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勉強漬け

この土日で終わらせたいテキストがあったので、2日間かなりガッツリ勉強をした。

勉強もしたし、勉強のこともよく考えたので、それも併せて書いておく。

勉強内容は主に世界史/世界遺産の暗記なのだが、大学受験を指定校推薦で回避した俺は、当初テキストを買った時「暗記系の勉強ってどうすればいいんだ?」と固まってしまった。
とりあえずパラパラとめくったが、これって本当に定着しているのか?という不安が強かった。

そこで思いついたのは身体で覚えるということだ。
最近ベースの練習をしていて思うのだが、身体で覚えた感覚は表層の記憶よりも強い。

そこでフィジカルな勉強方法を思案し、単語帳を作成することにした。
単語帳とは、お寿司程度の大きさの紙の表に伏字で解説を書き、裏側に正解を書くあれだ。

表:世界最古かつ最深の湖は□□にある〇〇
裏:ロシア(にある)バイカル湖

こんな感じ

駅前のワッツで単語帳を買い、高見イオンのマクドナルドへ。
まずは野菜補給でポテトLを食べ、作成に取りかかる。
ここで誤算が発覚。

単語帳の輪っかが外れないのだ。
単語帳といえば皆さん、お寿司程度の大きさの紙が数十枚一つの輪っかで閉じられているのをイメージするかと思うのだが、あれって普通外れないものなのだろか?
俺は100均で70枚綴3セットを購入していたので、つまり言葉を選ばずに言うと”安物なので”外せないのだと理解した。

元から小さい紙なのに、輪っかの部分を気にしながら記入するなんて可能なのだろうか。
最初から不安に駆られたが、結論を言うと逆にこれが功を奏し、俺はフィジカルベースの大量暗記を実現した。
書くのが困難だからこそ、つまり苦労して書いたからこそ身体がよく覚えてくれたのだ。
これは根性論ではなく、本当に作業完了までの労力が大きいことと記憶の定着が相関関係にあると感じた。


最終的に単語帳3つ分になったのだが、その中で感じたことを。

まず予想通り書きづらかった。
ただし、書きづらい要因は紙の大きさや輪っかだけではなかった。
もちろん紙の小ささと輪っかは邪魔だったのだが、何よりの原因は俺自身にあったのだ。

よく考えると「紙に文字を書く」という行為自体が久しぶりなのだ。
署名をしたり、軽くメモを取るなどはあるが、大量(180ページ分くらいのテキストをまとめる)に文字を書く経験は、下手したら高校生以来だ。

そもそも小さい文字を上手くかけないし、何より手が痛い。
細かい文字を正確に書くために強く握るので中指の爪根本の側面が圧迫され、連続で書くのがキツかった。

そして進めるにつれて手の筋肉が悲鳴を上げてきた。
スキル、体力の両面から俺は適性を失っていたのである。

土曜日は昼過ぎから夕方(13〜17)の4時間しかなかったのもあるが、全体の1/3程度しか終わらず、そのままラーメンを食べに行った。

今日は前から誘ってもらっていた「ら道本店」の日。
1日2組のみで、予約しようと思ったら2年とか待たないといけない人気店である。

うきょうが予約してくれ、こうちゃん、そうちゃん夫婦、あもんの6人で向かった。

チャーシュー
ラーメン

俺自身が4年ぶりくらいだったので、正直どんな味なのか忘れていたのだが、めちゃくちゃ美味しくて笑ってしまった。
また行きたい。

それから大臣がサボテン堂じゅんびしつに来ているので俺も向かう。
しばらくまつりちゃん、大臣と話していると掃除から帰ったこすけと麻雀牌を持った島津くんがやってきた。

小さい牌

結局朝までやって帰って寝た。


日曜
昼前には起きて自宅で単語帳の作成を進めた。
しかしこれは愚策だった。
自宅には”気になる”ものがめちゃくちゃ多くあるので、全然集中してできないのだ。
大して進まず、とりあえず腹ごしらえをする。

昨日の昼ご飯として作り、余ったホットケーキを今日も昼ご飯として食べる。
金曜の夜、パフェを作った時の材料が余っていたので豪華なホットケーキだった。

土曜日の本気ホットケーキ、美味かった

昼過ぎ、阪神野田のドトールへ行き、単語帳作成を進める。
明らかに昨日よりも慣れてきている反面、体力は確実に消耗しており、コンディションはまずまずといった感じだった。

しかし、ここでは環境が味方をしてくれた。
周りに勉強している人がめちゃくちゃ多いのだ。

昨日のマクドナルドは(当たり前だが)小さい子どもが多く、勉強しに行く環境ではなかった。

今日は一緒に頑張っている人たちがいるし、なんか穏やかな音楽が流れている。

約5時間、ドトールで粘って全体の90%まで進んだ。
ご褒美に松の家でカツ丼を食べ、風呂掃除をしてから寝る前に仕上げに取りかかる。

この「眠る前にここまでやりたい」という感覚がとても懐かしかった。

勉強、普通に頭も良くなるのに、気分も良くなるので本当にいいなと思った。

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