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鬼木フロンターレを読み解く講座vol.22〜連覇しても、なお。優勝後の2試合で貫いた哲学と、来季に秘めた悔しさ。

鬼木フロンターレを読み解く講座の第22回目となりました。

今回で2018年シーズンの振り返りは完結です。優勝が決まってからのリーグ戦残り2試合の話をしたいと思います。

結論から振り返ると、最終的に2位のサンフレッチェ広島との勝ち点差は「12」でした。

 リーグ1位の総得点57、リーグ1位の総失点27。最多得点と最少失点もリーグトップを記録したのは、2005年に18チーム制になって以降、2シーズン制の15年、16年を除いて史上初。完全優勝達成とも言われています。素晴らしいシーズンだったと思います。

その年のJリーグの年間表彰式「2018 Jリーグアウォーズ」では、Jリーグ最優秀ゴール賞を大島僚太が受賞し、Jリーグベストイレブンには同一クラブで過去最多に並ぶ7人が選出。注目されたJリーグMVPには、リーグ連覇に貢献した家長昭博が初受賞となっています。

 そんな強さを見せてくれた2018年の鬼木フロンターレが、残り2試合をどう戦ったのか。そして何を語ったのか。そんな2018年の最終講座です。

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鬼木フロンターレ読み解き講座マガジン

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では、どうぞ。

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