン、荷物検査、出国審査を飛ばせるため余裕を持って次の飛行機の搭乗ゲートへ向かうことができる。

カウンターでしっかり2枚チケットを発券してもらい、そのまま乗り換えができることも確認した。
※この旅では格安の航空券ばかり使っているので、入国なしの乗り換えは初めてだったのだ

ラウンジ

荷物検査も出国審査もスムーズに終わり、いざラウンジへ。
このラウンジに行くために早起きしたのだ。

目的はシャワーとご飯である。

昨日の23時発だったため、まだシャワーを浴びれてないのだ。
ここのラウンジではシャワーは無料で提供されていて、タオルも貸してくれた。

ホテルのような通路

お湯がかなりヌルかったが、勢いもよくシャンプーなどの備品も揃っていたため大満足だった。

シャワーでスッキリしたところで次は朝ごはんを食べる。

オマーンの通貨を持っていないので、ラウンジは本当に助かった。

盛りだくさん

不足しがちな野菜もたくさんとれ、朝から豪華な食事になった。

いいバイキング

時間はまだまだあったのでラウンジで仕事を少し片付け、余裕を持って搭乗した。

つづく!

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